2010年11月10日
しぇるぱ単独
山域:岡山県真庭市

県境けんざかい金ヶ谷山かながやせん朝鍋鷲ヶ山あさなべわしがせん

 

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山の駅天気の状態が悪くて、これで三日目なんですよ。
つい先日の6日の土曜日が雨模様で断念し、昨日9日、雨も上がるだろうと麓まで行って、雨は上がりそうだが、もひとつ気配が悪いので引き返した。
今日は天気予報ではなんとか上がるだろう、雨は降ってはいるけど、ここは断然、出かけることにする。
岡山県に入ると青空なんですよ。蒜山に近づくと雨が降ってくる。しとしと降りに降ってくる。
蒜山PAで様子見していると、雨は落ち着いてきたよ。雲の切れ目も出てきたし、なんとかなるんじゃないだろうか。
高速道路を出て、野土路トンネルを抜けて新庄村に入る。町村合併を拒否して、単独で村を維持する、全国的にきわめて稀な例です。
山の駅を目指しているのだが、その山の駅が見当たらない。引き返すと、あれ、これがそうなのかな。
道の駅のような派手派手な施設だろうと思っていたんですよ。違った、地味ぃな見かけだった。ここの駐車場に車を置くとしよう。雨も上がった、ラッキー。
伐採用重機トンネルの手前で電話を入れておいたのですよ。
Tel 0867-56-2635、登山道は国六(株)の私有地の中を通っている。入るなら事前に連絡を入れてほしい。こういうことのようです。
これから入りたいのですが、許可してください。金ヶ谷山から朝鍋鷲ヶ山を経由して、出発地の山の駅に帰ります。
連絡を入れていただいてありがとうございます。金ヶ谷山では伐採の作業をしています。危険がないように気を付けてください。
よぅし、許可をもらったぞ。
山の駅の反対側から林道は始まる。県道の谷に金ヶ谷が流れ込んでくる。
林道が敷設されているのだが、
わだちは重機で削って均され、こんなに平らな林道は滅多にあるもんじゃないよ。
伐採作業中交通止の看板がある。電話して許可をもらっているのだ、よかったねぇ、電話していなかったら、こんなに心安らかには通れないぞ。
金ヶ谷山登山口切り株の上にチェーンソーアートが載せてある。チェーンソーで材木を彫刻して
姿形すがたかたちにするものなんですよ。
ジブリ映画のもののけ姫に出てくる森の妖精をモデルに造ったものじゃないかな。
ネットのブログやHPでは、ゲゲゲの鬼太郎とその仲間たちの作品があったとあるが、展示品の入れ替えをしたのだろう。
トラックが材木を満載して下りて行った。このへんからは伐採の材木がごろごろしている。間伐材を抜き伐りしているのだね。
自動車が止まっていて、車のナンバーが岐阜になっている。はて、国六とは地場の企業じゃないのかい。
帰宅してから、国六(株)についてネット検索してみた。
なるほど、岐阜の材木業者、宅建業者だ。新庄事業所、新庄村に大きな植林地を持っていることもホームページに書いてある。
電話したとき、電話が転送されたのだよ。まさか岐阜県に転送されたのじゃないだろう。
縦走路と出会う番頭さんなり支配人に転送されたんだろうな。そうそう、吉野熊野では現地の世話方は番頭や支配人と呼ばれているんですよ。
ここではそんな呼び方はしていないのかな。もっと近代的な企業なのかもしれませんね。
伐採作業、木材の集荷作業は機械化しているのだよ。材木をピックアップする重機、運搬するキャタピラ車が置いてある。
道がぬかるんで大変なんですよ。雨が降っているのをタイヤ、キャタピラで捏ね回しているから泥が浮き上がって靴が沈む。
標識がある。これが2ヶ所目で、山頂まで最初の標識は1.8km、今度のは1km、2回目の標識のところで伐採作業はここまで、ここからは道が乾いて歩き易くなる。
伐採現場から谷を大回りして次の尾根に出てくる。ここに金ヶ谷登山道入口と案内があるんですよ。
どうやら、地元の呼び名では、金ヶ谷山ではなく、金ヶ谷と呼んでいるみたいだね。
金ヶ谷山を読むのに、ネットでは、<かねがたにやま>と<かながやせん>と二派に分かれています。
金ヶ谷山頂上私の立場は<かながやせん>、岡山では<やま>より<せん>のほうが強いという理由からです。
金ヶ谷という名前ならどうだろう。<かねがたに><かながや>、<かねがたに>が優勢かもしれない。
