岡山、井原市、早雲の里散歩

09年6月28日

早雲の里荏原駅から千手院、法泉寺を
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
瀬戸内観音を巡拝しております。
いつものことだったら、寺のあとでどこかの山に登るのですが、今回は周辺に登りたくなる山が見当たらない。
こんな場合は自転車散歩だね。自転車を利用して寺を巡ることにしよう。
山陽道の笠岡インターを降りる。北へ向かって井原鉄道の荏原の駅に向かう。
荏原の駅名はほんとは長いのですよ。「北条早雲の里荏原駅」ここには広い駐車場があるから都合がええね。
駅前に北条早雲の石像があって、誕生の地はここだということなんだそうな。
33歳までこの地にいて、京都から伊勢、駿河へと転居を重ねて、伊豆国主になり、関東を制覇した。
うそのように、出世双六を驀進したのだが、こんなところで少年期青年期を過ごしたとは、ちょっと想像もつかないね。
駅から鉄道の車庫が見える。近寄ると、ディーゼルカーがたくさん留め置かれていて、あぁ、ここが車庫なんだ。
隣接して、井原鉄道と壁に書いてある社屋がある。ははぁ、ここが本社なのか。
駅前の案内、ここでの案内を見ると、観光案内の対象は高越城址、そっちへ誘導するようにコースを組んであるね。
いいえ、わたしはその誘導には従わない。井原鉄道の車庫・社屋を見ようと、東のほうへ迂回したが、早雲の里荏原駅から北への道へ復帰することにするね。
地図を眺めると、地図にない道を進むことになる。山裾を切り開いた新しい道が出来たんだろうね。
じりじりと高度を上げて行って、ここが峠、この先は反対斜面を降りて行くことになるみたい。
峠の切り開きに千手院と交通標識がある。反転して、山裾の道を進んで行く。
千手院の参道の分岐があって、ここからは自転車を置いて歩いて登ることにする。
千手院に到着、千手院の様子は瀬戸内観音篇で読んでね。
さっき来た道を引き返す。池があって、池の次の分岐を右に曲がって、谷の底へと降りて行く。
法泉寺を訪問したが、そこも瀬戸内観音篇を読んでね。
谷が流れる方向に自転車を進める。どのように進んでもよさそうだが、道幅の広い道を行くのが普通だろうさ。
変電所の前に出て、地図と照合して、ははぁ、位置関係はこんな場所にいるのか。
道を進むうち、井原鉄道が高架になっているところに出会う。
このまま進むと駅の南側に出てしまうな。稲妻形にジグザグと道を変えながら、もとの早雲の里荏原駅に戻ってきたぞ。
ところでねぇ、駅の名前は荏原なのに、住所町名は東江原町、西江原町なんですよ。
名前の食い違いがあるのは、なにか歴史的な経緯があるのか、名前を変えたい事情があるのか、興味が湧くところですねぇ。
参考 第15番 頂見山千手院
    第16番 長谷山華光院法泉寺
井原鉄道、早雲の里荏原駅 駅前に北条早雲の石像がある
井原鉄道の本社がここに、鉄道車庫もここに 地図にない新しい道を進む、新道は左へ、旧道は右へ
峠を登り切ったところで反転して、千手院に向かう 千手院
引き返して、池がある、池の次の分岐を右へ 街道から法泉寺の屋根が見える
井原の変電所 井原鉄道の高架が見える
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