2001年5月12日
しぇるぱ単独
山域:丹波

丹波の三尾山、姿がステキ

 

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麓からの三尾山、東峰と西峰かな友だちと葛城山へツツジを見に行くのかい、なら、ひとりで行ってくるかな、丹波の三尾山。
舞鶴道を春日インターで降りる、ここから辿るわけだな。高速のトンネルの手前、ここから入るわけだ。
何かおかしい、地形が地図とマッチしないがな、引き返そう。トンネルの名前が日ケ奥トンネル、間違えているがな、北と南を取り違えて走りだしたんだ。
喫茶店がある、ここで聞いてみよう、客のおじさん方にたずねよう。
舞鶴道高架、この下を潜って山に入る 東峰、西峰、本峰の位置と距離を示す
三尾山に行きたいのですが、どう行けばいいのですか。
あんた、大間違い、この道を県道に出て真直ぐ行くのよ、尖った三つの山があるで、麓で聞いてみるんやね、この辺で三尾山は誰でも知っとる。
どうもありがとう。
ははん、この山か、トンネル手前、今度は間違いないぞ。高架下の適当なところに車を停めるか。
歩き、出発、セメント道がぶかぶかになっている、だいぶ由緒ものの道だな、砂防ダムをふたつ越えた、橋がある、ここを渡るのだな。
東峰頂上広場 東峰から春日の盆地を
避難小屋がふたつある、喫茶店のおじさん達も山の中に小屋があると言っていたな、彼等もちゃんと登ったことがあるんだわい。
岩をくり抜いた穴に石仏が鎮座している、自然の穴なのかな。
谷を登ってきて、両翼の様子から稜線が近いと判断できるな。今までの真直ぐな道からジグザグの切り返しの道に変わってきたな。
振り向くと、あれぇ、谷の源頭をつめているつもりが、横の山腹を登るように変わっている、さっきの判断は間違い、稜線はまだまだです。
西峰から東峰を見る 西峰頂上
出たぁ、稜線、案内図がある、右が展望台東峰、左が本峰で、迂回して西峰ということなんだな。
まずは東峰へ、とんがりの山なんだね、ぐいぐい登って山頂、広場の周囲は木の背丈が低い、なるほど、展望台だ。
春日町の盆地がよく見える、舞鶴道がうねっているのもよく見えるね。
山の名前が全然解らん、東に見えるのが多紀アルプス三岳なんだろうな。ここには登ったことがある。南には白髪岳、なんだけど、どれがどれやら。
本峰頂上の広場、城跡だそうです 本峰から、遠くに多紀アルプス
さて、次の峰へ、西峰本峰ともにょきにょきとと背丈を伸ばしているね。
道の脇にテープで誘いをかけている踏み跡がある、こっちが西峰なんだろうな。
ぐいぐい登って当たり、西峰、やはりそうだった。
この西峰は樹が繁って展望はないね。本峰を目指そうか。
本峰、山頂は芝生の広場なんだ、頂上標識は三尾城跡、そうなのか、ここは城だったのかい。
ここは360度展望が効くな。見渡しても名前が解らないからどうしても三岳の方向を向いてしまう。
さて、降りるか、そのまま引き返してつまらないから先へ向かおう。
下り道から振り返って本峰 佐仲峠、下山道は右へ
やたら急な道だな、降りきって登ると分岐、真直ぐ行くのではないようだな、バス停中山、と標識がある、こっちだろうな。
またまた極端な坂道、どんどん下ると峠に出たよ、佐仲峠というのか、ここからは林道になる、幅広い道を折り返しながら降りていくのだ。
やっと舞鶴道の高架と出合った。ここからもとの駐車場所まで帰って行かなきゃ。
高い高架の道まで登り詰めてまた高架の底まで降りて行かねば、これなら、里に出て水平道を歩いたほうが良かったかな。
高速を来る時は、三尾山が背中側だったが、帰り道、春日インターで三尾山の全貌を見ました。
思い出したぞ、大江山に行った時、姿のええ山やなぁ、と話したもんだ。山は低い(586M)けど、麓からにゅっと立ち上がった姿は、男前、別嬪さん、惚れ惚れする山容だねぇ。

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 カシミール展望図をつけました。

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