2012年9月24日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:島根県大田市

子三瓶、孫三瓶、三瓶の南半分

 

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三瓶、南登山口よめさんから三瓶に行こうと誘われているんですよ。ここは何が何でも出かけなきゃね。
2004年9月2日に二人で三瓶に登っている。「三瓶山、男と女の間をふらふら」その時は、男三瓶山と女三瓶山を登ったのですよ。
そうじゃない山がええな、ということで、登る対象は、子三瓶山と孫三瓶山に決定したんですよ。
通常は東から三瓶に向かうのだが、今日は江の川・三江線沿いに粕淵の手前まで行って、離れて三瓶へ目指そう。
入山口の三瓶温泉に敬意を表して南から直行なんだよ。
今は、三瓶温泉と言ったり、三瓶志学温泉と言ったりしているが、かなり昔には志学温泉と名乗っていたはずだよ。
いつのまにか三瓶の名前が世間に広まった。志学とは狭い地名なんですよ、狭い地名から広い地名に名乗りを変えたんだね。
孫三瓶、子三瓶の分岐このへんが南の入山口のはずなんだが、ゆっくり走らせて標識を探す。あった。
ここは車を止める場所がないね。大きな旅館の[さひめの]の周辺にはパーキングはないし、国民宿舎さんべ荘の周辺にも見当たらない。
道路を拡幅して、膨らんだ場所があった。ここに止めさせてもらおう。
国民宿舎さんべ荘の前に信号のある交差点がある。そこが登山口になっている。
階段を登って標識の前に立つと、熊に注意と張り紙がある。「この付近で熊の目撃情報がありました」えぇ?熊が出るとは?!
三瓶山は独立峰なのになぁ。山脈で繋がっていないのに熊がやってくるものだろうか。半信半疑で進むことにしようか。
子三瓶と孫三瓶の間の峠ここが分岐、上へ進めば孫三瓶山へ、山腹を横に進めば子三瓶山へ。まず、子三瓶山を目指すとしようよ。
そんなに踏まれた道ではないね。草刈はしてあるが、草も回復しようとしてがんばっている、ここを大勢の人間が踏みつければ成長できないんだがね。
山腹をぐるっと回ったところで子三瓶山が大きく見えてくる
子三瓶と孫三瓶の間の峠に到着した。風越という地名なのだそうな。
ここで始めて孫三瓶が見えてくる。旧火口を隔てて、真向かいに見えているのが、女三瓶山、そして、男三瓶山、前にあの山を登ったのだよ。
子三瓶から夫婦ふたりが下りてきた。こんにちわぁ、早いですね、どちらから?
子三瓶山頂上西の原のゴダイマツから登ってきました。
ゴダイマツとはどこのことだろう。西の原には定めの松があるが、その言い間違い・聞き間違いなのだろうか。
彼らは孫三瓶へ、われわれは子三瓶へ、それぞれ登り始めて、振り返れば登っている高度が見えるのだよ。
どっちもかなりの急傾斜なのだが、孫三瓶へのパーティーのほうが速いように思えるなぁ。
彼らは頂上に到着したが、こっちはまだまだ急な登りと格闘している。雨が岩を洗い出して、岩だらけの道を一歩一歩膝を送らなきゃならないのだよ。
やれやれ、岩場の道は通過して、肩を越えてゆるやかな頂上部に変わってきた。
室の内池への分岐子三瓶山の頂上は縦走路から西に離れて、西尾根の最高部が頂上なのだ。
霧が出てきて、子三瓶と男三瓶の間から三瓶全体を埋め始めた。天気が悪くなりそうな気配がする。
子三瓶を男三瓶の方向へ降りて行こう
こっちの斜面もえらく急な斜面で、通常の山の感覚でいてはいけない、粘性の高い溶岩が盛り上がった山なのだ。
一度、鞍部に降りて、こぶを越えて、再び最低鞍部に降りる。ここが四差路で、西の原への道、男三瓶への道があって、右折して室の内池へ向かう。
笹原の中を刈り払った道なんだよ。ずいぶんと広い道で、こんなに手入れの行き届いた登山道を歩くのは久しぶりだなぁ。
室の内池このところ歩いた道は、ほとんど誰も歩かない道で、(蒜山を歩いたじゃないの)、蒜山だってこんなに広い道ではなかったぞ。
確かになぁ、今年歩いた山はほとんどが無名な山ばっかりだね。それに比べると、びっくりするくらいええ道だね。
ここが室の内池、旧火口で、池の底の石が不透水性なので雨水がたまって出来た池なのだそうな。水の流出口はないね。出口なしで塞がった池だね。
ここから斜面を登って行く。折り返し、切り返して登って行く。
登り詰めたところにコンクリートの建物がある。展望台だった。子三瓶から眺めて、あれは何だろと疑問だったが、ここへ来て、やっと疑問が解決した。
この展望台からの正面は子三瓶山と孫三瓶山、男三瓶山も見えるが、木の梢が邪魔して男三瓶の半身しか見えない。
子三瓶と孫三瓶ここにいると、ロープウェイで登ってきたひとが次々にやってくる。ちょっと待ってね、もうちょっとで弁当を食べ終わるからね。
峠に出ると、ロープウェイへの道、女三瓶への登山路、右折して大平山への階段を登って行くのだ。
大平山の頂上はベンチがたくさんあって、ロープウェイの客が三瓶全体を眺めるようになっている。
縦走路は広く切りあけられていて、快調な道が続いている。
孫三瓶山の付け根で室の内池からの道が合流して、ここから孫三瓶山に登ることになる。
まず緩やかな道で、ほどなく孫三瓶山の頂上に到着する。
縦走路は子三瓶の方向へ向かっているが、南の尾根の方向へ向かうのだよ。
孫三瓶山頂上ここから降りる道、遠慮なく一歩一歩の足幅が大きく、ドシンドシンと踏み込みながら膝を送って行かなきゃならない。
おぅい、なんぼ降りるんだい、降りても降りても下り斜面は続いているなぁ。
尾根から山腹へ道が変わってきた。ちょっと局面が別のものになります。
ここで、子三瓶、孫三瓶の分岐まで戻ってきた。見上げると先が上へ上へと続いている、孫三瓶への登山路は急傾斜だったんだねぇ。
ここからは緩やかな道を降りて行く。
登山口まで降りてきた。
南登山口まで戻る車を止めた道の膨らみまであとちょっとなんだね。
何度も三瓶山に登ったような気がしていたが、違った、自転車で走ったのを登ったと勘違いしていたのだ。
室の内池のあたりでぱらぱらと雨に遭った。ガスが湧いているのも天候が悪化する兆しなんだね。
山を降りて、車に乗り込んだらどっと雨が降り始めた。いやぁ、ラッキーだったね。帰りは、中国山脈を越えたあたりで雨も上がったのだよ。
参考 三瓶山、男と女の間をふらふら 2004年9月2日
    案外、短時間、三瓶山麓一周(自転車篇) 2010年11月18日
    頓原から三瓶山往復(自転車篇) 2012年4月28日

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