2012年4月2日
しぇるぱ単独
山域:島根県邑南町

石見安芸備後の三国山

 

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さて、出発三国山シリーズで三国山登山を重ねております。
前々から残る三国山に目を付けているのだが、なかなかその気になれない。道があるのやら、無いのやら、はっきりしないからなんです。
なんとかなるだろう、行ってみようよ。行けば行ったでなんとかなるさ。
江の川は橋が問題なんですよ。渡れる橋が限られている。南の式敷大橋か、北の両国橋か、このどっちかを使うしかない。
今日は南の式敷大橋からをチョイスした。橋を渡ってすぐに川沿いに走るのだよ。
江の川から離れて山間の谷に入り、県道4号線を進んで行く。
ドライブマップでは細い道で表現してあるので、恐る恐る入って行ったのですよ。
何の心配もない、広幅のええ道だよ。県道4号線、こんなに若い番号の県道だもの、悪い道であるわけがない。
林道の入り口県道4号線は県境を越えても県道4号線なんだね。両方の県で同じ番号になるわけだ。重ならないように調整しなきゃならないよね。
隣接する県の数は長野県が一番多いだろう。隣接する県の県道の番号を調整するのはオオゴトだろうね。
県境の峠では、どっち側に駐車してもよかった。そこは好き好き、成り行きで、島根県側に駐車することになりました。
歩いて引き返して県境を越える。広島県の標識があって、島根県の標識がある。
広島県側で林道が始まる。最初はたんぼが続いている。たんぼのところで山道がある。山に入って歩いてもええなぁ。
ま、林道を歩けば遠くまで見通せる。荒れ果てた林道だが、ここを歩く方が安全だろうね。
林道はここまでかと思ったが、山が崩れて林道を埋めているのだ。その先に林道はまだまだ続いている。
さて、林道はここまで。いよいよ林道はどん詰まりになってしまった。林道の先の谷を分けて登るか。
林道から山道へいいえ、谷の真ん中は大概草木が繁っていて、潜ったり交わしたりで面倒なことになると思うよ。
ちょっと引き返した地点で山腹に取付く道がある。ここから登ろう。
道があるような、無いような、もう何十年も使われていないのだが、痕跡はあるのですよ。なんとなく、これは道だと透けて見える。
落ち葉を蹴散らした跡があるが、人間の仕業ではないだろう。獣の仕業だと思うよ。
プラスチックの杭が点々とあるのだが、筆界基準、国土調査、無名の杭だったりで、県境の杭としては、まぁ、値打ちの低いこと。
県境らしく、バリッと道が切り開かれていることを期待して入ったのだが、とんでもない、道とも言えない道の気配を探り探り進まなきゃならない。
稜線がはっきりしないんですよ。稜線が平らで山腹を登っている感じなのだよ。ひたすら壁を登って登って、ただただ高度を稼ぐのだよ。
三国山の前山に登った。この前山は、どこもかしこも掘り返され、溝が掘られ、大きな穴が開いて、歩き難いったらありゃしない。
前山の頂上
鉄穴かんな流しが考えられる、タタラ製鉄のことですよ、砂鉄を採集するのに穴を掘るのだ。ただし、大量の水が要る、ここは頂上で水があるわけがない。従って、その解答は却下。
城の跡かもしれない、竪堀、堀切が考えられる。ところがね、普通、砦、郭を建てるはずの平面まで掘り返して、建設できそうな平地がないのだよ。
ということで、それも却下。
なにか鉱物の露頭があって、露天掘りであっちこっちを掘ってみた。穴、溝があまりに不規則で、これほど出鱈目に掘るとはどこか異常なのかも、と疑わざるを得ない。
荒唐無稽なことを考えれば、石見銀山の銀を盗んだのかもしれない。ここに埋めたのはええが、どこに埋めたか忘れてしまって、あっちこっち、どこまでも掘った。
どれもこれも当たっているとは思えない。不思議の遺跡ということなんですよ。
最低鞍部ここで稜線から外れて、谷底へ降りていく。谷向こうに三国山が見えている
ここが最低鞍部、北から来る道はよく踏まれているなぁ。松木集落から植林の手入れに通った道なんだろうなぁ。
