小田川、上流部、神石高原町、その1

2013年11月8日

神石高原町役場発、小田川源流近くから、下井関まで

 

でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

前々から小田川には注目していました。
高梁川が倉敷で瀬戸内海に流れている。高梁市で成羽川が高梁川に合流している。その成羽川は東城から発しているのだ。
下流の倉敷市で小田川が高梁川に合流している。その小田川は神石高原町から発しているのだ。
広島県東部の川は岡山県に注いでいる。芦田川、沼田川が広島県内で海に注いでいるが、どちらも県のはるか西部から横に流れてやってきている。
広島県を盆に例えると、東にかなり傾いているのだ。江の川が北へ流れているから盆の傾きは東へ、北へ。
で、その小田川を水源のあたりから見て見てみたい、という狙いなんです。シリーズで、この先、高梁川の合流点まで行くぞぉ。オーッ!
どこへ車を置いて出発しようか。神石高原町の町役場の駐車場に置いておくことにしよう。
小畠の交差点から役場へ入って行く。始めて役場への道を進んだが道が狭いねぇ。どこか広い場所で建て直すべきだと思うよ。
駐車場に車を置いて自転車を走らせる。
前回手が冷たかったので手袋をはめる。足許もレーサーパンツだけでは冷たいぞ。季節は冬に近づいているねぇ。
小畠の交差点から小田川に近づいて行く。上下と府中に分れる交差点を上下に向かう。
いつまでも県道を進むのは本意ではないね。川沿いに進んでこそ意味がある。川に沿って進もう。
真っ直ぐに整備された川だなぁ。定規を当てたみたいにピシっと直線で、愛想のない川だわい。
年寄りがいたから聞いてみよう。この川は小田川ですか。
名前はないよのぉ。農業用水じゃけぇ。ついぞ名前で呼んだことはないよのぉ。
ま、確かにね、ただの溝川だものね。なんだか気落ちして、水源地まで訪ねる意欲が消えてしまったな。
この先は舗装がなくなって草の道になってしまっている。もうええ。ここで打ち切って、引き返すとしよう。
下るに連れて、近隣の谷川を引き込んでだんだんと溝の水量が増えてきた。
川の名前の看板があるんだが、小田としか書いてない。スペースが余っていて、当然そこには川の字が入っていたんだよねぇ。
レッキとした橋に出会った、観音橋、銘盤には小田川と銘記されている。これで紛れもなくこの川は小田川だと証明されたぞ。
このあたりは川沿い平野というべきか、谷底盆地というべきか、たんぼの真ん中を進んでいるんですよ。ここが屈曲点、ここで激しく折れ曲がっている。
折れ曲がっても川沿い平野の状態は変わらない。この先で大きく変化してくる。
川は狭隘になってくる。もう川岸に道はない。し尿処理場の前からは県道を進むしかない。
県道を進んで、採石場を過ぎて、川からかなり離れて道は進んでいる。
国道182号線に合流した。
国道沿いにしばらく進むんだが、巨大トラックの往来が激しいなぁ。
下井関の集落まで来た。今日はここで打ち切りにしよう。
お使いを頼まれているんですよ。この先の下流まで進んでしまうと、帰りが遅くなってしまう惧れがある。それではお使いを果たすことができないからね。
引き返して、採石場、生コン工場の傍を通って、し尿処理場の前からはそのまま県道に沿って進む。
神石高原町立病院の前を通って、小畠の交差点から町役場に帰って行こう。今日は距離も時間も短いが、これで終わろう。
町役場の隣に小畠代官所跡と石碑がある。幕府の代官所ではなくて、豊前中津藩の代官所跡なんだそうな。
神石郡、甲奴郡を差配していたということで、神石郡4町村が合併したとき、町役場は代官所跡地がふさわしい、という論拠が通ったのかもしれないね。
町役場は狭い路地奥にあって、バスが通るのもギリギリじゃありませんか、これでは消防自動車が入るのにも難儀するよ。県道沿いに建て直したほうがええと思うよ。
参考 自転車篇で、このコースとどこかが重なっているページはこれだけあります
2010年_5月31日 神石・福山の境界、猿鳴峡・山野峡
2012年_9月27日 神石高原町、時間が足りず、東半分
2013年_5月_6日 神石高原町、宿題に残した西の半分

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

神石高原町、町役場 小田川の源流 源流探訪はここまで 小田川の川名標
観音橋の銘盤 屈曲点 この先は川が狭隘になる 国道182号線に合流
下井関、今日はここまで 協和砕石 神石高原町立病院 小畠交差点

 

自転車インデックスに帰る
2013年リストへ帰る
トップページに帰る