2016年9月15日
しぇるぱ単独
山域:広島県三次市

近郷近在、三次市の高谷山2

 

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近郷近在の山も、少々ネタに詰まってきました。だいぶ登り尽して、ここに登りたいという山がない。今まで登った山で別の光を当ててみようか。
三次の高谷山、東から南から登ったことはあるが、北から登ったことがない。北から登ればどんなもんだろう。
三次の市街地から江の川沿いに下って行く。三江線に沿って、粟屋駅の近くまで行って、ここなら道が膨れている、ここなら駐車しても迷惑にはならないだろう。
歩き出して、粟屋駅に立ち寄ってみる。ここから先の駅では、駅の周辺に人家がさっぱりないのですよ。この駅はまだましなほうだ。周囲を見渡せば人家が点在している。これでは廃線したくなるよねぇ。
歩き出して、作業している人を捉まえて、高谷山に登る道はここからですか。
いいや、ここから入るとこの先で道が塞がっとるよ。ここじゃなしに、下の谷から入りんさい。
聞いた分岐は、下津河内丸山鉄穴跡、と標識が立っている道のことなんですよ。ここではないのだ。もう一本下の道から入って行くのだ。
鹿島神社本殿と案内標識がある。この道から入って行くのだ。
踏切に差し掛かって、ちょうど三江線の列車が通過する。三次駅行きで、一日五本しかないダイヤで、9時12分、二番列車が通過するところに出合ったのだ。
最後の民家を過ぎて、舗装路は落ち葉の積もった道を登って行く。道は谷底の道ではなく、山腹を行く。時々、尾根を切り開いて高低差を埋めながら登って行く。
市道が改装された道を行く。ガードレールが白く光って先の先まで見渡せる。
電線の標識に大平山とある。おおひらやまだろうか、たいへいざんだろうか。何と読むのかしらね。
人家があって、おじいさんがいた。すみません、ここの集落は何と言う名前でしょうか。
ありゃぁのぉ、後大平うしろおおひら言うんよ。
そうか、わかったぞ。いや、あのね、電柱の標識に大平山とあったんですよ。大平山とは、山の名前だろうか、集落の名前だろうか、考えていたんですよ。そういうことか、納得しました。
点在する人家を抜けて、大きな道に出合う。高北広域農道なのだよ。三次市街地のことぶき橋から始まって、粟屋の高原部分を経て安芸高田市の高宮まで通っているんですよ。
その先は、途切れ途切れに繋がりながら、中国道の高田インターの近くまで伸びている。
その広域林道を横切って、広島県自然歩道の道を進む。自然歩道の標識があるから、そこはよぅく確認しておこうね。
広域林道と並行に進む。広域林道の法面の最上端を歩いているのだよ。舗装路を歩いてガードレールに沿って進んで行く。
ガードレールから離れていよいよ植林帯の中を進む。いきなり分岐があって、どっちを進むか迷うところだが、自分の信じる道を進めばええ。たとえ間違えたとしても後で修正すればええ。
山の峰の中央を進めば間違いない。植林の中に自然歩道の標識があって、よしよし、この道でええのだ、と太鼓判を押してくれる。
高塚古墳があって、ちょっと立ち寄ってみる。なるほど、古墳に穴が開いて中がのぞけるな。古墳と言っても、墓なんですよ、いくら昔々の古墳といっても、墓の中には入れないなぁ、遠くから眺めるだけにしておく。
ここからは電波銀座で、ピーク毎に鉄塔が建っている。どこかの鉄塔の背後に高谷山の三角点があるはずなんだが、案内標識が失われていたので、パスしてしまった。ま、ええさ、寄らなくたって惜しくはない。
ここが高谷山の展望台、ここから三次市街が見えているのだが、今日は水蒸気が充満して見通しが悪い。
そうだ、展望台にライブカメラが設置されているということだった。手すりから身を乗り出してみると、ははぁ、見つけた。こういうカタチで設置されているのかい。
霧の海ライブカメラ:三次・高谷山~Net A-趣向」 ここが運営主体です。
下りようかね。再び高北広域農道に合流した。このあたりの集落は中垣内、耳で聞くかぎりでは、なかがいち、と発音しているように聞こえるんだがね。
地図では、小鹿学園の特別支援学級のほうへ降りる道があるはずだったのだが、見つからなかった。そのまま、かなり山裾まで降りてしまった。
帰ってから地図を探しました。途中で道が立体交差している箇所がある。立体交差の橋の下に民家がある。その民家に沿って降りれば丸大ハムの工場の前に行けたのだ。事前演習の手抜かりだね。
しゃぁない、このまま進むしかしょうがない。老人介護施設のあさぎりの下を通って、国道54号線へ合流する。
そのまま歩いて、国道は三江線を跨いで、歩道は跨線橋として赤くペンキで塗られて、ずいぶん派手派手な姿になっている。
この先に見える分岐で国道から離れて、県道を行く。白星クリーニング工場の前から丸大ハムの工場の裏を通って、川沿いの道を進む。
江の川が見えている。神野瀬川が江の川に注ぎ込むあたりで、ここからは山に挟まれた狭い流域を流れて行く。
駐車したところまで帰って来たぞ。舗装路ばっかりで、山道の部分はほとんど無かったな。このコースをお薦めするか、いいえ、お薦めしません。くたびれるだけです。
参考
2004年10月18日 ふるさとの遠足、高谷山、比熊山
2011年10月_4日 三次の高谷山、ヒルクライミング、一周(自転車篇)
JR三江線粟屋駅近くに駐車 JR三江線粟屋駅 ここで県道を離れる 後大平の風景
高北広域農道を横断する 広島県自然歩道 高谷山展望台 高北広域農道に戻る
ここで脇道へ 国道54号線に合流 この先で国道から離れる 丸大ハム工場の裏を進む

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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