2019年_4月11日
しぇるぱ単独
山域:三次市

近郷近在、甲奴と吉舎の境界の山、水呑山みのみやま

 

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ここんとこ、尾道道の甲奴インターから出入りしております。地図を眺めて、近所にメボシイ山は?水呑山みのみやまを見つけた。登ってみようか。
甲奴インターを出て、宇賀の旧小学校前に向かう。そこから、尾道道の橋梁と、その背後に携帯電話の鉄塔が見えている。そこが今日の行く先なんですよ。
幹線道路から県道428号線に入る。谷の入口に駐車する。道が大幅に膨れていて、ポールの背後に何台でも駐車できる。
谷の名前、集落名が一宮谷いっきゅうだに、谷の頭に見えている山が水呑山みのみやま、山麓に通信アンテナも見えている。
集落の真ん中の舗装路を登って、尾根を越えて尾根の反対側に進む。再び尾根を越えて、一宮谷いっきゅうだに側に戻ってくる。
通信アンテナが立っている。三本あるので、現在の携帯電話の会社の数と一致しているよね。
道の上に民家があって、あそこまで行くにはどう行けばええのだろう。直接向かおう。畑の中の道を突っ切って畦道沿いに登って行こう。
民家への舗装路がある。道端にはシバザクラが満開なのだ。訪問して山への取り付き点を教えてもらおう。おばあさんがいた。
こんにちはぁ、水呑山みのみやまへ取り付くにはどこから入ればええのでしょうか。
もうはぁ、道はのうなったがのぅ。昔は小学校の遠足で登っとったこともあるが、今じゃぁ登らんよのぉ。わたしも久しいこと山に入ったことがないけぇねぇ。
だれか登る登山者はいますか。
何年か前に広島から来んさった若い人がおったよのぉ。
どうもありがとう。とにかく道を探してみます。
谷の出口を見れば、尾道道の橋梁が見えている。ずっと向こうには宇賀の集落が見えているのだ。宇賀から見える風景の真ん中に、わたしはいるのだ。
通信アンテナの先には頭士山が見えている。参考:2019年_2月24日「近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山」、2019年_3月14日「近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山全部踏破
シバザクラの角を曲がって山に向かおう。道を進めば、太陽光発電のパネルが見えている。その手前に道の入口らしいものが見えている。
ヒヅメの跡があって、人の道であり、獣道でもあるわけだ。入口が繁っているだけで、中に入れば歩き易い道に変わる。獣除けの鉄板が続いている。ガードレールの鉄板のようで、頑丈なことこの上ないね。
跨げるところがある。ケモノもここに集中しているみたい。電柵の電線もここだけ垂れ下がっている。獣除けが機能していないのだよ。
ここからは植林の中を歩く。植林の中は下草もなく、実に歩き易い道なのだ。
リボンを発見、登山者の仕業なのかなぁ、山主の目印なのかなぁ。再びリボンを発見、これは登山者の仕業だね。これは心強い。この道で間違いないということだ。
植林の中を歩くのだが、コース取りを間違えた。倒木帯へはいってしまった。横へ逃げれば歩き易いところがあるのに、ショートカットせずに迂回する道を行けばよかった。
地図では、山頂部は小判型なんですよ。今は小判の長辺を歩いている。
植林にはほとんど下草がないのに、ここには草むらがある。草むらをぐるっと回ってみると、ここが水呑山みのみやま頂上、三角点がある
明治以来の古いスタイルの三角点標石ではないよ。現代的な標石だよ。三角点標石にはセンサーチップが埋め込んであるもんだが、ここではまだ作業が追い付いてないね。
さて、下りるか。
最初の計画では、山頂から南下する予定だったが、道があるのかどうか判らない、やっぱり来た道を引き返すのが安全だろう。
倒木帯を避けて下りると、リボンに出会い、再びリボンに出会う。これは自然な登山路だよ。先人が合理的な道どりを教えてくれているのだ。
尾根伝いに下りて行けば、尾根の先に獣除けの鉄板が見えている。あそではないよ。谷底から登ったのだ。尾根から谷底に道を曲げて進む。
獣除けの鉄板の箇所まで下りて来た。そこから笹薮を分けて、広い道に出てきた。
道は民家への舗装路に合流する。このまま舗装路を進んで行く。
四差路に出た。ちょうど、さっき道を聞いたおばあさんが下から登って来た。
間違いのぅ登って降りてんじゃろうかのぅ、気遣うとったんよ。道はどうじゃったかいのぉ。
ええ、植林の中は歩き易い道でしたよ。リボンもあって、登山者が通う道になってますねぇ。
おばあさん、自宅に帰らず、近所の家に向かう。たぶんおばあさんの家は甲奴町宇賀の一宮谷集落、近所の家は吉舎町雲通の水呑集落、区域は違っても、これほど近いのだものね。
小学校が違い、郵便局の配達が違っても、話し相手は近くに求めることになるよね。
四差路は、水呑の集落の方に向かわず、尾根に沿う道を直進する。
地蔵堂のある四差路に出る。地蔵堂があり、峠に、品の滝と案内標識がある
次は、品の滝を中心にアップダウンのヒルクライムの自転車をやってみたいな。近いうちの予定に繰り込んでおこう。
道は斜面を下って、県道428号線に合流する。品の滝への観光案内があって、来た道を行けば一の滝、二の滝三の滝は違う方向、どんなものか意欲が掻き立てられるね。
県道を下りて、出発地の一宮谷入口まで帰って来た。
麓の舗装路歩きの道を足したとしても、そんなに時間はかからない。山そのものも楽な道だった。宇賀から見える風景の中を歩いた、堪能した。
見上げるほどの山なんだが、麓まで行ってみれば、やっぱり里山、こういうのもなかなかええもんですよ。
一宮谷入口に駐車する 三本の携帯アンテナ あそこが水呑山 民家で情報収集
ここに道あり 鉄板を越える 水呑山三角点 山からの出口
四差路 地蔵堂の前の分岐 県道への出会い 出発点に戻った

 

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