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2003年10月18日
しぇるぱ単独
山域:広島中央
広島県のへそ、鷹ノ巣山
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鎌倉寺山をやろうと思ってやってきたが、マツタケのせいで11月15日まで立入り禁止なのかい。
なら、隣りの神ノ倉山、ここも駐車する場所がみつからない、ええい、止めた、他の山にしよう。
ということで、やってきました鷹ノ巣山、賀茂郡福富町の山なんですよ。
前に、ここへいずれ行く気でロケーションを調べたことがある、その用意が役に立つんだよね。
国道で福富町役場前の交差点がある、曲がってすぐに細い道を入るんですよ。安心したまえ、すぐに道は広くなる。
あとはそのまんま奥へ奥へと、林道の終点にはキャンプ場があるが、そこまで行っては行き過ぎなんだよね。
ちゃんと途中に鷹ノ巣山と案内があるからそれに従うことだね。
道は膨らんでいて、そこに駐車可能、4台か5台は置けるね。お、だれか来た。
こんちわぁ、鷹ノ巣山はこっちですよね、カンノキ山へは行く道は簡単ですか。
カンノキ山はねぇ、植林の山で眺望は半分ですがね、自然に誘導される道がありますよ。うん、熊に注意の看板ね、峰続きの某々山で出たという話は聞きますがね、今までこの山で出会ったことはないですよ。
そう、毎週土曜はこの山に来ているんですよ。平日にも来るから年に何十回と来ています。
どうぞお先に、後から同じコースを行きますから。 では、お先にぃ。
林道を行くんだな。よくあることなんだが、休眠中というか死んでいるというか、草ぼうぼうの林道があるもんだが、ここのは立派に現役の林道だな。ちゃんと真新しいタイヤの跡もある。
四つ角交差点、ここから林道から分かれて山道になるのか。だれか車を止めている、さっき見たタイヤ跡はこの車のものだろね。
へぇぇ、山道でも広い道じゃないか。もっと藪の道を想像していたが、いい裏切りかただね。
追いつきましたね。 あぁ、びっくりした、足音が聞こえなかったもんで、さっきのひとですね。
仲間とはネットのメールで打ち合わせしながら、山に入るんですよ。
ネットが使える環境なんですね、わたしもホームページを編集していますので読んでみてください。
○○山岳会なんですがね(聞き損ねた、いっぺんでは覚えきれない)、若い連中がページを編集してます。
東京ではサラリーマンでした、こっちへ帰って自営業しています。
時間に余裕があるんで、周囲のあちこちを行っています。特に、この山は高校生時代からお気に入りなんですよ。
フンコロガシ、エジプトのスカラベで有名ですよね、ミドリセンチコガネなんですがね、この山域にたくさんの種類があるんですよ。ほら、ここにもいます。
シカやタヌキの糞に卵を産むんですよ。ここのは糞は転がさない、そのまま糞に産みつけます。
シカもこの周辺には多いですよ。本来、白木山あたりにしかいなかったんですよ。伐採したんで、周辺に散りましたね。
ほら、木の甘皮を食べているでしょ、アセビの木肌は絶対に食べない、毒があるのをよく知っているんですね。
頂上の肩にブナの原生林があります。あの樹なんかは300年の樹齢だと推定されています。
もうすぐ鷹ノ巣山の頂上です。
やぁ、芝生になっているんですね。へぇぇ、雨避けの小屋もあるんですね。
小屋の屋根へ登ってみましょうか。円周のうち、1/4ほど樹木が邪魔して見えないが、他はすっかり見えるでしょ。
あれが白木山でしょ、ありゃ、違いますか、あ、こっちなのか、ふむふむ、手前の尖がりが鎌倉寺山なの。
南が竹原方面、海が見えるのが解りますか。さらに奥の山々は島なんですよ。
どれどれ、なるほど、海のように見える。
この邪魔な樹を切れば、三瓶山から比婆山大山まで見えるんですがね、町役場をつついているんですよ。
出雲の南で、中国、雲南、というギャグを振り回しているんですよ。女亀山、琴引山なんかのね。
あはは、そう、そう。チャイナ雲南にも行ったことがありますよ。ネパールにもチベットにも行っています。
ほぉ、わたしも4000Mサミッターなんですがね。
わたしは7000Mまで登りました。4000Mはどこ? マレーシアのキナバル山ですか、わたしも登ったことがあります。
(へぇ、大変な大物だね。地元のおじさんなんだが、聞いてみると、ふくらみのあるひとだなぁ)
カンノキ山には行かないつもりでしたが、久しぶりに寄ってみる気になりました。一緒に行きますか。
そりゃもう、ぜひとも。
幅広い道がまっすぐに降りていく道なんですね。溝の道を嫌がって、だれもが植林の中を行ってる、こうして道は変遷していくもんですよね。
カンノとは焼畑を意味する言葉なんだそうですよ。山肌を掘ってみると、今でも炭化した層が出るようです。
いっぺん峠まで降りるんですね。ここからカンノキ山へは登りになるわけですか。
(ひぃひぃ、けっこうつらいんだが、これも縁だ、食らいついて引き離されないようにがんばるぞ)
もうすぐ休み岩です。ここから半周の展望が効きます。
なるほど、岩の上なので邪魔するものがありませんね。あれが鷹ノ巣山なんですね。ほぉぉ、全貌を見たぞ。
わたしの高校生のころは、カンノキ山の下は見渡す限りブナ林でした。今は、鷹ノ巣山の頂上部にわずかに残っているだけです。
この岩の向こうは下がっているようだけど、ここが頂上? そうですか、ここがカンノキ山か。
そんなにキャリアを積んでいらっしゃるなら、日本山岳会などで登山隊の編成などもなさったんですか。
始めは関係していましたがね、なかなか面倒なんで、今は止めています。
だいぶ長いこと、あれやこれやと話し込んでしまいましたね、降りるとしましょうか。
たったったと先ほどの峠、谷の中の道を行くわけですね。
ちゃんと道刈りはしてあるんだが、この谷道は突然に細くなってますね。先ほどの道は町境だから道が広かったのかな。
イノシシが道を掘っているでしょ、ミミズを探して掘ったんですよ。
どこの山でも、イノシシは丹念に耕していますよね。
お、出た。ここに出るのか。出口に案内標識はないんですね。テープが垂れ下がっているのが目標なんだな。
ははぁ、キャンプ場と広島県のへそのモニュメントの間にあるんですね。
広島県のへそかぁ、確かにね、鷹ノ巣山の1/4の森を切り払えば、広島県の大部分が見えますよね。
もとの駐車場所まで帰ってきましたね、ご一緒していただいてありがとうございました。ええ山ですね、また、この山は再訪したいと思っています。
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