広島島根県境、王貫峠おうぬきだわ

2015年7月24日

庄原市高野町から奥出雲町上阿井まで、往復

 

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県境を抜けて帰ってみようか。手始めに、広島県庄原市の高野から島根県奥出雲町の上阿井までを往復してみよう。王貫峠おうぬきだわを二度通るのですよ。
庄原市役所高野支所に到着、旧高野町の町役場が市役所の支所として使われている。
支所の駐車場に車を置いて自転車で出発する。新市交差点で国道432号線に合流し、そのまま左折して島根県に向かう。
沖縄の国道507号線が一番数が大きいのだが、432号線も結構数が大きいよ。カウントダウンで数字が下がって行くところがユニークです。
新市から坂登りで、けっこうな峠が控えています。峠と言っても、この先の県境の峠に比べると、どうっちゅうことはないのだがね。
峠を下って和南原の集落になる。県境まで全部和南原なんですよ。明治以前は和南原村だったのじゃなかろうか。ここにも微妙なこぶが盛り上がっている
吉田毛無山への登山路との分岐に差し掛かる。百姓庵と無人販売店があるが、売れないのだろうね、長いこと閉店している。
山の稜線を眺めると、切符のパンチ切れ込みのようなものが見える。切れ込みのところを道路が通っているのだよ。新生坊という名前の峠なのか展望所なのか、そこへ向かうのだよ。
県境は近い。広島県側は緩やかな傾斜だが、島根県側は深い切れ込みになっている。ここが王貫峠おうぬきだわなのだ。
ぐるっと谷に迂回して降りて行く。スノーシェッドが設置されている。雪崩避けの設備で、雪崩を食い止める、あるいは、雪崩が頭上を越えて行くための設備なんですよ。
可部屋集成館への案内、奥出雲町たたら角炉伝承館があるが、帰りに寄ることにしよう。
槇原トンネルがある。トンネルを自転車で通るのは嫌いなんですよ。古い道が残っているならそっちを通りたい。道はあるけど、枯れ枝などが落ちていてほとんど車も通らない道だよ。
それでもそっちのほうがええ。
ちょっとの脇道で、トンネルを越えた先の道に戻ってきた。
今までは谷の右岸に道があったが、新しい道が左岸に付け変わっている。バイパスなんですよ。阿井の集落を避けている。
このあたりが阿井の中心地なんだろうね。郵便局、農協、阿井小学校があって、まず、このあたりまで来ればもう引き返してもええだろう。
引き返して、バイパスをそのまま帰るのは能がないね。旧道を引き返してみてもええんじゃないの。
交差点の背後の山が鯛ノ巣山、「中国、雲南、鯛ノ巣山」(2003年12月4日)、「吉田毛無山から、鉄屋山、鯛ノ巣山」(2011年5月25日)、登ったことがあるが、ええ山だよ。
阿井の集落は市街地を形成していて、町になる直前で成長が止まってしまったのだ。惜しい事したね、もう一息だったのにね。
バイパスと旧道が分岐するとこ、合わさるところ、自動車が間違えて突っ込まないようにバリケードの樽を並べてある。
槇原トンネルを避けて迂回する。
たたら角炉伝承館にちょっと入ってみる。真っ暗なんですよ。フラッシュを焚くから写真に撮れたけど、目で見ては何にも見えない。
可部屋集成館に寄ってみようか。
たたら製鉄の豪商で、屋号が可部屋、入ってみようと思ったが、わたし一人の気配なので、わざわざ電気を燈したり、エアコンを入れたり、それは心苦しいので、入るのは止めた。
さて、国道に戻って登って行こう。傾斜はそんなに苦しくはないよ。しかし、距離が蓄積されている。段々と自転車を下りて休憩することが増えてくる。
休憩するだけじゃない、自転車を押して歩き始める。自転車を漕ぐのと歩くのとを混ぜながら登って行く。
地図で演習した時、現在の国道の他に旧道があるのを確認していました。ここから旧道に入って行くのだ
おいおい、旧道は草に埋もれている。ほんのちょっとのことなのか、この先も草に埋もれて続くのか、ちょっと判らないな。やめた、現代の国道に沿って登ろう。
王貫峠に差し掛かる手前に奥出雲町の看板がある。看板の足許に道が分岐している。その道が旧街道なのだよ。ここは草に埋もれていないが、この先、どれだけ草に埋もれているかは判らない。
王貫峠を登り詰める。あとは高野町の斜面を下るだけなのだよ。
新市の手前に峠がある。その峠を避けるようにバイパスが出来ている。トラック・ダンプなどは大部分がこちらを利用している。わたしも楽な道の方をたどるとしよう。
神野瀬川に沿って進んで、高野支所が見えてきた
さぁ、帰ってきたぞ。
峠の往復ブランコのコースはあんまり面白くありませんねぇ。往復ではない周回のコースを探して設定すれば面白いのかもしれない。 
参考 一部分でも重なっているコース
2010年10月14日 庄原西半分、庄原、比和、高野、口和
2013年_4月_4日 神野瀬川、源流域まで全部踏査

 

庄原市役所高野支所 新市交差点 吉田毛無山への分岐 王貫峠(おうぬきだわ)
槇原トンネル 阿井小学校前 旧道へ 旧道出口
可部屋集成館 王貫峠の旧道 王貫峠 新市バイパス

 

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