2017年10月_1日
しぇるぱ単独
山域:広島市安佐北区

旭山、志和口駅と上三田駅の間の山

 

前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる


 囲炉裏へリンク

 

クリックするとポップアップが飛び出しますが
Microsoft Edge の読者は、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox の読者は何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

自転車で動いていて発見した山なんですよ。
2017年_9月26日「キシャに遅れて、次善の策、下深川駅から三次駅まで」で、上三田駅と志和口駅の間の峠を越えて、へぇ、山がある。
三篠川を堰き止めて迂回させている山がある。その山の名前が旭山なのか。と発見した山なんですよ。それなら、登ってみようじゃないか。
今日は日曜日、日曜日なら、広島市安佐北区白木出張所、ここの駐車場に停めても邪魔にはならないだろう。平日なら迷惑かけるかもしれないが、日曜日ならええだろう。
駐車場から見たところでは、朝日山はとても低い平凡な山で、こっちから見たら全然値打ちがあるとも思えないよなぁ。
それはね、小学校の裏山しか見えていない。前景が立ち上がって背後の山を隠しているので、誤解を招いているのですよ。
街道に出て、交番の前に向かう。交番と西山整形外科・胃腸科の看板の間の道を進む。
学校がふたつ見えている。右は、元々は白木高校、廃校になって高南保育園となっている。左が高南小学校、そっちを目指すのだよ。
小学校の真下の坂道を登る。小学生が毎朝この坂道を登るのかい。楽ではないぞ。下校どきは脚にブレーキかけながら降りて行くんだろうね。
坂道を登り切れば小学校の正門前、広島市立高南小学校と書いてある。高南とは、昔は高南村で、白木町に合併して、さらに広島市に合併した経過がある。だから、高南小学校なのだよ。
高南とは高田郡南の意味、白木町は高田税務署の範囲、プロパンガスの供給は吉田の会社の名前がガスボンベに書いてある。住所は広島市でも根っこは高田郡なんだねぇ。
高南小学校のフェンスに沿って、東南角を曲がると、小学校への作業入口と山への登山口に分かれている。旭山登山口と案内プレートがある
ここから山を登るのだが、最初は道幅も広く、これなら簡単に山頂まで登れるだろうと思ったが、そうは行かない、段々と道幅は狭くなり、踏み跡だけになってくる。
街道沿いの、郵便局、銀行、スーパーなどが並ぶ一帯が見えていて、山裾に老人福祉施設が見えている。ここから見えている山は鎌倉寺山なのだ。
開けたところから山頂が見えているが、それは旭山の頂上ではない。前山が見えているのだ。前山が旭山の山頂をさえぎっているのだ。
前山まで行って、ここから山を下る道を進む。リボンが案内してくれるから間違いない。
ここから一登りで旭山の頂上にたどりつく。山頂には三角点がある。
山頂からの展望は、東側は見えない、西側が開けている。上三田の駅前から続く集落が見えている
山頂には、あさきた里山マスターズのプレートがあって、旭山と記されている。安佐北区区政振興課の手によるものです。役人には似げなく味なことをやるね。
ここから下りの道を進むのだが、道は当てにならないと思った方がよろしい。北から登って引き返す人が大部分みたい。この先はワイルド好みの人が入って行く道なんですよ。
最初はリボンに従って進めばよろしい。そのリボンが、あっちにもある、こっちにもある、好き勝手にリボンがマークされているんですよ。
そうなると、自分で地形を判断して、こっちのリボンを選択しようか、こういうことになってくる。
どこかで坂道の傾斜がぐっと増してきます。靴の下の砂が流れて横倒しにすくわれてしまう。今歩いている踏み跡は獣道だろうか、人の踏み跡だろうか。
尾根道から山腹道の真ん中を歩けば歩き易そうに見える。谷の頭を歩いているのだ。谷の傾斜は緩くなって、水平に開放されてくる。
草地でないところが凄いよね。たいがい草原になるもんだが、草原になっていないのは次々と砂が埋めるから成長できないのかしら。
森の中を抜けて、分岐に出てきた。
ついつい左へ、下へ抜ける道を進んだが、あそこは右へ、登って行く道を選ぶべきじゃなかったかしら。行けば、上三田と志和口の間の峠に出るのじゃなかったろうか。
選んだ結果だ、しょうがない、このまま進もう。谷の水が流れるようになって、池があって、木立だけの草も生えていない平地に出てきた。
なんだろうね、屋敷があったのだろうか、祠があってその広場だったのだろうか。一体何なのか心惹かれるね。
いよいよ里に出た。寺の背後に出たのだ。横路山妙国寺、上三田駅のプラットホームから寺の本堂が見える。あそから山を抜け出してきたのだな、と風景の見定めポイントになる。
舗装路をポクポク歩いて上三田駅に到着、一時間後にキシャがある。このまま舗装路を歩いても一時間はかかるだろう。歩くのやめた、キシャで帰ろう。
プラットホームから駅舎越しに旭山を眺める。ここから旭山は見えてはいないみたい。雪崩落ちて行く傾斜の折れ曲げポイントがあそこだろう。転がり落ちるように降りてきたのだよ。
プラットホームのベンチで弁当を食べよう。弁当を食べながらキシャの時間待ちをしよう。
送電線が山麓を取り巻く山が無名の山で、その山の続きでテレビアンテナがあるが、その放送塔のところまで行ったことがある。2009年3月2日「東広島、志和から登る安駄山
駅から下流、谷の東に三角形の鋭鋒が見える。それが安駄山、2009年3月2日「東広島、志和から登る安駄山」、2009年3月7日「長い稜線、高鉢山から安駄山」それぞれ行っているのだよ。
キシャが来るまで時間がたっぷりあるので、記念写真を撮ったりして時間を潰す。キシャが来た。一駅先の志和口までキシャで行こう。
志和口駅で降りると、無人駅だった。猫のりょうま駅長がいるということで、特大パネルが置いてある。
わたし、本物のりょうま駅長を見たことがありません。看板のパネルしか見たことがないなぁ。
ぽくぽく歩いて白木出張所まで帰る。日曜日はほんまに暇なんだろうな。出張所の駐車場にはわたしの車だけしかなかった。平日はどうだか知らないよ。たぶん止めたら邪魔だと叱られるでしょうね。
 
広島市安佐北区白木出張所 交番の横を曲がる 小学校東南角を曲がる ここは下へ降りる
旭山三角点 谷の頭 谷は開放される 分岐、別の道もあったのだ
山を抜け出る 上三田駅 駅から旭山を 志和口駅

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。

でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください