東城から新見へ、往復

2013年9月25日

東城から新見へ、帰りは県道8号線を使う

 

でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

東城の道の駅を起点にあちこち動き回っています。
地図を眺めていると、おいおい、これは新見に行けるじゃないか。単純往復でもええし、山の中の県道経由で帰ってくれば、なおええ。
やるとなったら今日やるよ。
中国道経由で道の駅、遊YOUさろん東城が正しい名前です。
県境まではゆるゆると坂道を登って行く。
広島・岡山県境はどこが境界かいな、と言うくらい、平地の中にある。
ほんとは周囲の山の中に分水嶺に沿って県境があるんですよ。ここに峠があったのだが、広島県側、岡山県側、それぞれ開墾を広げて繋がってしまった。
県境からは東に向かってゆるやかに傾斜が下がっているのが体感できる。
新成羽川ダムに向かうのに、このあたりで国道から離れて曲がったなぁ、と記憶が呼び覚まされてくる。
台形の山が見えてくる。あれが荒戸山、登っても手ごたえのある山ではないが、見る山なんですよ、このあたりではユニークな姿で方向を見定めるのに絶好の山です。
100円自動販売機を見つけた。しめしめと近づいたが、あれぇ、財布を忘れた。自動車の中に置き忘れた。
ここまで来て取りに戻るなどできないぞ。無一文のまま走り続けるしか方法がないだろう。
道の駅鯉が窪に到着、金を持っていないから通過するしかしょうがないね。
川は南の山あいに吸い込まれていく。川沿いに鉄道線路が近づいてくる。
電化路線なんですよ。山陽山陰を結ぶ路線で電化しているのはここだけじゃなかろうか。岡山鳥取の県境で、フワンと警笛を鳴らして特急電車が通るのはシュールな風景です。
電車の線路と離れて登りの坂道を漕ぐ。高速道路中国道の新見トンネルを眺めて、こっちにもトンネルが迫ってくる。九の坂トンネル。
幸い、トンネル内で追い越しの車がなかったから良かったが、ライトを点灯したり、面倒なことだよ。点滅尾灯が必要だね。次の装備にリストアップしておこう。
トンネルを抜けて、今度は下り坂。高速道路と何度も交差しながら新見の市街地に近づいて行く。
国道部分は自動車で何度も通っているから、裏通り、生活道路を行ってみよう。
高梁川に沿って進む。橋を渡るとJR新見の駅なのだ。
ちょっと街中をうろうろしてみたが、本町があって、元町がある。新見発祥の地はどっちなんだろうね。元町は回ったが本町には行かなかったので、比較できない。
帰りは、国道の九の坂トンネルは通りたくないね。
伯備線と並行した県道8号線がある。最初は伯備線と並んで走っている。だんだん道が怪しくなってくる。
幅の広い道は工場へ進むのだそうな。幅の狭い道のほうへ進むべきなのだ。次の分岐、坂道を登っては間違い、ゆるい傾斜の道を選ぶべきなのだ。
道を選ぶのに決め手があります。ガードレールの代わりにポールが立っているでしょ。そのポールに岡山県とあれば、それは県道なのだ。
うむ、選んだ道は県道なのだ、そのままゆるゆると登って行く。
峠となった。地図には
川面峠こうもだわとある。
下り坂なのだが、一生懸命ペダルを踏まなきゃならない不思議な道なんです。普通は下るに任せてペダルを踏まなくてもええのに、下りながら一生懸命踏んでいる。
あとで地図で確認すると、総体的には下り坂なんだが、一部登り坂も混在するのだ。ずっと下りと思い込んでいるから混乱するのだね。
水無山水源保護林という案内がある。なんだか矛盾したかのように見えるが、名前だけでほんとは水を抱えた山なんだろうね。
その水無山の麓にトンネルがある。素掘りで、セメントを吹き付けただけのトンネルだよ。
備中神代の駅に到着した。伯備線の線路は電化の路線だよ。芸備線がここで分岐しているのだが、影が薄い。
無人駅なんだよ。芸備線は到着ホームからそのまま折り返し、伯備線と芸備線の線路を交差させることがないから、人を配置する必要がないのだろうね。
県道は国道に合流する。
親小孫水車があるはずなんだが、来るとき見逃したな。
あった、川向うにあるのだ。
なるほど、親の水車の直径はでかい、子の水車の直径はそこそこ、孫の水車の直径は小さい。
併設されている施設が紙の館だから、ミツマタ、コウゾを石臼で叩くためなのかしらね。紙の館には入らなかった。
財布がない、全然金を持っていない、と戸を叩くことは全部素通りしてしまう。
手持ちのペットボトルがなくなりそうだ。ちびちびと節約しながら、道の駅鯉が窪までがんばろう。
道の駅で水を汲む。トイレの洗面所の水だが、再生水とは書いてない、ちゃんと使える水だろう。
水を補給したならもうダイジョウブ、県境目指して漕いで行こう。
心持ち登り加減なんだが、体への負担になるほどのもんじゃない。
ここが県境、岡山県はほぼ平坦に進んできて、広島県側はどっと坂道を降りて行く。
東城の市街地に降りて来て、道の駅まではもうそこまでなんだよね。
予定では、新見から南へ向かって、吉備高原の山の道を戻るつもりだったが、財布を忘れたので、最短距離・最短時間で戻るしかしょうがなくなった。
ぐるっと大きく円を描くのはまたいつかのことにしようかね。
参考 自転車篇で、このコースとどこかが重なっているページはこれだけあります
2010年11月27日 広島岡山県境、新成羽川ダム
2011年_7月31日 庄原市、西城から東城へ時計回り
2012年11月_6日 東城から西城へのはずが、山中で迷走
2013年_5月22日 帝釈峡、ダムの神竜湖、川の帝釈峡

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

東城の道の駅 広島・岡山の県境 道の駅、鯉が窪 JR伯備線、電化線路
九の坂トンネル 高梁川 JR新見駅 川面峠
くりぬきのトンネル JR備中神代駅 親小孫水車 岡山・広島県境

 

自転車インデックスに帰る
2013年リストへ帰る
トップページに帰る