そういうことで、<かねがたにやま>が勢いづいているのかもしれない。
林道から離れて、尾根をダイレクトに登って行く。登りの最初には丸太の階段がある。
雨上がりで丸太が濡れていて、滑ってしまう。えらい迷惑だね。丸太を踏まずになるべく地面を踏むようにしよう。
木の根に碁盤目の刻みを入れてある
ネットでは、歩き易い、登山者に優しい、とえらく好評だが、生きている木の根にチェーンソーで刻みを入れているのですよ。
切り株なら咎めはしないが、生きている木を傷つけているのはどうかと思うよ。
県境路尾根を突き上げる登りで、二度目の丸太階段がある。
邪魔な階段と悪態をつかないでね。階段の主眼は雨水の水路で道が掘られるのを防止するためなんですよ。歩き易いかどうかは二の次なんだよ。
毛無山、白馬山からの縦走路と合流する。毛無山に二回登った。先日、三平山に登った。毛無山と三平山の間を繋ぎたい、今日の動機はここにあるんですよ。
頂上手前に階段がある。この階段を登り切ると、金ヶ谷山かながやせん頂上、山名標識には1164Mと標高が書いてある。
山頂から開けて見えているのは一つの山しかない。たぶん笠杖山、笠杖山の左に新庄村の主要集落があって、右側には土用ダムがあるのだ。
木々を透かして毛無山が見えているはずだが、梢が繁っているので判然としないね。
山頂には雪が積もっている。昨日の雨は県境では雪に変わったのだ。
山から下り始めて、朝鍋鷲ヶ山、三平山が見えてくる。金ヶ谷山を登るときには見えていなかった風景なのだ。
朝鍋鷲ヶ山頂上下りの丸太階段、下りの階段は怖いね。爪先が引っ掛かったらえらいことになるものね。
ブナの美林を過ぎて、笹原が切り開かれていて、いかにも県境だなぁ、鳥取県の平野部の市街地が見えている。
横手に分岐があるが、これは中電道、送電線の巡視路なんだね、利用してもええが、山を越え谷を越えの直線の道だから、それを承知の上でね。
朝鍋鷲ヶ山の全貌が見えてきた。灌木が優勢の山なんだね。
灌木が密集していると通れないものだが、送電線工事で直線の道が広げてある。砕石を敷いて、草木が回復するのを妨害してある。
ここが
朝鍋鷲ヶ山あさなべわしがせんなのだ。えらく背の高い展望台がある。登ってみると、鉄の階段は急でステップも狭い。登りはええよ、降りるとき踏み外しそうで怖いね。
展望台の頂上からは、大山は雲の中、大山の手前に三平山蒜山三山
金ヶ谷山かながやせん毛無山。高い所にあるだけに展望はよく効く。
感動の碑という石碑があって、国体の登山競技がここであったのを記念して設置したものだそうな。
旧県道と出会うこの展望台も山岳競技の用途で、審判とか速報とか、それ相当の用途があったのだろうね。
ここからは広い道、がらがら道だがトラックも通える道で、これをたどって戻ることにする。
人間が歩く道ならこんなにうねうねと迂回する道なんか付けはしない。傾斜坂道があるのは当たり前だ。
この道を通るのはトラック・自動車、なるべく坂道を少なくということで、果てしもなく曲がり曲がって道が出来ている。
出た。林道は旧県道に合流した。野土路トンネルが貫通したので、今までの県道は廃道になってしまった。使っているのは国六(株)の関連だけだね。
長い旧県道は野土路トンネルの前で新しい県道に合流した。
合流地点には国六(株)の無断立入禁止の看板があって、入山するには連絡を、とうながしている。そりゃそうだよね、私有地宣言には抵抗できないよね。
野土路トンネルここから県道の舗装路をぽくぽく歩いて行くのだが、今日は林道と舗装路が多くて草臥れたなぁ。足の裏がじんじんする。
道の下に五段の滝が見えている。もう夕方に近いので、写真に撮っても潰れてしまって絵姿にはならないだろう。
やっと道の駅まで戻ってきたぞ。さぁてこれから高速道路を走って我が家までがなかなか時間がかかるのだ。
参考 毛無山シリーズ、毛無山(ケナシガセン) 2005年10月21日
    毛無山シリーズ、毛無山けなしがせん 2008年8月31日
    岡山鳥取県境の三平山みひらやま 2010年9月10日

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます


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