2009年7月24日
しぇるぱ単独
山域:広島県福山市

福山、内海うつみ町、田島、内浦山

 

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阿伏兎観音から内浦山を瀬戸内観音を巡拝しているんですよ。
今は阿伏兎ノ瀬戸の阿伏兎あぶと観音、磐台寺にいます。
阿伏兎ノ瀬戸の潮流が速いので、航海安全を祈って、岩場に阿伏兎観音が設置されたのだよ。
阿伏兎ノ瀬戸の潮流の海峡を隔てて、対岸の島の名前は田島、ここから見て、一番高い山の名前が内浦山、今日はその山に登ろうと思うのです。
ぐるっと本土側を引き返して、島へ渡る橋が見える、内海大橋、あの橋を渡るのだよ。
内海大橋沼隈町の中心部に近づいたあたりで、スーパー・ハローズ、ホームセンター・ジュンテンドーがある。
そこの交差点が内海大橋入口、ここを曲がって、坂道を登って行く。
橋は海面から高い位置にある。だから、橋の両端はかなり高い位置にあるので取り付き点は山の中腹にあるんだね。
内海大橋が見えて来た。
この橋は、ブーメランのように曲がっているのですよ。
マナイタゾワイという浅瀬岩場を橋脚に使うので、激しくひん曲がっていて、渡っていて不思議な感じがする。
湾曲している内海大橋海やダムを渡る橋は嫌なもんだね、肛門から脊髄にかけて、むずむずぞわぞわ、ここで地震があったらどうなることだろう。
対岸に到着して、ここは
内海うつみ町なんですよ。今は合併して福山市だが、内海うつみ町は田島と横島、この二つの島で成り立っている。
中心地は田島と横島が接するところ、田島の島内をを阿伏兎ノ瀬戸の方向へ進んで行く。
内浦集落で内浦小学校、その背後に道があるのだ。ネットでは歩ける道とあったが、それは何年前のお話しだったのだろうか。
何度も往復して山際を探したが、入れそうな道はどれもこれも草に埋もれて、とても通れそうにはみえない。
いこいの森分岐引き返して、内浦公民館には大勢集まっている。聞いてみると、もう獣道ですよ、通れるもんじゃないです、そんなことだった。
阿伏兎ノ瀬戸の対岸の馬場崎まで行ってみる。馬場崎を曲がると、海岸の道は狭い、見るからに進みたくない雰囲気だね。
海峡のこっちから、対岸の阿伏兎観音を眺めるだけにしとこう。
バックで引き返して、ここまでの途中に、いこいの森と案内看板があったよなぁ、そっちからなら登れるだろう。
車で登ってみると、ひっくり返りそうな急傾斜で、アクセルをいっぱいに踏んでもエンジンが喘いでいる、車ではなく歩いて登ろう。
眼下に箱崎漁港道ばたに車を置いて、歩いて登る。
馬場崎からの道と合流する。ほら、写真で見ても急傾斜なのがわかるでしょ。
狭い尾根の上に道が通って、これは峠なのかな。違った、急斜面から緩斜面に移る端境なので、下から見ると峠に見えるのだ。
行く手に内浦山の頂上が見える。通信塔があるから間違いない。
下を見ると、漁港が見える。箱崎の漁港なんだね。
振り返ると、阿伏兎あぶと観音が見える。西から参拝の道はあるが、東からは断崖絶壁で近づきようもない。
阿伏兎観音を前の峰から海峡、阿伏兎観音の背後の峰と、連続して見えている。
ここが舗装路の終点、車止めが設置されている。
ここはいこいの森で、案内図があるのだが、三角点の標示がない。
三角点を求めて、うろうろと迷走したもんだよ。
いこいの森とは、アズマヤがあったり、遊具があったり、こども向けのものなんだね。
こどもの森の園地のなかで一旦は舗装が途切れる。ここから先は地道、草の道を歩くことになる。
ふたたび簡易舗装の道になって登って行く。
舗装路の終点地図のデータベースでは、△202あたりに三角点があることになっている。
どこにあるのだろうねぇ。ヤブの中なら見つかるわけもないと諦めて引き返す。
ねんのため、道からはなれて草のなかを歩いてみる。アズマヤのところに、あった、三角点があった
どう見てもこれは三角点だね、三等三角点。
ダータベースが間違っているのだ、現在の位置に合うように、カシミールの上での三角点をつかんで正しい位置にづるづると引っ張って置き直そう。データベースを修正しよう。
本来はどっちの位置が正しいのか、国土地理院の基準点成果等閲覧サービスで確認してみよう。
古い三角点ありゃぁ、停止【亡失】とある。位置としては、いかにもこの現在の位置なんですよ。
三角点の停止【亡失】とは始めて出会った。こんなこともあるのだねぇ。
あながち、データベースの間違いとも言えないようだね。位置を引っ越したのか、書庫での記録が消滅したのか、なにか事情があるのだろうね。
データベースの基礎は、国土地理院の定める基準点の詳細に基づいているはずだ。
ひとつならともかく、ふたつのデータベースが間違った位置を指しているということは、昔は、基準点が△202にあったということだ。
現在位置に三角点が埋設されているのは、どんな事情があったのだろうね。うぅん、不可解。
新しい三角点鳥取県の金峰山で、通信塔の工事で三角点が掘り出されて、工事後、埋め直してあるのを見たことがある。
大山の弥山、三角点が地震で崩壊したので、位置を移して設置し直した、こんな例もあるのを思い出した。
帝国陸軍参謀本部以来、三角点は不動のものだと思い込んでいたが、認識を変えなきゃならないかな。
さぁて、下りて行こうか。
尾根通しに昔の尾根道、ハイキング道があるように見えるが、草に埋もれてもう廃道になっている。到底通れない。
歩き始めた街道の下はクレセントビーチ海浜公園、海水浴場になっているのだ。
今日は曇天、雨の降りそうな気配で、水と遊んでいるのは数人しかいない。それでも、こどもの歓声は湾内に響き渡っているものね。
さぁさぁ、帰ろう。内海大橋を渡って帰るとしよう。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます


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