2007年11月2日
しぇるぱ単独
山域:岡山県矢掛町・浅口市

岡山県南、地蔵岩ヤッホー公園、遥照山ようしょうざん

 

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地蔵岩ヤッホー公園いま、中国地蔵を巡っております。先ほど、鴨方駅から南の明王院に寄ったばかりです。
明王院はびっくりするほど大きな寺で、岡山県の天台宗の寺の総元締めなんだそうです。
鴨方町は合併して浅口市と名前を変えました。浅口郡の名前から新市の名前を持ってきたようです。
他県の人間には、鴨方町や金光町は聞き馴染みがあるが、浅口郡と郡の名前を言われてもわからない。だから、浅口市と言われても、どこにあるのかピンとこないよ。
これから行く山は浅口市と北の矢掛町との境界の山なんですよ。
ほら、駅前や市街地から山の頂上に天文台が見えている、あの山に登ろうというわけです。
ヤッホー公園駐車場ガイドブックの案内では、通常は金光駅から登って戻ってくるようになっている。市街地の郊外となるとねぇ、駐車場所に苦労しそうだなぁ。
山の北側から登るコースもあるのだそうな。そっちのほうが駐車場にはゼッタイ困らないぞ。そっちから登ることにしよう。
地蔵峠のトンネルを潜って矢掛町の領域へ、先日、高滝山に登ったとき、このトンネルを通った。ヤッホー公園と言う不思議な名前の看板に印象が残っているですよ。
トンネルを出てすぐに地蔵岩ヤッホー公園の案内がある。さぞかし、ヤッホーとこだまが返ってくる公園なんだろうな。
県道を離れてすぐに右折する。右折して右折だから、反転して街道と並行に登って行くのだと考えてちょうだい。
舗装路なんだが、両脇からススキが垂れて道が狭くなる。こんなところで対向車が来て擦れ違う、こんなことは想像もしたくないよね。
地蔵岩駐車場に到着して、トイレもある。案内板を見ると、さらにこの奥にも駐車場があるそうだが、帰りのことを思うと、あまり奥には止めたくない。ここでええか。
登山道分岐がすぐ傍にあって、もすこし奥にもうひとつ、木の階段の公園タイプの登山道だね。
奥の駐車場に到着、車はここまでしか入れない。
谷を隔てて、大きな岩が見える。これが地蔵岩なんだそうな。ここで地蔵岩目指してヤッホーと叫んで見たいが、人目があるのでみっともない、我慢しようね。
地蔵岩と名前があるが、地蔵の姿が見えるのでもなし、岩に刻んであるようでもなし、全体の岩の姿を地蔵に見立てたものなのかしら。
道は遊歩道に変わって、地蔵岩の下へ、アズマヤがあって、拝み堂がある
山の陰から天文台を奥の院ということで、岩の付け根へ鉄梯子が延びている。登ってみたが、まぁ、それだけのものだった。
岩の横の道を登って行こう。岩と岩の間に道がある。岩の隙間にお堂がある、名前が御滝地蔵堂
岡山県北部の荒戸山で、岩の露頭をタキという、こんな説明があったのを思い出す。御滝の意味はこれから来ているのかしら。
登り道は反転して、地蔵岩の頭めざしてて登って行く。道から岩の巌頭部に踏み跡が見える。滑って落ちたら痛いじゃすまない、寄り道するのは止めておくね。
ぐんぐん登って行って、天文台・阿部山・地蔵岩の分岐に出た。阿部山を目指すとしよう。
阿部山に登るということでね、ネットやガイドブック・地図をいろいろ調べたんですよ。
国立天文台鴨方の範囲にね、阿部山、阿部山西、阿部山東、阿部山中と地名がある。安倍晴明ゆかりの地、ということなんだそうです。
安倍清明は大阪は阿倍野に生まれたはず、宮廷に出仕していたから、こんなところに居るはずがないのだが、デモソンナノカンケイネェ オッパッピー 伝説とはそんなもんなんだね。
