神戸川かんどがわ、河口から下流域中流域

2011年6月25日

神戸川、日本海への河口から、下流域、中流域を往復
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
出雲神仏で、長浜神社の順番です。
国引き神話で名高いのだが、そのへんは長浜神社篇をみていただくとして、今日は神戸川かんどがわをテーマにお話しを進めます。
長浜神社は妙見山にあります。明治の前には妙見大社という名前だったから、山の名前も妙見山なんだね。
橋の名前も妙見橋、まずは神戸川かんどがわの河口まで自転車を進めて行こう。
河口に一番近い橋がくにびき海岸大橋、出雲大社、出雲平野、ぶらぶらと、この時に自転車で橋を渡ったことがある。
今日は河口まで進んでみよう。
格別違った風景ではないが、神戸川かんどがわは、源流は知っている、河口まで踏んで見たということで、次は、下流域、中流域を走らせてみなきゃね。
広島県境の女亀山が神戸川かんどがわの源流です。始まりは飯南町、隣接する出雲市を貫流して、河口から日本海へ注いでいるわけです。
河口から遡上して行くぞ。順番に、くにびき海岸大橋、新崎屋橋、妙見橋、この先は堤防左岸が未整備状態になってくるのですよ。工事中なのだよ。
境橋は覚えておいてちょうだい。出雲インターを出て出雲大社に向かうなら、この境橋を渡ることになる。
境橋を渡って、右岸を進んでいるのだが、工事中で堤防の上は入れない。
堤防に隣接した道を通って、古志大橋へと進む。地図から判断するに、橋を渡って左岸を進んだ方が判りやすいようだ。
半分大橋という冗談みたいな橋があるが、バス停に半分とあったから、半分とは集落名なのだ。
橋の下は大工事している、斐伊川から放水路で神戸川かんどがわに分流する工事なのだそうな。
これで、国土交通省区分では、神戸川かんどがわ水系は消滅して、斐伊川水系に統合されることになったのだ。
昔々は、斐伊川も神戸川かんどがわも、宍道湖に流れ込んだり、日本海へ流れたり、一緒になったり分離したりの歴史があったのだ。
出雲平野は両方の河川の氾濫原で、畑の土は砂地なんですよ。
宍道湖に流れ込んで水位が上がるので、江戸時代の頃から、中の海への流路とは別に、佐陀川を開削して、日本海へ直接流す放水路を作った、宍道湖のもう一本の放水路、佐陀川、これを思い出してちょうだい。
この放水路工事で神戸川かんどがわに斐伊川の水量が増えるので、堤防の嵩上げ工事をやっていて、通行しにくいことになっているのだ。
高速道路の山陰道の下を通って行く。
コンビニで休憩したとき、GPSのスイッチが切れてしまっていた。帰りの途中で電源が入っていないのに気が付いて、そこでスイッチオン。
ざっと1時間半ほどログが取れていない。こういう風に走ったはず、時刻の分配はこのような感じだったはず、ということで、ログを新しく起こしたのだ。
この作業に半日かかって、ページ編集がなかなか進まなかったのですよ。
谷が狭まって、立久恵峡、瀬の渓谷ではなく瀞の渓谷なんだね。
道路は一方通行の道が二本あって、二段重ねの道になっている。
渓谷を抜けて、佐田町の境界を越えて、旧佐田町町役場、現在は出雲市佐田支所の前までやってきた。
ついこの前、ここを自転車で走り抜けたのですよ
神戸川かんどがわの中流域を走ったのですよ。先日のぶんに繋げて、これで、中流域・下流域、通して神戸川かんどがわを走ったことになる。
源流域はともかくも、ほんとはね、来島ダム、志津見ダムについては未踏査なんですよ。
志津見ダムについては現在建設中なので入ることもできない。ダム部分は欠けているけど、そこは目をつぶってちょうだいね。
さて、引き返そう。
立久恵峡で、対岸に道があるのを見ている。中国自然歩道の道なんだそうな。
浮嵐橋を渡ると、これは歩くための道だなぁ。自転車には向かない。狭くて岩と鉄柵に挟まれて自転車を押すのも苦労する。
寺があって、岩屋には石仏がたくさん並べてある。賽ノ河原状態で、この種の風景は好かんなぁ。さっさと通り抜けよう。
不老橋を渡って車道に戻る。
上を見ると、山の上は奇岩がひしめいていて、岩を眺めて中国南画の世界に浸ろうということだろうね。
来る時、トンネルをふたつ潜ったのだ。トンネルは嫌いだから、帰りは昔からある迂回路を通った。
そうそう、通るとき、始めてヘッドランプを使いました。今までは出すのが面倒で使わなかったが、ここのトンネルは狭い。使わないと事故の元だものね。
LED電球です。従来の電球より明るいが、トンネルの壁を照らすものじゃない。対向する自動車から見つけてもらうためのものだよね。
バッグにしまうのは止めにした。ハンドルに縛り付けて、いつでも使える状態にしておいた。
自転車への据え付けランプは使い物にならないなぁ。振動が激しくて取り付け器具が折れて、これはダメだと、ヘッドランプに変更したのだよ。
この先は、帰りも忠実に神戸川かんどがわに沿う必要もないだろう。比較的交通が安全な道を帰ろう。
出雲インターから出雲大社への道に合流した。
境橋を通って、長浜神社への看板に従って左折する。妙見橋を渡ると、長浜神社の駐車場はすぐ近いのだよ。
参考
出雲神仏霊場 第19番 長浜神社
長浜神社 くにびき海岸大橋
神戸川河口、背後は日御碕の山々 境橋、出雲インターと出雲大社の中間にある
古志大橋 斐伊川放水路
高速道路山陰道 立久恵峡、不老橋
佐田町境界 出雲市役所佐田支所
立久恵峡、上を見ると奇岩が連なる 長浜神社への分岐
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