出雲国神仏霊場

第12番 雲樹寺うんじゅじ

安来市清井町 平成23年5月4日訪問

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雲樹寺、参道 雲樹寺、山門 雲樹寺、本堂 雲樹寺、参禅堂
近づいてみると、覚えていますよ。中国観音、第27番、印象に残っている。
清水寺から自然に誘導される。ここは森に沿って堤防の下まで行き着いてから振り返るとええのだよ。
参道はここから始まる。
参道の途中に四脚門がある。棟を支える二脚、屋根の四隅を支える四脚で、六脚だけど四脚というのだよ。
参道の突き当たりに、酒たち地蔵尊がある、酒たちの幟には寄進者に勤労断酒会とある。
ここで左折して山門へ向かう。山門を潜って本堂へ向かう。ここは禅宗だから法堂といわねばならないね。
法堂の後ろに建物がある。たいがい、本堂で終わるもんだが、さらに奥になにかあるのかい。
参禅堂でした。なるほど、これは重要だ。ここの寺は端正で、たたずまいが凛としている。
禅寺でもね、だらしない寺を見ております。経営が苦しくて、見苦しい姿を曝しているのは他にもあります。きちんとした寺は気持ちがええものです。
地蔵の石仏やお堂の扉にお札が貼り付けてある
この地の風習で、身内の不幸があると葬儀の後に、故人の戒名をお札に書き地蔵に貼って回るという風習があります。
上へ上へと貼り重ねて、下のお札は色が褪せてきている。
最初に見たのは、安田要害山、地蔵に赤い紙が貼ってあるのを見た。
その時は勘違いして、自分で紙を貼ったと思ったのだが、実は、亡くなった故人の戒名年齢を書いたお札を貼って巡るのが風習だったのだ。
ここで見たお札から、前に山で見たお札を思い出す、引き出しの整理はなかなかよく出来ているでしょう。
ここは褒めて!もっと褒めて!
今日は自転車で行動しております。「島根県安来市、清水広瀬街道
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