福山、山手、山の上、ヒルクライム・アップダウン

2012年3月29日

津之郷・山手の山の上を進み、南麓に降りて再び登る
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
先日、高増山に登りました。山麓には舗装路が取り巻いています。これは自転車を走らせるとええコースになるなぁ。
ということで、さっそく出かけることにしました。
高速道路の尾道線を北尾道インターで降りて、府中市を通過する。福山市に入って、動物園の近くを山越えしようとという道なんだよ。
福山市の旧芦田町を抜けて行くのだが、細い道で、対向車を交わすのに神経を使わなきゃならない。
瀬戸内観音霊場の第33番 北面山福田寺福性院のときに、ここに来たことがある。そのとき、道で難儀したのを思い出した。
昔の牛馬荷車が通う道を、そのまま自動車が通る道なので、この周辺は避けたほうが賢明です。
どう苦労したのかなど、多くは語らない。北から山越えして、南斜面に移ってきた。池があって、名前が鈴池、ここにふくやまふれ愛らんどの案内がある。
案内に従って坂道を登り、山の上に管理棟があって、駐車場に車を置いて、自転車を走り始める。
坂道を下れば、新池、中池があって、古池のところで谷から離れて峠を越える。
弘法大師の谷なんですよ。この奥に寺があるのだが、寺の名前が判然としないのですよ。大師堂とか、弘法さんとか言って、○○山××寺というのがよくわからない。
四差路になっていて、ここは弘法大師の谷を横切って直進する。
さらに谷を横断して向かいの山腹の道を登って行く。谷越しに見ると、えらく切り上がっていて、自転車を漕いで登れるかなと不安になる。
よくしたもので、少々の傾斜ならぐんぐん登って行ける。高速山陽道の福山SAが眼下に見えている。
ここが峠かと期待したポイントが先へ先へと移動して行って、やっと峠の青空が透けて見えてくる。
道は右か左かと迷ったが、左は草に覆われた地道だもの、自転車なら右の舗装路を行きたいよねぇ。
中国自然歩道の道標が右を示していることだし、間違いない、と判断して右の道を進んだのですよ。
自然歩道の道標で案内していた路傍地がここ、アズマヤがあるから正規のコースを進んでいると思うよねぇ。
ここからは下り坂、分岐であっと気が付いた、あれれ、ここは龍蔵寺への分岐じゃないか。
備後西国で28番、萱野山龍蔵寺というのがあります。廃寺になって、廃墟を訪ねたことがあります。その帰り道で見た風景じゃないか。
ここで道を間違えたことに気が付いた。予定では、津之郷、山手の山塊から北へ降りるつもりだったのですよ。高増山をぐるっと一回りする予定だった。
ま、ええか。北へ向えないなら南の麓に降りればええ。道を間違えたなら、それはそれでコースを組み直せばええ。
どんどん降りて行きます。ひょっとして集落の背後から道があるかも、と大田志集落に向かってみたが、道があるような感じではなかった。
降りて、降りて、高速道路山陽道の道路の下を潜って、山麓の道に出てきた。
この道は歩いたことがあるから解っている。萱野山龍蔵寺への参詣道の入り口を過ぎて、そこから先は始めての道なんだね。
学校の建物が見えていて、特別支援学校だろうと近づいて行った建物は城西中学校で、あれ、間違えた。余計な寄り道をしてしまった。
山麓に沿って忠実に、この方針は捨てて、旧山陽道を行こう。馬や駕籠が行き来した古い西国街道を行こう。
ここに弘法さんと案内がある。ここから入って行くのだよ。特別支援学校の坂は急すぎて、自転車を降りて押して登らなきゃならない。
高速道路の上を跨ぐ橋がある。橋から眺めはお馴染みのもので、自転車で通って眺めようとは予定外のことなんだよ。
弘法大師手前の四差路まで戻って、古池・中池・新池を経て、ここの坂は傾斜はたいしたことはないのだよ。
そんなに急な坂ではないが、長く続く坂なのだ。朝からの疲労が蓄積していて踏ん張りが効かない。降りて押して登ることにします。
さぁて、帰ってきたぞ、ふくやまふれ愛ランド、北に向かえば長い道になったかもしれない、南に向かったことで、そこそこ短い距離で、それはそれで良かったかもしれない。

 

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ふれ愛ランド出入り口 新池 四差路 弘法大師
ここでコースを間違えた アズマヤ 龍蔵寺分岐 大田志集落、行き止まり
麓の道 萱野山龍蔵寺への参道 弘法さん入り口 高速道路山陽道を跨ぐ橋
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