世羅高原ふれあいロード(世羅広域農道)
09年11月6日
合併後の世羅郡世羅町の西端からほとんど東端へ、そこから同じ道を引き返す
轍
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
前回の「
久井の岩海、矢野の岩海
」で世羅広域農道の終点を見つけたんですよ。いや、違うな。
終点を見つけたから始点から走ってみたくなったのだ。
三次市三和町から世羅町に入ってすぐのところ、美波羅川をまたぐ橋の名前が大首橋、不思議な名前だね、近所にそんな地名はないから、何かの伝承があるんだろうね。
その大首橋のたもとに地図の案内板がある。その前が大きく膨らんでいるからここに駐車しよう。
大首橋を渡って、すぐに県道から離れて市道に入る。坂道を登ると、三叉路になっていて、新しい道が山を掘り込んで続いている。
これが世羅広域農道、別の名前が世羅高原ふれあいロード
世間は<ふれあい>に素晴らしいイメージを持っているとみえて、ふれあい会館、ふれあいホール、ふれあいロードと、どんなものにも<ふれあい>と冠をかぶせている。
わたしは<ふれあい>には辟易しております。見知らぬ他人と、手を握りたくない、肩を叩きたくない、背中に手を回したくない。
近寄ってきてほしくない限界があるんですよ。づかづか入り込むひとがいるが、きわめて苦手です。
ふれあいロードの向こうには三角形の山が真正面に見える。黒川明神山なんだよ。
近所に、北から上田明神山、津田明神山、黒川明神山と、三角の山が一直線に連なっている、「
明神山連続三山走破
」自転車で走ったのだよ、これを見てね。山登りなら「
明神山、三重連
」こういうのもあります。
黒川明神山を過ぎると、このあたりがふれあいロードで一番高いあたりなのだよ。
県道45号線、小国と下津田の間で、県道とふれあいロードが交差するあたりが一番高度が高い。
ふれあいロードを進んでいくと、フルーツロードと交差する。
フルーツロードは行ったことがない、果樹園がある道のことなのだろうね。
ふたたび尖がった山が見えてくる。早山ヶ城。一番よく見えるのは世羅幸水農園の直売店ビルネラーデンの裏庭から眺めるのが一番姿がよい。
三次尾道を結ぶ国道184号線に道の下を潜るのだよ。何度も国道を通っているが、ここがそう、とイメージできないのですよ。
進むうち、高速道路の尾道松江線の建設途中の橋脚が見えてくる。完成するまで何年もかかることだろうね。
高山の麓をかすめて通る。高山はちいさな山なんですよ。遠くから見て位置づけの指標になるから自然に覚えてしまう山だね。
高山の反対方向に男鹿山、女鹿山が見えている。
国道432号線と交差する。さっきの国道184号線は立体交差だが、ここは平面交差、信号がある。
そのまま進めば三川ダム、ダムの別名を神農湖、違う名前にしたほうがよかったろうにと思うのだがねぇ。
山肌を縫って芦田川の川に降りて、橋の名前が川塚大橋、ここも近所に川塚の地名はないのだよ、どこから引いた名前なんだろうね。
下流には芦田湖・八田原ダムがあるのだ。前回、ここを走って世羅広域農道の終点を見つけたのだよ。
さぁて、来た道を戻ろうか。
来る時に下りでスーイと走った道は、戻りにはひぃひぃあえぎながら漕いでいかなきゃならない。
歩くのなら、くたびれたら歩調をゆるることも出来るが、自転車はゆるめるとコケテしまう、負荷を常に与えなきゃならない。歩くより自転車のほうがよっぽどつらいね。
ここから世羅広域農道(世羅高原ふれあいロード)が始まる
黒川明神山
農道を走り始めて30分、旧世羅西町このあたりが最高地点
世羅幸水農園ビルネラーデンから早山ヶ城を
建設途中の高速道路尾道松江線
男鹿山、女鹿山が見える
三川ダム、神農湖
農道の終点、川塚大橋、川は芦田川
高山が一番姿よく見える地点
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