八田原ダム、湖岸に沿って一筆書き

2013年4月19日

備後三川駅を出発、時計回りに八田原ダムを巡る

 

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八田原ダムなんですがね、芦田湖とも言うのだよ。
ここんとこダムに何度か来ることが多い。ダムを一周してみようじゃないか。
JR福塩線の備後三川駅、ここの駅前に駐車しよう。駅前駐車場は本来乗客のためのものだが、そこはカンニンね。
自転車を走らせて、1キロも経たないうちにパンクしてしまった。
前輪を外してタイヤを見ると、あぁ、このせいだ、見事に押しピンが刺さっている。これではパンクするわなぁ。
ちょっと待った。押しピンと言うなら西日本読者しか理解してもらえないぜぇ。東日本でも理解してもらうには、画鋲と言わなきゃ。
言い直します。
前輪を外してタイヤを見ると、あぁ、このせいだ、見事に押しピンが刺さっている。画鋲が刺さっている。
これはまずいね、日本全国に理解してもらおうとして、事態がさらに悪化している。
押しピンと画鋲がそれぞれ一本刺さっているのか、押しピン=画鋲の一本が刺さったのか、伝わってこない。
自分の言葉で押しピンと言い切って、話しを続けておけばよかったんだよ。
パンクも直した。さて、走り出そう。
八田原ダムの左岸を走ることにしよう。時計回りにダム湖を一周する予定なんだよ。
なんとなくここはダム尻だなぁと感じるところがある。芦田川での瀬と瀞の境界なんですよ。
お断りしておきます。ダム尻はわたしの表現です。ダムの頭が堰堤で、瀬と瀞の境界をダム尻としました。世間標準が逆ならそれに合わせます。
芦田川沿いの県道と宇津戸川沿いの県道が合流して下流に向かう。
甲山ふれあいの里というのがあって、桜祭りで人を集めているらしい。交通整理のガードマンが誘導している。そんなに交通頻繁でもないのにね。
その分岐の広場に八田原のプラットフォームの駅名看板があります。
レプリカではないだろう。本物の駅名看板を、ダムの底に水没するはずのところを救い出して、湖畔のここに設置した、んだろうね。
八田原ダムの堰堤が見えてきた。
堰堤の下を見ると、水面との差が相当なものがある。
今までは芦田川沿いに下ってきたのだ。次は宇津戸川沿いに遡上しよう。
夢吊橋に出会う。吊橋とはいうものの、橋を引き上げるワイヤがないのですよ。帯というかベルトというか、橋の床だけがだらんと伸びている。
普通の吊橋は真ん中を引き上げて山型になるか水平になるもんだが、ここのはだらんと真ん中が垂れている。なんとも威勢の悪いだらしない姿ではあるよね。
ダム湖右岸の道は県道に合流する。さっきのところにダム尻はあったのですよ。
観音平かんのんびら二号橋を渡って、今度はダム湖左岸の道を進む。
きっちりとダム湖の岬、岬を丹念に辿って行こう。夢吊橋を反対側から眺める。風景に大きな違いは見当たらないよね。
岬から八田原大橋が見えている。八田原大橋は吊橋で、橋の長さがこのダム湖で一番長大な橋なんですよ。
で、八田原大橋は渡らない。このまま左岸を進む。
芦田川のダム尻を過ぎて、井庄原トンネルを潜る。トンネルは嫌なのだが、他に道はないのだ。
世羅高原ふれあいロードに合流した。農免道路なんですよ。橋が川塚大橋、橋を渡って右岸に移る。朝に走った道なんですよ。
八田原トンネルがあって、備後三川駅はもうすぐだ。踏切に近寄って、駅舎を裏側から撮っておこうね。
さて、もとの駐車場所まで帰った。
ダムの湖畔を走るのは岬や谷を丹念に一筆書きするわけだが、高低差はあんまりないので楽なもんだよね。
参考 このコースとどこかが重なっているページはこれだけあります
2009年10月16日 久井の岩海、矢野の岩海
2009年11月06日 世羅高原ふれあいロード(世羅広域農道)
2012年 9月13日 福塩線、上下駅から府中駅、八田原ダムも

 

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備後三川駅 芦田川ダム尻 旧八田原駅看板 八田原ダム
堰堤から下を見る 夢吊橋 観音平二号橋 宇都戸川ダム尻
夢吊橋 八田原大橋 井庄原トンネル 備後三川駅
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