中国四十九薬師霊場巡拝

第28番普門山常福寺

山口県山口市 平成19年5月18日巡拝

 

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常福寺全景 常福寺山門 常福寺本堂 常福寺薬師堂
山口市街から北の峰へ、鳳翩山の方向へ向かって行きます。西鳳翩山はアンテナが刺さってかんざしのよう、山の表現で決まり文句なんですよ、こんな場合はおいらんのかんざしとも表現します。
鳳翩山はトンネルで突き抜けて、国道435号線は美東町へ入って行きます。国道490号線に移って、美東町の中心、太田へ出ます。
町役場などそのまま横目に、谷の上へと向かって行きます。峠の切り通しを抜けて斜面が逆になると、交通信号が現われます。
日本最古の銅山長登銅山跡、大きな看板があります。これがポイント。
常福寺の住所は長登、そうか、そうか、常福寺の案内看板は無くても、この看板が決め手になってくれる。
長登銅山跡の看板が誘導するから、常福寺に行く前に、先に寄ってみようか。
道はどんづまりで、史跡長登銅山跡、このあたり全部が長登銅山に関係するものらしい。史跡公園になっているのだね。
美東町のイラストマークが仏像のマークで、奈良の大仏をイメージするものなんですと。
奈良の大仏を鋳造するのに、ここの銅鉱石を掘り出して使ったということなんだそうな。
奈良に銅を登らせた、これがなまって、奈良登ならのぼり、長登ながのぼり、長登ながのぼりという地名になった、いやほんと、冗談じゃないんだよ、看板にそう書いてあるんですよ。
さぁて、寺へ戻ろう。
常福寺の石段の麓に、葷酒山門に入るを許さず、ちゃんと結界の石がある、わかりました、禅の寺なんですね。
簡素な門を潜って石段を登る。
正面に本堂、まんまん中に出入口をしつらえないのだね。少し横にずらす、シンメトリーを外して破調にする、こういう感覚は、よそのお国では理解できないだろうねぇ。
長押を仰ぐと、普門山と扁額がある。山号寺号の山号を据えるのはあまり見たことがないなぁ。
横手に薬師堂、あれ、一に○の紋、一畑薬師の紋どころだよ。そうなんです、出雲の一畑薬師から勧請したものなんだそうです。

このあと、秋吉台の龍護峰に登りました。秋吉台の最高地点、龍護峰
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