中国地蔵尊巡拝

第24番 岩舟山印珠寺がんしゅうざんいんじゅうじ 曹洞宗

島根県安来市 平成20年6月10日巡拝

 

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印珠寺、仁王門 印珠寺、石段 印珠寺、本堂 印珠寺、地蔵堂
前回が松江の月照寺、その帰りに京羅木山に登りました。ここは毛利軍の前線基地があった山です。
京羅木山に登れば、当然、尼子の月山に登ってみたくなるでしょう。
月山と印珠寺とはそんなに離れていないのです。先を急ぐ気持ちは理解できるでしょ。
山陰道の有料区間の松江玉造を過ぎて、無料区間の末端、東出雲まで行って、時間を節約するために有料区間に入って、安来インターで降りる。時間を節約するか、料金を節約するか、それはその時々の事情でいろいろですね。
道路は、事前に学習しておいたのだが、曲がるタイミングを失って、足立美術館の前の交差点まで行ってしまった。
ここでもええ。鋭角に反転して右折する。なんとなく、このあたりだろうな、と思える交差点を西の方向に曲がってみる。
気配を探りながら進むと、飯梨小学校の前に出た。正門前をたんぼの中の道を突っ切って山裾に進んでみる。
山裾の道をそのまま進むと、三叉路に、印珠寺1Km、車山1.3Km とちいさな標識がある。
これで安心、そのまま進むと、印珠寺300mと大きな矢印がある。
横を見ると、たんぼの中に塚がある。モミの樹だろうか、その下の石に地蔵影現と彫ってある。地蔵の寺の近在にあることだもの、由来は知らないが、何かの瑞祥があった、ちゅうことだろうね。
道を奥へと進んでいくと、山の尾根に中国地蔵の幟が見えて来た。ここだ、ここだ。
門前の交差点が広いので、ここに車を止めよう。右の道には草を広げて干し草にしている。当然、車が通ることはないというわけだ。
これは仁王門、箱の中には仁王がいて、阿吽の扁額が掲げられている。両方に巨大なわらじが架けてある。
仁王門から先には、真っ直ぐに石段が伸びている。
登れば、本堂があって、岩舟山と扁額が掲げられている。ここの住所が岩舟町、寺の名前から地名が定まったのか、地名が先でその名を寺の名前にしたのか、どっちなんでしょうね。
雨風が吹き込むのを防ぐためか、本堂の周囲には、羽目板がめぐらしてある。実用的であるかもしれないが、本堂が暗いのではなかろうか、こんな姿は他ではあんまり見たことがない。
小声だけれど、ちくりと言っときますね、みっともない
庭の上に、万法一如と扁額のあるお堂がある。中国地蔵の幟が立っているので、これはおそらく地蔵堂なんだろうね。
築山の付け根に地蔵の石像群がある。ますますもって地蔵堂と決定的。
さぁ、さっきの足立美術館から川上に進むと尼子の月山です。

このあと、安来市の月山に登ってきました。尼子の本拠地、月山富田城
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