島根の斐伊川、上流域

2011年10月26日

いよいよ斐伊川の上流部、横田から斐乃上温泉まで、ほとんど源流部に迫る
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
10月11日に下流域、中流域、宍道湖河口から雲南市の三刀屋木次まで、10月17日に中流域、雲南市から奥出雲町横田まで、ずっと遡ってきましたが、いよいよ今日は上流域だねぇ。
奥出雲町横田庁舎の駐車場に車を止めて出発します。
斐伊川に架かる橋を渡って、上流を眺める。源流の船通山が見えている。頂上へは行くつもりがないが、その麓までは漕いで行くのだよ。
県道107号線に沿って進むのだ。船通山を指し示す標識があって、この道が斐伊川に沿ったメインコースだということだよね。
段々と船通山が接近してくる。山頂は尖った部分じゃないよ、緩やかな稜線を描いているところが山頂なんだよ。
風が向かい風でなかなか漕いで行けない。そんなに吹いている感覚はないのだがね、圧迫感は相当のものがあるよ。
ここで直角に曲がります。直進すれば安来方面、曲がって県道108号線に乗って進むのだよ。
今までは斐伊川に沿って進んでいるとは言っても、斐伊川は県道から離れていた。ここからは斐伊川と並んで進むことになる。
鬼神おにかみ神社という名前の神社がある。祭神は五十猛尊いそたけるのみこととある。
驚いたのはね、イソタケルがどうしたこうした、それが焦点なんじゃない、鬼を神として崇めていることなんですよ。出雲にはどんな神でもあるものなんだね。
山が接近して山間が狭まっているんですよ。その狭いところを斐伊川は貫いてしまった。
今は、その狭いところを大工事しております。さすが、島根県は土木立県、土木なくして県民の家計が成り立つものか。
右岸にね、新設されたええ道があるのですよ。満足できなくて左岸にもっとええ道を新設しております。土木立県は島根の根幹なんだけど、これはちょっとやり過ぎでしょう。
県道は鳥取県へと直進しているが、そっちへは向かわない。斐乃上温泉、船通山の案内の方に進んで行く。
山間の中に、ヴィラ船通山、斐乃上荘が見えてくる。斐乃上温泉とは地域の総称だとしても、ヴィラ船通山、斐乃上荘とは区別がわからない。どうも同じ建物のように見えるんだがね。
川を堰き止めてわくわくプールがある。
斐乃上温泉の湯をわくわくプールに引き入れて、子供が水遊びできるようにしたのだそうな。
わくわくプールの先で、道がふたつに分かれているでしょう。
右へ行けば、鳥上滝のコース、斐伊川の源流、左へ行けば、亀石コース、流れの名は赤川、右が斐伊川の源流なんですよ。
ところが、立て看板が出ている。本日、資材運搬ヘリ飛行のため船通山立入禁止、ヘリポートにヘリコプターが発着するのでこの先には行けないようだ。
ま、そのへんは、2003年11月18日、「島根鳥取県境、船通山」を見てちょうだい。わくわくプールから右から入って船通山を登って左のコースから戻ったことがあります。
これで、斐伊川は河口から源流部まで全部遡上した。
さぁて、横田まで戻るとするかね。汗で体が冷えてしまった、ウィンドブレーカーを2枚着込んで漕いで行こう。
参考
2011年10月11日 島根の斐伊川、下流域、中流域
2011年10月17日 島根の斐伊川、中流域
奥出雲町横田庁舎 横田で斐伊川の橋を渡る、船通山が見えている
県道107号線を行く、船通山を目指す 船通山が近づいてくる
 
県道107号線から県道108号線へ しばらく斐伊川から離れていたが、ここからは並行して進む
鬼神神社、出雲にはあらゆる神社がある 山間を貫いて斐伊川は流れる
いよいよ最終分岐 斐乃上温泉、ヴィラ船通山、斐乃上荘
わくわくプール 右が斐伊川源流、左は赤川、それぞれハイキングコース
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