第２７番観音寺巡拝記

対潮院から次は観音寺です。
寺の前の信号交差点を右へ進む。左折すると、島の中央部を突き抜けるトンネルに行き当たるのだよ。
道は坂道になって、峠を越えることになる。峠を越えたところに、観音寺の案内看板がある。
場所は、因島バスの善徳寺下というバス停、これが目印になります。
案内に従って車を入れようとしたが、道が狭い、曲がり角の幅がちいさい、入るのをためらってしまうね。
よそ者が島の狭い道に入るとろくなことがない、車を置いて歩いて行こう。さいわい、道も膨らんでいるので駐車しても迷惑にはならないだろう。
ぐんと坂道、歩いてもなかなかに急な道だよ。車のアクセルは踏み込まなきゃならない道で、すぐに曲がり角がくる道だよ。
車を置いて歩いたのが正解だったね。
道を曲がり曲がって進むのだが、曲がり角ごとに風景・目印を覚えておいてね。帰りの道が判らなくならないようにね。
電柱に観音寺と案内のブリキ板があるが、風雨にさらされて錆び錆びになっているのだよ。でも、これが頼り、これがあるから安心して角を曲がれるのだ。
墓地があって、寺の屋根が見えて、背後に山が盛り上がっている。
山の名前が奥山、別の名前が観音山で、この観音寺の背後の山だから名前もそう呼ばれているのだろうね。
観音寺の前からは海が見えている。斜面はみかんの果樹園で、住宅と果樹園が入り混じっているのだよ。
石段を登って観音寺へ、石柱があって、それが門を示している。
本堂は小ぶりで、屋根がのしかかってくるような感じはなく、観音寺と扁額を掲げてある。

第２８番に進む	周辺の地図
第２６番に戻る
瀬戸内観音リストに帰る
山の寺に帰る
トップページに帰る