2019年_6月17日
しぇるぱ単独
山域:三原市

三原市のみはらし連山、象山

 

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三原市みはらし連山に登ったら、やはり、その続きを行きたくなります。
今のところ、鉢ヶ峯米田山に登っているが、その延長線上にある象山に登ってみたい。
高速道路山陽道の久井三原インターを下りて、山越えで三原市街に入って、どこかに駐車場はないものかな。ここにしようか。料金が終日300円なら安いもんだよ。
鉄道の高架下の駐車場に駐車する。
歩く人に聞いてみる。三原駅はどっちですか。あ、こっちなの。上のこの線路は何線なんでしょ。ほぉ、新幹線。なるほど、なるほど。
歩き出して他の線路が合流して来るけどな、新幹線はこのように南へ曲がって進んで行くものなのかな。
三原駅の駅前広場を歩いている。自転車で尾道三原間を走った時、三原駅前を通ったことがある。
三原駅東端の最初の信号を左折する。神明大橋西詰の信号交差点を越える。この川は和久原川と呼ぶのだそうな。街路樹がクスノキで、クスノキっちゅうのは神社への参道ということなんだろうな。
国道2号線三原バイパスが象山の山腹を突き刺してトンネルになっている。あの山を登るのだよ。
瀧宮神社の手前を右折する。さっきのクスノキは滝宮神社へという参道の意味だったのだろうな。清水橋を渡れば象山の登山口、みはらし連山の道標が立っている。登山口には地蔵三体が祭ってある。
始めは擬木の階段、次に、大きなはしごの階段がある。建築足場の単管とステップを組み合わせたもので、これは登り易いな。
その先は、登山道は幅広で歩き易い。ただね、傾斜はただごとじゃないよ。一歩一歩踏み締めて膝を伸ばしてぐんぐん登って行く。米田山も傾斜のきつい山だったが、ここ象山も同じく傾斜がきついね。
中電の送電線鉄塔がある。ここから梢の間に三原駅が見えている。
再び登り始める。傾斜が強くて補助のロープが設置してある個所が何箇所かあるが、あまり役に立たない。ロープが横に振られて足場が決まらないのだよ。
分岐がある。分岐には火の用心の短冊、中電道の短冊なんだね。分岐を山腹方向に行くと送電線の巡視路になる。
そっちに向かわず、稜線をひたすら登って行く。
一部、心持ち傾斜が下がるところもあるが、まぁ、一方的に登り詰めて行く斜面だね。鉄砲登りだね。
目の前に切り開かれた広場が見えている。象山なのだ。ここに三角点はない。
米田山が見えてはいるが、梢に邪魔されて頂上の部分しか見えてはいない。
海の向こうに一番奥の山が竜王山、手前が筆影山、筆影山麓に三菱重工の埋立地、沼田川を隔てて帝人の埋立地、象山麓に三菱重工の埋立地。
目を転じると、鉄道線路が見えている。右から新幹線、山陽本線、南へ逸れて行く呉線
最初、駐車場所が曖昧だったのですよ。新幹線の下だと言われたが、何かおかしい。帰ってGPSのログを地図に落としてやっと納得しましたよ。
呉線の高架下に駐車したのだ。教えてもらったのを地図と照合して、変だ、変だと首をひねっていたのだが、嘘を教えてもらったのだ。そりゃぁ食い違うわけだよ。
見えているのは三原市街地、住宅はもういっぱいいっぱいなのは判るでしょ。今後は、本郷や久井など、郊外に住宅を求めなきゃしょうがないのです。三原の中心地は開発し尽されたのです。
象山、277mとの標識を眺める
象山というと、台湾タイペイの象山を思い出すのですよ。2015年11月20日「台湾の象山・拇指山、麓から頂上まで石段の山
拇指山に登る途中に象山がある。ただね、頂上が定かじゃないのですよ。どうやら、かの国では登山口から尾根の上あたりまでの斜面を象山と称しているらしい。厳密な指定はないみたい。
アバウトな指定でよしとする台湾タイペイとは違って、ここ日本では、ここだ、ここだ、ここが象山だ、とキッパリとしている。
最初のつもりでは象山から米田山まで往復する予定だったのだよ。麓の三原市街で駐車場を遠くに置いたことで時間が足りなくなった。今日はここで打ち切って戻ろう。
下りるとなるとずんずん下りていくよねぇ。登りで傾斜を感じるより、下りの方が傾斜を感じやすい、そういうもんだよ。
中電道の分岐を過ぎ、送電線鉄塔の脇を通って、はしごのところまで帰って来た。登りはトントン登れたが、下りはそうはいかない、踏み外さないように、一段ずつ慎重に降りて行く。
下りたところが登山口、清水橋が見えている
瀧宮神社に寄ってみる。三原総鎮守ということなので、だるま神明市の本宮かと思ったが、そうでもないみたい。境内には、だるまが一体もないからね。
神明大橋西詰の信号交差点を西に向かう。進んで行けば城跡が見えている。濠があって、本丸の石垣が残っている。
小早川隆景の城にしては小さいな、という印象がある。ここに天守閣なり櫓なりを組んだとしても、小さな建物でしかないだろう。偉容に欠けるね。
城に食い込んで新幹線のホームが建設されている。やるもんだねぇ。当世なら、文化財委員会が開発許可を出さないだろうね。
石垣の穴が開いて、新幹線・在来線のホーム下へ誘導される。駅の通り抜けの通路なんだね。どうやら、通り抜けの通路はここ一ヶ所だけみたい。
駅の待合所にはらっきー神社があって、タコ=オクトパスが置いてあって、置くとパスの受験縁起としてウケているのだそうな。
三原駅の南側広場に出て、高架に沿って戻って行く。新幹線・山陽本線からは離れて、呉線が南へ曲がって行く。
曲がったあたりに駐車場がある。三原駅前なら終日の駐車料金が1000円から1200円、ここなら終日300円、離れているから料金は安いのだねぇ。
その分だけ、市街地を歩いた、歩いた。もっと駐車場事情を把握しておけば、市街地を歩くより山の中を歩くことが出来たのじゃないか。反省材料だね。
呉線高架下の駐車場 三原駅 清水橋 登山口
足場材の階段 中電鉄塔 中電道 象山頂上
階段を下る 瀧宮神社 三原城跡 三原駅通り抜け出入口
詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります

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