2003年10月6日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:広島島根県境

ほのかに黄葉、二度目の比婆山

 

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県民の森あんた、広島の山を歩き始めて、ここが一番素敵という山はどこ?   比婆山かな。8月に行ったな。
なら、そこへ行きましょう。
着いたよ。途中で間違えて、熊野神社のほうへ向かったが、ま、それは愛嬌、ここが県民の森なんだよ。
ほぅ、ホテルみたいね、へぇ、泊まれるの。さすがに今日はウィークデイだから駐車している車も少ないわね。
橋を渡って、ほら、広場の奥を見てみ、あの山が比婆山なんだよ。もう、色が変わって黄ばんでいるぞ。
出雲峠のほうへ歩いていくのね。キャンプの施設もあるのねぇ。
出雲峠まだこのあたりは下だから青葉のままだね。頂上は色が変わっている、ちょっとの高度差なんだがねぇ。
谷川から離れるのね。あの建物はなに? トイレと避難小屋なのか。その先が出雲峠なのね。
そう、この先は島根県だよ、今、県境の道を歩いているわけだ。
立派な立ち木の森に入ったわね。あれ、道の傍の大きな樹の下にロープが張ってある、迂回する道がついているよ。
ほんとだ、8月に歩いたときにはこんな措置はしてなかったよ。大木なんで根張りを保護するために、根元を踏まないよう登山者を遠ざけるのかな。
烏帽子山道は山腹を渡っていくよ、まっすぐ尾根を行けば効率的だがね、そこはゆるゆると迂回するんだよ、北の尾根から東の尾根へと取り付き尾根を取り替えて登るんだよ。
一気に登って息絶え絶えになるより、優雅にゆるゆると登る道にしてくれて、ありがたいわね。
梢の先に空が見えてきた、頂上は近いわね。  そう、風衝で木が成長できなくなってきている、すぐ頂上だよ。
やぁ、着いた、頂上なのね、ここが烏帽子山なのか。真正面が比婆山か。
え、頂上の岩の上に行くの。ほう、谷向こうが吾妻山なの、猿政山があって、その後ろの山が三瓶山、へぇ、三瓶山までも見えるの。宍道湖までも見えるって、どこどこ、ほんとだ、光ってる。
ブナ林の黄葉ねぇ、あの雲がかぶさってる山は大山じゃないかしら、そうよね、大山だぁ、さすがに大山は群を抜いているわねぇ。
ここ烏帽子山へは、吾妻山からも足を伸ばしたことがあるんだよ。
県境を歩いて、吾妻山への道を過ぎれば広島県内なんだよ。ここからは比婆山、比婆郡を代表する山なんだね。
このへんからはブナの純林なのか。ほんとね、ブナの大木に囲まれているわね。
頂上にイザナギの御陵がある、それをはばかって、伐採の斧を入れることなく、そのまま残ったんだろうね。
比婆山御陵これがその御陵なのね。あ、囲いの真ん中の巨石がそのシルシなのか。なんか気味が悪いというか、落ち着きにくいところね。
圧迫感があるよな、さっさと離れようか。
ブナの黄葉て、遠くから見ると茶色く冴えない色なんだが、近づいて見るとけっこう鮮やかな黄色なのね。
西日本の山は全体では茶色に変色するね、クリやクヌギに代表されるように地味な色だね、東北地方や北アルプスの鮮やかな変身とは大違いだね。
池の段比婆山を降りた最低鞍部が越原越(オッパラゴエ)なんだね、ここから管理センターへショートカットすることもできる、この先の分岐、尾根道を行って、池の段に向かおうか。
ここが池の段、草原になっているだろ。ここからの展望がええんだよ。
そうよね、あれが比婆山、烏帽子山は比婆山に隠れているのね。ならんで吾妻山かぁ。あっちからこっちへ県境の山がさえぎるものなく見晴らせるのは素晴らしいよね。
池の段の岬台地の先に険しい山が見えるだろ、福田の頭、県境の山より南が険しく見える珍しい例なんだよ。
で、この先が立烏帽子山なのね、頂上の展望はないって?展望がなきゃつまらんな、麓に道があるの?なら、そっち。
立烏帽子駐車場中国自然歩道か、頂上をバイパスする道だけど、なかなか味のある道じゃないの。
出たよ、立烏帽子駐車場、さっきからひとに出会うのは、ここから出発するからなのね。
駐車場の先に黄色いロープで封鎖してある道が見えるやろ、ここから管理センターへ向かうんだよ。
ここから道が長いんだよ。延々と歩かなきゃならない、という印象が残ってるよ。
笹の尾根、という道なんだとさ、最初は笹が生えてる尾根なんだと理解していたんだよ、ガイドブックを読み返して、笹の尾根という固有名詞なんだと、やっと気がついたのさ。
大山が見えるそうよね、道は広くて、笹に覆われた道という印象はないわね。
展望が開く箇所に差し掛かった、見えるのは道後山だろうな、お、あれは大山だ、はっきりと見える。
尾根をユーターンして、山腹を渡って、次の尾根へ移って行くんだよ。この尾根も回って迂回して、ここで分岐になる。
上・下、どっちへ行くの?
下と思うだろ、上へ行くと展望の園地なんだよ。そっちへ向かおう。
管理センター展望園地の展望はあんまり大したもんじゃないんだよ。出雲峠から毛無山が見えるくらい、遠くに猫山が見えるくらいだね。
そうね、肝心の烏帽子山比婆山は木々に隠れて見えないのね。
あとは降りていくだけなんだが、右へ左へ、ジグザグに折れ曲がりながら降りて行くんだよ。
さぁ、ここ、広場が見える、管理センターが見える、やっと駐車場まで降りてきたよ。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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