三瓶山、石見銀山、往復

2013年10月18日

三瓶山、西の原から出発、石見銀山を経て、大田市中心部を通って、西の原に戻る

 

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前々から三瓶山と石見銀山を結ぶコースを走りたいと思っていたんですよ。さぁ、行くぞ。
三瓶山に、東の原、北の原、西の原があって、南の原はない。南には温泉があって、早くから草原を開発し尽くしたので、南の原はないのですよ。
その西の原から出発、東の原、北の原は西の原より標高が高いので、帰り道に登り返すのが大変だからね。西の原からがええ。
なにもペダルを踏まずにスイーッと降りて行く。これじゃぁ、帰りが大変だぞ。そうです、帰りに思い切り仕返しを受けました。時間的には百倍返しだ。
風を切って走らせると思い切り寒いな。手袋してくるんだったなぁ。
ついこの間までは膝上までのレーサーパンツで走っていたんですよ。今日は七分丈のレーサーパンツだがそれでも寒い。
ウィンドブレーカーを二枚重ねで着ているのだ。そこは用意周到、防備は万全なのだ。
おっと、ここが分岐。石見銀山と標識の矢印があるよね。こっちが最短のコースなのだ。
山から里に下りたところに物部神社がある。
宮中では、物部守屋が蘇我馬子・聖徳太子連合に滅ぼされた。中央では物部一族は排除されたが、ここでは残っている。石見の国の一の宮として尊崇を集めている。
フランスのルイ王朝は滅んだが、アメリカのセントルイスに名前を残している。本家が滅んでも植民地が栄える例がここにもあるのだよ。
信号を渡って、直進して川合農道を進む。山越えして、県道に合流する。大田市街地と大森銀山を結ぶ県道なんだよ。
石見銀山、大森銀山とも言う。幹線道路から離れて、大森銀山へ進む道を行く。
ここが石見銀山代官所跡、大きな権勢を握って権威は相当なものだったものらしい。
代官所跡の隣に中村ブレイスの建物がある。近くに従業員の駐車場があるが、何十台も駐車してある。近隣では高名な勤務先なんですよ。
義肢、装具、人工乳房、人工肛門用装具などを製作している会社です。
エクセレントカンパニーの本を読んで、中村ブレイスが表彰されていることを知りました。こんなどん詰まりの場所にエクセレントカンパニーが、と驚きました。
一度見たかったのです。
観光客の車ではなく、働くひとの車がびっしりと並んでいるのを見ると、気持ちが明るくなります、豊かになります。
観光客が竜源寺間歩めざして歩いている。ここは歩く観光地なんですよ。レンタサイクルもあるからそっちもお奨めしますよ。
ベロタクシーもある。三輪自転車をプラスチック外装で包んで、自転車の漕ぎ手が漕いでいる。近代的なような、前近代的なような、なんともよぅ言えません。
自転車はここまで、ここから先は自転車を置いて歩いて行くこと、とある。引き返そう。
けっこうな人出なんですよ。通ります、通りますと声かけながら人波を分けて行く。普段はあまり歩かないような人も歩いてでも行って見る、健康な観光地でしょ。
一昔前は、バスが通り、排気ガスに悩まされ,擦れ違いに難儀し、振動で緩んで山腹の岩が転げ落ちたんだそうです。それで車両進入禁止になった。
観光客の中には、二度と来ない、と言うひともいるが、おおむね、歩くことを楽しんでいるひとが大部分のようです。
代官所前から狭い道を行く。ここは大森銀山伝統的建造物群保存地区で、民家がその当時のまま残っている。懐かしい風景でしょ。
街道に出て、大田市の中心地を目指す。
大田田市役所は丘の上にあって、丘の麓を三瓶川が流れている。橋の上から三瓶山が見えている。
ここがJR大田市駅。山陰線には、出雲市駅、長門市駅があるが、大田駅、出雲駅、長門駅はない。なんで市駅と名乗るんだろうね。
大田市は[おおだ]と読むんですよ。[おおた]ではない。
昔々は力強く[だ]と濁るのが主流でした。近頃は[だ]は受けが悪い。
姓で大田氏に[おおだ]はいない、たいがい[おおた]と読む。
なら、織田氏はどうなの、[おだ]が普通だよね、[おた]とは読まないよね。
それは、ええとね。次行こう、次行こう。三瓶山へ引き返そう。
三瓶川に沿って引き返す。この川が道から深いのだよ。噴火が新しいので侵食初期の段階で、まだまだ安定期には遠いのだよ。
ここが分岐、直進すれば三瓶ダムから北の原へ、ここは右折して西の原を目指す。
峠を登り切る。登り切ったところに市営のリサイクルセンターがあるからリサイクルセンター峠と命名しよう。
峠から下って行く。朝に別れた分岐まで戻ってきた。
ここから登りなんですよ。延々と続く登りで、息が切れてしまう。
あかん、もうだめだ。降りて自転車を押して歩こう。
下る時はあっという間だったが、押して歩くと長いねぇ。
三瓶山がちょいちょい顔をのぞかせる。押して歩くにつれて段々と姿が大きくなってくる。
やれやれ、やっと駐車場まで帰って来た。
参考 自転車篇で、このコースとどこかが重なっているページはこれだけあります
2008年_5月14日 石見銀山、地名が石銀、仙ノ山(登山篇)
2010年11月18日 案外、短時間、三瓶山麓一周
2012年_4月28日 頓原から三瓶山往復

 

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三瓶山、西の原 石見銀山への分岐 物部神社 石見銀山代官所跡
中村ブレイス 自転車はここまで 大森銀山伝統的建造物群保存地区 大田市役所前から三瓶山を
JR大田市駅 リサイクルセンター前の峠 朝に通った分岐に戻る 男三瓶、子三瓶

 

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