2010年6月17日
しぇるぱ単独
山域:岡山県新見市

岡山県北、雄山おんぜん雌山めんぜん

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

苗床の小屋岡山県の北の山、新見市の雄山おんぜん雌山めんぜんに登る予定を掲げたまま、もう半年以上経過するかな。
これ以上放置しておくと、嘘つきと呼ばれてしまうかもしれない。腰をあげよう、よっこらしょ。
高速の中国道で、大佐サービスエリア、ここはスマートインターチェンジ、ETC装備車なら出入りできるようになっております。
雄山おんぜん雌山めんぜんにはここが一番近いのでここから出て行く。
JR姫新線に沿って北上し、住所は小坂部、駅の名前は刑部、どちらも読みはおさかべだよねぇ。
林道の終点姫新線から離れて、小坂部川に沿って北上すると、上刑部郵便局がある。なんとも好き勝手に名前を混在して使ってるねぇ。
大佐ダムに向かうのですよ。大佐ダムから先は、小坂部川には行かない、大井野川をさかのぼる。
川岸に備作山地県立自然公園の立て札が見える。ここで引っかかったのは備作なんです。
因伯は鳥取、雲石は島根、防長は山口、芸備は広島、それぞれ地域を代表する名前なんです。
備作、これは岡山を代表する名前として共通認識があるのかしら。
美作みまさかを音読みすればびさく、備作の音読みもびさく、混乱を招くように思えるがいかがでしょう?
雌山備作という名前に、わたしは始めて接しました。地元のひとの意見を求めたいものです。
川沿いの道は県道なんだが、対向車が来るときは交わせるところでちょっと待つ、狭い道なんだよ。
大井野川が示すように、集落の名前は大井野、民宿の看板はたくさんあるが、飲料水の自動販売機は1台も置いてないね。
集落を抜けて、雄山雌山登山道の絵看板が出てくる。この道から入って行くのだ
次の看板が恐ろしい登山者の方へここから先は危険ですので徒歩で登山してください、さぁ、どうする?
たしかに、ここで舗装は途切れていて、この先は地道になっている。
雌山から雄山が見える轍や雨の流路などの道のデコボコを重機で均してあって、危険があるとは思えない。
どんどん進んで行って、スキー場の跡地のところで駐車することにした。
スキー場の跡地が、牧草地に、植林の苗床になっていて、管理する小屋がある。先に1台止めてあるから並んで駐車することにしよう。
苗床を観察すると、種子を蒔いたところ、発芽して初年度、二年目、三年目、畝が行列しているから、苗の生育具合がよくわかる。
案内標識が次々あるから道を誤ることはない。
林道は、タイヤが踏む轍の部分は地面が剥き出しだが、中央はオンバコが繁っていて、轍を歩くかい、オンバコを踏んで歩くかい。
植林の中の道←とあるだけで、文字がない案内がある。タイヤの踏み跡は真っ直ぐに行っているが、ここは←に従って左折するべきだろう。
進んでいくと、林道も最後になる。絵看板と小看板がある。
雌山まで絵看板には30分、小看板には20分とある。
雄山までは1時間30分とあるが、ここからなのか、雌山からなのか、行ってみなくちゃわからないよね。
山道に入ると、途端に急登、折り返しながらジグザグに登って行く。
山頂直前で横歩きして尾根を越えて隣りの山腹に入って行くのですよ。
第一のコブ目の前に切り開きが現れて、そこが雌山の頂上、三角点があって、雌山の山名標が建ててある。
雄山が見えていて、ここから見ると、雄山はずいぶん急登の傾斜に見える。
雄山頂上まで45分案内があって、方向を指している
植林の中を進む。整然と植林が並んでいるので閲兵している気分になれるのだよ。
雌山と雄山は弓状の道になっていて、弓の最大曲がりの箇所はどこか知らないうちに通過して行く。
次のコブがこのあたり、植林から稜線へ出て、見晴らしの悪いところを歩いている。
第二のコブ次のこぶがここ、たらたらとコブを登ったり下ったりの道が続いて行く。
鞍部が切り開かれていて、あれが頂上か、と森の塊が見えているが、近そうにみえるが、案外に距離があるのだよ。
頂上直下が切り開かれていて、頂上が見えている。
ここが雄山の頂上。振り返ると、来た道の方向に雌山がちょこっと突き出ている。湾曲して通った峰々も見えている。
北に大山が見えていて、ただし、水蒸気が多いので写真に撮っても姿にならない。その手前に宝仏山毛無山、金ヶ谷山が見えている。
こんな風に見えているのだよ
雄山から雌山を振り向くと、大佐山、頂上からハンググライダー・パラグライダーが飛び立つ山なのだよ。
大佐サービスエリアの真向かいにある山なので、馴染みが深い山なんだね。
雄山おんぜん雌山めんぜんと対の名前で呼ばれるが、播磨にも雄岡山おっこやま雌岡山めっこやまというのがあります。
播磨平野の中の小高い丘なのでとても目を引く。この山は、くれぐれも、共通部分を省略して大声で口走らないようにね。
さて、引き返そう。
雄山とんとんとんと下りていって、雌山まで戻る
雌山の下のジグザグの折り返しの道はここだけが道幅が狭いのですよ。
前後のコースがよぅく踏まれているのと比較すると、ここだけ道が若々しい。古くからの道のはずなのに不思議なことだよ。
林道まで降りて来て、ここからはぶらぶら歩き、さぁて、植林の苗床の前まで戻って来たぞ。
大佐サービスエリアのスマート出入口へ引き返そうかね。

OS,プラウザの種類、ヴァージョンによっては、JavaScriptErrorと宣告され、表示されない場合があります。
その時は下の文字、数字をクリックしてみてください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9





詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます


前ページへ

あちこちの山へかえる

トップページへかえる

 囲炉裏へリンク