2012年7月28日
しぇるぱ単独
山域:広島県三次市

三次市海渡町うとちょう屏風山

 

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海渡公会堂この山を発見したのは自転車を走らせていて見つけたんですよ。
美波羅川に沿って水源地まで自転車を走らせた。そのとき、
海渡町うとちょうで地元の登山案内を見つけました。
美波羅川の左岸に昔からの国道があったのですよ。旧国道は山と川に挟まれた左岸の崖地にあるので、右岸に国道バイパスを建設した。旧国道は市道に格下げになりました。
わざわざこんな道路に車を走らせるわけもない。自転車だから、交通の激しい道を避けて静かな道を行く気になったのです。
海渡町公会堂という建物がある。地図の看板が架かっている。背後の山は屏風山とあって、登山路の案内があります。
へぇ、こんな道があるのかい。いつかは屏風山に登りたいもんだね。
あのね、三次中央病院にしばらく入院していたんですよ。病室の窓から山の山稜が見えている。方角としては屏風山に違いない。
グレーチングから始まる道毎日眺めていると、次はあの山に登ろうとその気が湧き上がってくるもんだね。
その、いつか、が今なんですよ。
海渡町公会堂の前まで自動車を寄せる。うまい具合に畑で働いているひとがいます。
屏風山に登りたいのですがね、どこから取り付けばええのでしょうか。
屏風山はのぅ、今見える稜線から登るんじゃないんよの。稜線の向こうに谷がありましょうが。その谷から登り直すんじゃけぇの。
取り付きはのぅ、すぐ先にグレーチングがありましょうが、そのグレーチングのところから道を登って行きんさい。
グレーチングとは鉄格子のことだよ。溝に蓋する鉄格子のことだよ。このグレーチングから道を登って行くのだね。公会堂の真後ろに屏風山がそびえている
シカ・イノシシ対策の扉次の三叉路は左に行こうか、右に行こうか。なんとなく右に進んでしまった。
見渡すと、新国道が見えていて、美波羅川に迫る山が連なっている。屏風山とはよぅ名付けたな。ほんまに屏風を立てかけたように見えるものね。
次の三叉路は、当然、山裾に向かう道だね。左折だね。
墓地が出てきました。墓地の先にはシカ・イノシシの柵があって、扉がある。扉を通るには、必ず掛け金をしっかり掛けておかなきゃならないよ。
さらに大きな墓地があって行き止まっている。舗装路はここまでで、墓参りのための舗装路なんだね。
墓地から山道が始まる。池が見えている。池からどっち側に道があるのだろうか。とりあえず、池の堤まで寄ってみる。
池がある谷の右岸を登ってみるが、こっちは道が良くないね。左岸に移ろう。
谷の水が涸れて、涸れ谷になって、谷のどん詰まりになってきた
ここは斜面を登ろう。
登ったところに古い杣道があった。よっしゃ、この道をたどればええ。
とんとんと進むと、谷から登ってくるええ道がある。ふぅん、この道はどこから入った道なんだろう。
ここからはよく整備された道で、現役の道なんだろうね。まるで並木道のよう
倒木が邪魔をするけど、細い木々が道に張り出していないので、きわめて通りやすい。
道を歩いているうち、下りの道になってしまった。頂上を通ることなく歩き抜けたのではうまくないよね。
古い杣道に合流する引き返して、道に関して言えば、このあたりが最高地点かな。とりあえず、記念の写真を撮りましょうね。
倒木がぐさぐさと固まっているので見逃したけど、道から離れて頂上を目指す踏み跡があるじゃないか。
道があるような、無いような、心もとない踏み跡で、とりあえずは、このあたりが最高地点なのかなぁ。
実はね、不意に思い付いたので、地図を持ってこなかったのですよ。
もうちょっと前進すれば、△508.2まで行けたのにねぇ。踏み跡も尽きたし、雰囲気としては、ここまで、そんな感じだったんですよ。
登った道を引き返すのに、同じ道を戻る、これがきわめて難しい。目印を失い、方向を失って、違う場所に降りてしまった。
道は山腹を鉢巻きに巻いているのだから、必ず道に出会うことになるのですよ。方向を大間違いしない限り、少々の間違いはOKとしよう。
道に限定しての最高地点持ってきた水を全部飲み干してしまった。ちょろちょろと水の流れがあるので、汲んで行こう。
ほんとはね、山の中の水はあんまり信用していないのですよ。
エコノキックスは北海道だが、ここではシカ・イノシシの糞が溶け出しているかもしれない。虫の死骸が流れているかもしれない。
石清水なら安心だが、これは流水だよ。危険を拒否して水を飲まないか、危険承知で水を汲むか。
喉の渇きには対抗できません。泉の湧き出し口から3メートル、これくらいなら危険は少ないだろう。そう考えようよ。
道をどんどん降りて行って、分岐で考える。ええ道のほうへ進みたい気はあるのだが、この道はどこに出るのか見当がつかない。むやみに踏み込むのはどうかと思う。
古い杣道ではあるが、登ってきた道のほうへ降りて行こう。
本日の最高地点登ってきた谷底へ降りるのじゃなく、古い杣道がどこへ誘導するのか、それに任せてみようじゃないか。
雨水で深く
えぐれた道になっているのですよ。そんな塹壕の底を歩かなくてもええ。塹壕のふちを歩けばええ。
森の中は極相状態になっているのですよ。密林から疎林に変遷していて、歩くのに邪魔にならない程度の木々の配置なんですよ。
森の中を抜け出して、池の上流、左岸の道に合流した
すぐに墓地があって、シカ・イノシシ対策の扉があって、ここから先が大変なんだよねぇ。
炎天下で舗装路を歩かなきゃならない。たかだか500メートル程度の道のりだが、木陰から歩き始めるには、歯磨きのチューブから絞り出すように、行くぞ、行くぞ、と決心を振り絞って歩き始めるのですよ。
やれやれ、駐車場所までやっと戻ってきた。あちぃなぁ。昼飯前には戻ってくる、というショートコースだが、それでもこの時期、暑いのはたまらないねぇ。
参考 決定版!三次市海渡町うとちょう屏風山 2012年8月17日

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