2009年5月31日
しぇるぱ単独
山域:岡山市中区

岡山市の真ん中に里山、操山みさおやま

 

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操山の山道さっきまで瀬戸内観音の巡拝で、岡山市内の寺にいたんですよ。明王寺安住院、とりわけ安住院は操山の山ふところに抱えられていて、寺が終わったら操山に登る予定にしていたんですよ。
この操山は、そうざんと読むのだと思い込んでいました。
岡山県立岡山操山高等学校、この場合はそうざんと読むのだね。高校がそうざんなら山の名前もそうざんだろうと思い込んでいました。
いつの日にか、あれは
操山みさおやまと読むのだと知りました。へぇ、意外な読み方、そっちで読むのかい。
操山みさおやまの山麓の道は、地元の人でなければとても運転できる道ではない。
稜線に出た
操山みさおやまの北側に百間川という川がある。そこの橋、沢田橋を渡って進むのが正解、一番判りやすい。
山裾は沢田集落、溝川が流れて、川下では暗渠になっているが、途中の川岸の両側は道になっている。
なんでそんなに詳しいのか。それはね、中国薬師で第八番恩徳寺を参拝したことがあるからですよ。
その時、里山センターの駐車場に車を止めて、歩いて寺に行ったので記憶に残っているのだよ。
今日は里山センターは混んでいるよ。駐車場はいっぱいで、わたしが止めると駐車のマスは全部塞がってしまった。
駐車場から歩道を歩き始める。広い幅の道で、岡山市民が大勢歩いているから踏まれて広幅になったのだね。
明禅寺城址への道一応は巡回のコースはこれこれ、このように、と学習はしているが、あんまりそれに拘るつもりはない、現場の道のままに、その場の気分で歩いて行くことにするかね。
で、すぐに稜線へ登って、予定では、そのまま頂上へ向かうはずだったのですよ、気が変わった。
山腹の水平道をたどって明禅寺城跡へ行くことに変更です。
北へ伸びる尾根があって、そこの付け根が四差路になっている。尾根はゆったりと下がって行く。
尾根がこんもりと盛り上がったところが明禅寺城跡、宇喜多家が戦国大名として世に出る合戦の舞台なんだそうです。
明禅寺城址からの展望地方の局地戦だから、看板の説明も読むのに、もひとつちからが入らない。
ひとつ教えてほしい、備前備中では城の郭のことを段と呼ぶのだろうか、本丸をつめの丸と呼ぶのだろうか。
安芸ではそのように呼ぶ例もあるのです。呼ばない場合もある。この地ではどうなんだろうね。
城跡の平らな部分にはアズマヤがあって、アズマヤと比べると、そんなに広い敷地の城だったとは思えないね。
北から西の方向が見晴らしが効いて、市街地が見えるのだが、どこがどこなのか、いまいち判らない。
展望が効く方向とは反対側に谷の斜面に中国薬師の恩徳寺があるのだ。斜面を登ればすぐだったんだよね。
萩の塚古墳尾根を引き返そう。尾根の付け根の四差路まで引き返そう。
坂を登り切れば、萩の塚古墳、近づこうとしたら大勢のグループが来て、寄り切られてしまった。
ここからすぐに
操山みさおやま頂上、ちゃんと三角点が設置してある山なのだ。
山頂から南には純林が続いている。カナメモチのトンネル道と看板がある。へぇぇ、この樹はカナメモチと言うのかい。
道を掃き清めて誘導してあるのでついつい誘導に乗ってしまったが、アズマヤに誘導してその先に道がないのだよ。
掃き清めていない階段道があるのは確認していたので、そっちへ転進しよう。
操山三角点尾根が切り開かれた箇所に出て、ここが三勲神社跡なんだそうな。
看板によると、明治の国策で国威発揚のため建てた神社なんだが、戦後維持できなくなった、そんな経過があるんだね。
岩の上から岡山市街が見える。森のみどりのところが後楽園、岡山城なんだね。
ここから再び引き返す。道の途中に、奥市への分岐があった。そこから降りて行くのだ。
降りるにつれて歓声が聞こえてくる、野球をやっているんだね。奥市には市民グラウンドがあるのだ。
市民グラウンドへ降りて行くんじゃないよ。すぐに反転して山の中に戻って行く。
後楽園、岡山城が見える山裾の道を水平に歩いて行く。道の下には護国神社がある。梢越しに透けて見えるが、屋根の一部しか見えない。
てっきり、神社は南面していると思い込んでいた。普通、神社は南向きだよねぇ。
西に向いているんですよ。谷の奥に社殿があって、参拝者は西から東に向かって谷の奥へ歩いてくるんだね。
朗々と祝詞が聞こえる。社殿の位置を錯覚していたから、どうして谷の奥で祈祷をあげているのか不思議な気がしたよ。
道の周囲にはクスノキがあちこちにある
護国神社があるからクスノキを植林したのか、もともと霊地だからクスノキが保護されていて、そこに護国神社を勧請したのか、さぁ、どっちなんでしょうね。
奥市で反転護国神社から離れると、ここからは登り坂、どんどん登って稜線に出た。
ぐるぐる山の中を巡っているうちに、ここがどこだか把握できなくなってきた。
実は、地図を持ってきていないのですよ。頼りは看板のイラスト地図、いま、どこに立っているかが判らない。
You are here. これが英語での現在位置、香港ではこんな表現でした。
where we are? すっかり見当を失っています。
道がええから稜線を越えて反対側の坂道を降りようか。
再び稜線へ歩いているうち、あれ、なにやら覚えがあるぞ。朝、登って来た道を戻っているのだ。
やっと焦点が合った、You are here. どこを歩いているのかこれで判ったぞ。
たちまち駐車場まで戻った。
ここは里山センターという施設なんだが、
操山みさおやまはほんまに里山だね。
メインの道はよく踏まれている。それ以外に、どこへ行くとも知れない道がなんぼでもある。岡山市民は自由に道を探りながら面白いところを探しているんだろうね。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




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