島根県安来市、清水広瀬街道

2011年5月4日

清水寺、雲樹寺,からスタート、広瀬の月山富田城跡を経て、大きく迂回して帰る
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
清水寺、雲樹寺を巡るについて、最初は、ここから安来市街地へ向かう予定だったのですよ。
ネットを巡っているうち、広瀬清水街道というのがあると発見しました。へぇ、そんなコースがあるのかい、行ってみよう。
清水寺の駐車場から歩いて清水寺を参拝、参拝後、車はこのまま駐車場に置いておこう。ここからは自転車を使うのだ。
ほどなく雲樹寺に到着、清水寺雲樹寺については、出雲神仏巡拝のページに立ち寄ってね。ここでは多くを語らない。
伯太川を渡って、直進すれば宇波、この先、宇波が重要ポイントで出てくるのですよ、ここは右折して、足立美術館を目指すのだ。
山沿いの道を進んで、橋を渡れば足立美術館に向かうのだが、そっちは交通が頻繁だよねぇ、橋を渡らずに対岸の道を進もう。
川向うに山がそびえている。京羅木山、尼子の月山富田城に対陣して毛利の本営があった山だ。
こんな重要拠点を敵に渡すなど、尼子が滅ぶのは当然の成り行きだよね。
登山口の草むらに月山富田城のレプリカがある。等高線ごとに板を切り出して重ねてジオラマに組んである。
前に登ったことがあるが、その時にはこのような模型はなかったなぁ。
このまま国道を川上に登って行く。どんどん新しい道に付け変わっているんですよ。来年、再来年は風景が様変わりしていることだろうね。
トンネルがあって、菅沢トンネル、下布部トンネル、金原トンネル、どのトンネルも使わない。旧道の方を通って行く。
GPSを使っているんですよ。トンネルを通ると電波が途絶えるので、なるべく旧道を使うようにしております。
目指すところは加納美術館、収納の主力は備前焼の陶器、わたしは焼き物には疎いので入館せずに通り過ぎることにする。
ここからちょっとのところで、国道から別れて県道で宇波のほうへ向かう。
賽の神の役割なのか、地蔵が結界を守っている。十方仏為飯田地区無縁精霊位、飯田地区とは加納美術館がある集落の名前なんですよ。
さらに漕いで漕いで、峠の上まで登ってきたぞ。峠を越えれば宇波の集落になるのだ。
宇波の集落を駆け抜けて、道は丁字路にぶつかった。左、下り道はさっき自転車で通った川沿いの道、右、上り坂を行けばええのだ。
水田原の集落を抜けて、ここが今日の最高地点だろう。ここから先は上吉田、下吉田の吉田地区になるのだ。
谷が平野に広がり、今朝広瀬へ右折した分岐まで帰って来た。ここは真っ直ぐ進めばええのだ。
広瀬から加納美術館まで行って、そのまま来た道を戻ってもよかったのだ。
あえて峠越えの道を選択したのだが、これほど峠が続くとは思わなかった。せいぜい峠はひとつだろうと、なめてかかったのです。
地元のひとに道を聞くとき、ここまで自転車で来たのかい、と目を丸くする、そのあたりが気分がええのですよ。
そうそう、清水広瀬街道といってもええし、広瀬清水街道といってもええが、街道には標識や案内はなんにもありません。
ネットでは、日本の道百選に入っていると書いてあるページもあるが、それは間違い。島根県の観光案内に収録されているから勘違いするのだろうね。
何人ものサイクリストと出会ったよ、追い越されたよ。メジャーなサイクル道なのだと納得しました。
ブランドの裏打ちなど関係なく、自分でコースを引いて行けばええのでしょうね。
清水寺、本堂前から仮本堂を 雲樹寺、法堂
ここで右折、白鳥ロードを行く 京羅木山、尼子に対陣する毛利の本営
月山富田城のレプリカ 加納美術館
国道から逸れて、宇波を目指す 境界の地蔵、結界を示す意味か
布部・宇波間の最高地点 吉田・布部の分岐、ここは右折する
宇波から吉田へ越える最高地点 朝の分岐地点、直進して清水寺へ戻る
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