鷹ノ巣山一周、その3、最小半径で、山越えで

2017年1月4日

福富ダムから、鷹ノ巣山硫黄山の稜線を抜けて、一周

 

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7年半前、鷹ノ巣山の山裾を自転車で回った。パンクして途中で打ち切った。それが残念で、再度挑戦しようという企画です。
前回、山裾を大きく周回しました。2016年12月11日「福富ダムから、鷹ノ巣山を中心に大回り」取り敢えず、失敗は取り戻しました。
山麓一周とは言っても、外周があまりに大きくて、ちょっと焦点がボケたような。もっとドンピシャリの山麓回りがある。それを行こう。
道の駅湖畔の里福富に到着、ここに車を停めて自転車を走らせよう。
へぇ、今日は定休日なんだ。道の駅で定休日というのは珍しいね。トイレは、と。トイレだけ使用可能なら、売店は営業していなくても差し支えない。
売店の反対側に回って、福富ダムを眺める。ダムの堰堤がすぐそこに見えている。
道の駅からはしゃくなげ大橋が見えていて、今日はそっちから進んで行くのだよ。
しゃくなげ大橋を渡って、福富バイパスの終点まで行って、ダムの尻の方向に坂道を登って行くんだよ。
坂道を登り切れば、硫黄山が見える。大きな鉄塔が見えている、そこが硫黄山の頂上付近。右に小鉄塔が見えるでしょ。そこで尾根を越えて行くのだ。これから進む目標なのだ。
沼田川を渡る、橋の名前が木矢橋、橋を渡って下流に向かう。最初に出会った谷を遡る。谷の出会いにカフェ・カントリーグレイン、蕎麦・早々庵の案内看板があるから、それを目当てに曲がるのだよ。
竹仁の郷、と三体の人形が出迎えてくれる。大きな集落名が竹仁、小さな集落名が郷谷で、この谷の名前は郷谷と言うのだと思うよ。
真っ直ぐに進んで行って、道はふたつに分かれている。はて、どっちだろう。舗装の色が新しい方に進んでみようか。右の道に進む。
あれぇ、早々庵で道は終わっているように思うが
若いお母ちゃんがいたので聞いてみると、ここで道は終わりなのだそうな。さっきの分岐を左に進まなきゃならなかったのだ。その道は向原へ続いているということなのだ。
引き返して左へ向かう。ヒーコラ、ヒーコラ、エンヤ、エンヤ、漕いで登って、林道だもの、ひたすら登りの道なんだよね。
ここは意地でもペダルを踏み続ける。降りて押すなど決してしないぞ。ただね、息を整えるため、自転車を下りて休まなきゃ。息が切れるので何度も休むことになるんですよ。
崖崩れを防ぐ金属の構造物がある。最近は金属ネットで覆うのが主流だが、ちょっと古いスタイルで工事してあるねぇ。
谷の頭を巡り、尾根を切り割って道は続いている。
谷向こうに硫黄山の通信塔が見えている。右側に離れて小鉄塔が見えている。あそこまで行けば、その先は下りの道になるのだぞ。
ゆっくり走ろう郷谷林道と看板があって、そうか、この道は郷谷林道と言うのか、と納得する。
右から登ってくる林道に合流する。福富と向原を結ぶ林道鷹ノ巣線というのがある。その林道と合流するのだ。送電線も道に沿っていて、通信塔への電気を送っているのだ。
小鉄塔まで到着した。アンテナを見上げると、携帯電話の電波塔に似ているが、名前を名乗っていない、警察無線や防災無線など、世間に公表したくない施設なのだろうと思うよ。
やっと登り切ったのだ。しんどかったよ、がんばったのだよ。記念に写真を撮っておこう。
さぁ、ここからは下り道。
福富町、星見台、民有林道鷹の巣線、福富町向原町、と看板があり、不法投棄禁止、吉田警察署安芸高田市、と看板が続いている。
ここが市境なのだ、東広島市と安芸高田市の境界なのだ。
尾根の切り通しなどを走って、林道鷹ノ巣線はこんな風なんだよ。
落ち葉が路面にたくさん溜まっている。落ち葉の下には石があるか枯れ枝があるか、うっかり乗り上げたくない、スピード出して走り抜ける訳にはいかないのだよ。
林道鷹ノ巣線から鷹ノ巣山が真正面に見えている。麓から頂上が見えているのは当り前だが、こんなに近くから邪魔ものなしで見えるのはここぐらいしかないのだよ。
鷹ノ巣山登山口の案内標識がある。2011年9月23日「鷹ノ巣山から硫黄山」ここから鷹ノ巣山に登って、硫黄山に向かったことがある。その時は林道を避けて山道を選んで歩いたのだ。
この登山口までは自動車で登って来て、ここから歩き始めたのだ。この先の林道には見覚えがある。
自転車で下りは簡単、すーいと下りてきて、目の前には道路が塞いでいて、ボックスカルバートでその道路を潜るように出来ている。
その道路は県道80号線、この先は未完成道路で、県道とは名だけの道路予定線、そこを自転車で通って、パンクした。チューブだけじゃなくタイヤまで破裂した。石ころだらけの道路なのだよ。
このあたりでタクシーを呼んだのだ。道の駅に帰って、自分の車でここまで自転車を回収に戻った、という苦い記憶のところなんですよ。
苦い失敗は取り戻した。打ち切った行程を今繋いでいる。7年半経って当時の予定を踏んでいるのだ。
向原を迂回するバイパスがある。そのバイパスを進んで行く。
谷間に入って、東広島市の境界の看板がある。
谷間の道を踏んで登って、ここが東広島市豊栄町の最高地点。集落に入って最高地点がある、過去から営々と開拓・耕地化を進めて、妙なことになってしまったんだよ。
この先で道を間違えた。ここで曲がるべきと思ったのは間違いで、早めに右折してしまったのだ。間違えてもリカバーすればええ。見当を付け、て元の道の続きに引き戻した。
平地で家々が続いているのに、ここが豊栄町と福富町の境界なのだ。今は合併して東広島市になったから別に不自然ではないが、2005年までは別々の自治体だったのだがね。
福富バイパスを通って、道の駅まで帰って来た。自転車の距離は40キロ未満でたいしたことはない。距離は短いが、山越えに山越えを重ねたので、今日は少々くたびれました。 

 

道の駅から福富ダムを 郷谷の人形 はて、どっち? 小鉄塔が目標
林道鷹ノ巣線に合流 鷹ノ巣山硫黄山の乗り越し 東広島市安芸高田市の境界 県道80号線
向原バイパス 安芸高田市東広島市の境界 豊栄町の最高地点 豊栄町から福富町へ

 

参考 重なっているコース
2009年_5月13日 鷹ノ巣山山麓を一周する予定が---
2015年_1月24日 沼田川・上流域、源流域
2016年_9月21日 大土山の外周を大きく一周
2016年12月11日 福富ダムから、鷹ノ巣山を中心に大回り

 

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