調べると、阿部山をみっつ見つけました。狭い範囲に阿部山が三つ、国土地理院の地形図の地名ばかりが正しいということじゃない、他にあっても不思議じゃない。
そのみっつの阿部山のうち、一番東で一番北の阿部山に登ろうとしているんですよ。
ここから阿部山への木の階段がある。今までの道は草がかぶさる道はなかったが、ここは草刈りをしてない、べらぼうに草が繁っているぞ。
イテテテ、イバラが刺さって痛い、痛い。このイバラ帯を突破しても、阿部山に登って、再びこの道を戻らなきゃならない。
遥照山を遠望片道なら辛抱もできるが、往復で痛い目にあうのはかなわない。止めた。どうしても阿部山に登りたいというわけでもないしさ。
さっきの天文台分岐まで引き返す、ここからはどっと下り道なんだよね。地蔵岩の頭で稼いだ標高を全部吐き出すのだよ。
登りでの階段の道は足に引っかかることもないさ。下りの階段は問題ありだぞ。
爪先が階段に掛からないように踵を高く上げなくてはならない、膝を送って、爪先を階段に載せるか地面を踏むか、タイミングを計りながら足を下ろさなきゃならない。
やっと登り始める、ここが最低地面なんだね。帰りの道のこともあるから道標をよく覚えておこうな。
ここからゆるゆるとした登りなのです。イノシシが荒らした道だが、阿部山への道を思うと、大違いだ、こんな歩き易い道はないよね。
地蔵峠駐車場にポンと出て、ここが天文台の駐車場、駐車場からは海が見える。
受付にはだれもいないぞ。事務所を訪ねよう。すみませぇん、見学じゃないのです、竹林寺山の三角点に行きたいのですが。
はい、どうぞ。自動車道路は行かないでください。見学者通路から行ってください。
これが見学者通路、登り詰めれば大径望遠鏡のドームが最高地点だよね。
カシミールで、竹林寺山とウェイポイントをGPSに転送して置いたのですよ。GPSを片手に、こっちの方向へ、もっと下の方向へ。
ありゃ、立入禁止、これより先所員以外入らないでください。
遥照山見晴台中径望遠鏡ドームのその向こうに三角点はあるらしいのだがね。入っちゃいけないとなるとどうにもならんね。
ま、ええさ、わたしは三角点コレクターじゃないもの、ダメならダメで諦めもつくさ。
視点を次の山に向けようぜ。あれが遥照山、通信塔があっちとこっち、どっちの通信塔が山頂なんだろうね。
遥照山には舗装路を行くしか道がないみたい。山の繁みの中を覗いてみるのだが、道があるような気配はないぞ。
ここが地蔵峠、四差路で、真っ直ぐこのまま舗装路を進んでいこう。
山頂部に遥照山ホテルがあって、人家もある。
遥照山三角点日月水火神社、社務所に名前にフリガナがあって、ヒツキキビ神社、正統の神道とは違うみたい、新しい教義の新興宗教だろう。
三角点は最高地点にあるはずだもの、神社の裏から登ればここも舗装路、水道のタンクがあって、通信塔の建設道路、管理道路、山の上は開削されていて、寺があるよ、両面薬師の寺なんだそうな。
三角点は、辛うじて開削をまぬかれたこぶの上、通信塔のフェンス際にありました。
こんな広々としたところにあるんじゃ興ざめだね、長居は無用、とっとと帰ろう。
天文台の駐車場まで帰って、ここからがやっと山道なんだよ。
最低地点の分岐まで行くと進みすぎる、その手前の分岐から道を取ると駐車場の手前に降りて行くのだよ。
ほら、トイレがすぐ脇にあるでしょ。ここが駐車場。あとは帰ろう。鴨方インターから尾道インターまで山陽道で帰ろう。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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