2007年5月13日
しぇるぱ単独
山域:山口県山口市

山口の大看板、東鳳翩山ひがしほうべんざん

 

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錦鶏湖から東鳳翩山を中国薬師の巡拝で山口まで来ております。26番の興隆寺と27番の広沢寺の参拝が終わりました。
どっちの寺も山口市の南にあるのだが、山口市の山は北側のほうが高いよなぁ。そっちを探そう。
東鳳翩山ひがしほうべんざん、この山がええな。
以前、中国観音の巡拝で洞春寺に行ったことがあります。世間一般では、隣りの瑠璃光寺のほうが名高いかな。国宝五重塔で知られております。
その瑠璃光寺の東の谷を入って行くことになります。川沿いに進んで行くと、錦鶏湖、一の坂ダムとも言う、そのダムにさしかかる。
ダムの堰堤から、
東鳳翩山ひがしほうべんざんの頂上が見えるんだが、登る前はどれが頂上か見当も付かない、下りてから頂上を見上げて、あれがそうかと納得できるというもんです。
東鳳翩山二つ堂登山口ダム尻まで進んで、二つ堂、東鳳翩山登山口の標識矢印があって、こっちへ進むのかと見当が付く。
ダムの尻にはスポーツ公園があって駐車場があり、水洗のトイレもあり、ここに駐車したほうがええ。
登山口まで車を走らせて見たが、えらい坂道だし、駐車できるスペースも小さいので、ここには止めずに、下のスポーツ公園の駐車場に止めたほうがええよ。
歩き始めて坂道にかかる。坂道の岩に赤いペンキで、ヒタキと書いてある、違うな、七タキかな。じっと見て、←タキだと判断できた。こっちがタキだと伝えているのだよ。
滝はパスするとして、滝を迂回して車道があるのだ。そりゃぁ、急な坂道になるのは当たり前だね。
谷越しに東鳳翩山が見える登山口に到着、石垣に階段を施工して取り付きやすくしてある。看板を読むと、山頂まで80分、ふぅむ、その程度の距離の見当なのかい。
すぐに木の根道。木の根を踏まないようにしましょう、地球に優しく、植生に優しく、と御高説を唱えるひとがいますが、木の根を踏まずに歩けるもんかい。
教条主義、原理主義というやつで、そんな方々とは深いお付き合いはしたくないもんだね。
こりゃずっと木の根道が続くのかな、と案じていたが、そんなことはない、入口の部分だけで、あとは普通の道だった。
階段でも、丸太を組み合わせて丹念に歩き易い道に仕立ててある。毎年、手入れを続けているのだよねぇ。
錦鶏湖を見下ろすやはり人気の山なんだねぇ、山口の大看板なんだねぇ。毎日々々何人もひとが通るので、道は踏み込まれて草も生えていないピカピカの状態だよ。
稲妻形に切り返し折り返しながら登って行く、串団子の外の輪郭をたどって行くわけですよ。
帰りは、まっすぐ中央の串の部分を進んでショートカットした。歩きにくい道なんだが、雨水の流路で深く刻み込まれたからだろうね。
折り返しの道もおさまって、山腹を渡る道になってきたね。緩やかにたどる道になってきた。
尾根のたわを越えて、次の峰の山腹を歩いている見当になる。木の間越しに稜線が見える。あれが東鳳翩山ひがしほうべんざんの頂上ではないだろうか。
錦鶏の滝からのコースと合流右の方向の展望が始めて開ける。ダムが見えるよ。あそこから登って来たのだな。
合流する道がある。ナマナマコース、錦鶏の滝からのコースなんだな。
ナマナマコースとはなんちゅう名前、ローカルのテレビの番組名なんだそうです。ナマナマなんたらの番組で、廃れたコースを紹介したのだそうです。
その後、大勢のひとが入って、踏み跡が道になった、とこんな経過があるのだそうな。
本来、そっちから登りたかったのだが断念した。
坂堂峠からの道と合流理由はね、滝のコースはGPSの電波が途切れやすいからなんですよ。こっちの尾根コースは一度も途切れることなく軌跡を拾えた、このほうが精神衛生上よろしいものね。
このあたりから傾斜が急になってきた。補助のロープが設置してあるが、頼らなきゃならないほどのもんじゃないね。
もう一回、ロープを設置してある急な坂になった。雪が積もる頃なら頼りになるのかもしれないね。
尾根に出たよ。中国自然歩道と合流した。北東の坂堂峠からの道と合流したのだ。
ベンチがあって、休憩・食事に便利に出来ている。こっちの方向はここにしか無い、貴重なベンチなんですよ。
東鳳翩山頂上
東鳳翩山ひがしほうべんざんの頂上への道には丸太の階段が横たわっている。
階段を進むにつれ、こりゃ極端だね、びっしり階段が続くところに出て来た。環境省仕様なんだねぇ。
頂上が見えてきた。標識が刺さっているのが見えるし、ひとが動いているのも見える。
さぁ、ここが東鳳翩山ひがしほうべんざんの頂上、360度遮るものなく展望が効く。こういう山は好きだね。
ダムの向こうに山口の市街地が広がる、西には
西鳳翩山にしほうべんざん、頂上にはアンテナが突き刺さっている。
東鳳翩山から山口市街地をわたしは広島の人間なんですがね、山口は<やまぐち>と中高に発音します。山口のひとはどう発音するんですか。
そうよのぉ、<やまぐち>、頭高かのぉ。 いいや、わしゃぁ、<やまぐち>、ひとによって違うのぉ。
すみませんね、だしぬけの質問で。
山頂から反対方向の肩を見ると、ベンチの群れが大量にある。あそこまで下りると、登り返すのが大変だなぁ。
今日は風が強いね。山頂で食事にするつもりだったが、これではコンロの火が消えてしまう。途中まで降りて、木陰でコンロを使うことにしよう。
東鳳翩山から西鳳翩山を登山口まで下りてきた。山麓の山を見上げると、タブノキの若芽で赤く染まっている
カシノキかタブノキ、どっちかだと思うが、カシノキの若芽は赤く染まらないから、これはタブノキだと思う。
海岸から内陸深いのに、ここでもタブノキが繁茂しているとはねぇ。
近畿の山ならクスノキと言うのだが、中国地方でクスノキの自然樹は見たことがない。通常はカシノキ、タブノキだよね。
山腹のあちこちにタブノキが繁茂している、タブノキは他を駆逐して純林を形成するので、こんな姿を示すのも納得できるぞ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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