ここから三国山の山腹に取付く。
道はありません。踏み跡さえ判然としない。とにかく方向を定めて登って行くしかないよ。
なんとか平らなところが見えてきた。ここが三国山、頂上なのだが、笹に覆われて三角点が見つからない。
笹を踏み倒してみよう。ここか、ここか、あった、白い杭が見つかって、三角点の石柱が見つかった
三角点にICチップを埋め込む作業が全国で進行中だが、ここの三角点にはまだICチップは埋め込まれていない。
都市近郊から作業を始めているようだが、ここの順番が来るのはまだまだ先になるだろうねぇ。
三国山三角点さぁて、降りるか。
登る時には一点に集中するから問題ないんですよ。降りるときが問題だ。拡散するから、方向を間違うと飛んでもないところに降りてしまう。
あれれ、間違えてる。GPSを持って歩いているんですよ。登りに歩いた道を歩かなきゃいけない。朝の軌跡のほうへ幅寄せして近づいて行く。
最低鞍部まで降りて来ました
ここから植林の登りには、作業道のええのを見つけた。朝の道から逸れても、この上で合流するんだからそれでええ。
前山の頂上は穴だらけ、穴を避けて迂回して、どういう意味があるのか、ちょっと理解できないよねぇ。邪魔な穴だねぇ。
ここでGPSと相談なんだが、登りに使った道は笹に覆われて歩き難そう、GPSの軌跡から逸れた道は踏み慣れた道のように見えるがどうしたもんだろう。
ええい、歩きやすそうな道を歩けばええじゃないか。朝のGPSの軌跡から離れて歩こう。
植林地へ植林地に出て、植林の中には作業道らしい踏み跡があって、ほぼ順調に降りて行っております。
植林地の最後から林道の終点が見える。作業道から踏み分けて林道に合流したよ。
無理に笹を分けて降りなくても、そのまま自然に歩いて行けば林道からの取付け道があったのだ。ま、ええか、結果オーライ、どっちでもええさ。
ぽくぽく林道を歩いて、県道に合流した。そのまま歩いて今朝の駐車場所まで帰ってきたぞ。
ほんとはね、ここの三国山は無理に名付けた三国山だという説があります。
その説には続きがあって、安芸、備後、石見の接点を取り巻く山々すべてが三国山だと述べています。
10年前にはURLが存在したのです。インターネットで見たのです。残念なことに、いつのまにか、消滅してしまった。
安芸と備後は江の川で区切られています。川で区切られているのだから、そもそも山は存在しない。ふぅむ、理にかなった説明です。
林道から県道へ熊見トンネルの下流に、安芸・備後・石見の接点があります。そこから江の川に接する山を見上げればええ。
で、江の川の両岸にそびえる山々が三国山、あれも三国山、これも三国山、三国山とはひとつに限った山じゃない。なるほど、なるほどぉ。
で、まぁ、その三国山の山々の、その中のひとつ、三角点のある三国山に登ったというわけです。
ほんとはね、江の川からちょっと離れているから不満なんですよ。もっと江の川に近い山なら満足したのにね。
ま、ええさ、これで三国山は四つ登った。
もうひとつ登っていない三国山があるのだが、そこは手強いという評判なので、腰が引けております。
なんでも木製の長い梯子を登るとかで、梯子が朽ちていて信用ならないとか、ほんとかね。そこまでのアプローチが長いということなので、気が乗らなくなっています。
県境因幡・伯耆・美作の国境の三国山で、真実の三国山と偽物の三国山がごく近くにあるんだとか、いかがですか、あなた、登る気があったら登ってみませんか。
とりあえず、三国山コレクションはこれで打ち止めにします。
参考
2002年10月27日 岡山、鳥取、広島県境、三国山
2005年 4月29日 出雲、石見、備後の国境、三国山
2006年12月24日 島根、鳥取、広島県境、三国山

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります



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