江の川、太田川、沼田川、それぞれの分水嶺
(自転車落車骨折事件へのやり直し輪行)

2020年_5月21日

三和支所から出発、反時計回りで戻る

 

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2020年3月20日、「三次市三和町から豊栄飛行場、下り坂で転んで骨折」この時には途中でタクシーを呼んで中断しなきゃならなかった、そのコースを全部通すのが目的です。
その時と同様に、今日も三次市役所三和支所の駐車場に車を置く。ここから自転車を走らせるのだ。
志和地に向かう県道と甲立に向かう県道に道が分かれるが、甲立に向かう県道を進むのだ。羽出庭の信号交差点を左折する
この道は県道ではない、市道なのだ。大力谷を進む大力道なのだ。農協のイベントで農事組合法人大力谷を知った。農産物や餅などを売っていた。それで覚えて大力谷を行こうか、となったのですよ。
最終民家を過ぎると、広域基幹林道大力谷清武線が始まる。基幹林道とはその通り、幅広の道が山の中に続いている。
ここは山崩れがあったところ、2018年7月9日「三次市三和町、大力谷を行くも、山抜けで通行止め」同じコースをたどったが、山崩れで進むのは断念した。
山が抜けたところには、鉄製の蛇篭を置いて石を詰めて、その重量で土圧の膨らみに耐える、そういう工法です。山抜けに対しては蛇篭の工法が流行っているのか、よく見かけるよ。
道の両側にガードレールがあるところが坂道のてっぺん、道の北側の雨水は、大力谷川→板木川→可愛川→江の川となって、日本海に注ぎ、道の南側の雨水は、三篠川→太田川となって、瀬戸内海に注ぐ。
ここが分水嶺なんですよ。分水嶺を越えたのにまだまだ三次市・三次警察署のゴミ捨て注意の看板は続く。かなり南斜面に食い込んできている。
やっと豊栄町の境界看板が出現した。自然の境界ではなく、えらく人為的な境界だなぁ。稜線からここまで食い込むのは大概なことじゃありませんよ。
すぐに分岐が現れる。広域基幹林道は直進する。そこへ、の字に横から細道が入り込んでくる。の字の第二画の道を進んでいく。
最初の民家に沿って右折する。太陽光発電パネルの群れがあって、その先に道路が横切っている。
交差点から真向いを見ると、急な坂道が立ち上がっている。この下り坂でブレーキが効かなくなって自転車から放り出されたのだ。左足を骨折しました。二ヶ月前のことだけど、ここがわたしの古戦場なんだよ。
あまりに急坂だから、自動車のタイヤの摩擦を効かせるため洗濯板舗装を施してあるのだ。自動車には効果的でも自転車には効果がない。逆にポンポンと空中に飛び上がってしまう。
こうして、自転車から転倒、落車、足を引っ掛けて骨折、こうなってしまったのだ。
反省材料、あまりに急坂な場合には自転車から下りて押して歩くべきだったのだ。落ちたのは許そう、転ぶとき、もっと受け身の態勢が取れなかったものか。
深く、深く、反省して、今後は、君子危うきに近寄らず、よぅく考えて、行け行け、行っちまえ、の声に耳を傾けないようにしようね。
さっきの三次市と東広島市の境界が変だと指摘したでしょう。
この集落の中央の溝川が安芸高田市と東広島市の境界になっているのですよ。集落があるが、溝川の西側の民家は安芸高田市、東側の民家は東広島市なのだ。
この線引きは山と谷を分けながら続いて、カンノキ山、鷹ノ巣山へと続いているのだ。近くの大土山、三次市と安芸高田市、ここも境界が画定していなくて、去年だったか今年だったか、やっと判決が確定したのだ。
乗馬クラブがある。乗馬クラブクレイン東広島、これが正式名称。コロナ関連で只今は休業中と看板が出ている。
乗馬クラブの隣が豊栄池、池の大部分は安芸高田市にあるのに、名前は豊栄池。飛行場も、安芸高田市にあるのに豊栄飛行場、おいおい、安芸高田市、踏ん張るところなく押し切られているじゃないか。
道は南に下っていく。川から離れて山沿いを行くが、谷底に下りて橋を渡る。橋の銘板に、三篠川、一の渡り橋、この川が三篠川で、三篠川の源流が豊栄池だと明らかになった。
次の橋が大番橋、三篠川だとの銘板もちゃんとある。
米山の集落に入ったのだ。県道341号線に合流する。このあたり、微妙なところで、この県道交差点を右に雨水が流れると、三篠川(太田川)に流れる、左に流れると椋梨川(沼田川ぬたがわ)に流れる。
山の尾根なら分水嶺と呼ぶが、ここは里の真ん中で、こういう場合は分水界と呼ぶ。あのね、どっちも瀬戸内海に流れるから分水界ではないでしょう。まぁ、そう言わないで。
ここからは県道341号線に沿って進む。橋を渡って、椋梨川と銘板にある。橋の名前が金本橋。この橋には見覚えがある。2018年7月31日「椋梨川源流を行く、その3、プラス・三篠川源流」ここで知ったのだ。
林道出口を見てみる。向谷線と名前があるが、広域基幹林道大力谷清武線の出口なのだ。
ここから国道375号線は近い。ここがその交差点
交差点の片隅に分水嶺の看板がある。江の川と沼田川ぬたがわの分水嶺なのだ。ここは里だから分水界と言うべきだが、そこは勘弁してやってね。
国道を進むと、三次市の境界看板がある。なんでここが境界だろうと奇妙な感覚に襲われる。
国道の道はただただ下っていくばかりなのだ。上山の集落で国道から離れる。交通が激しいので静かな道を行きたいのだ。
交通は穏やかだが、坂道をせっせせっせと登らなきゃならない。登ったぶんだけ下っていく。
たんぼが開けて、三和支所が見えてくる。
三和支所前の坂道を登って、さて、帰ってきたぞ。
2020年3月20日、「三次市三和町から豊栄飛行場、下り坂で転んで骨折」途中で断念したコースを予定通り走ったぞ。
三次市役所三和支所 江の川太田川分水嶺 東広島市豊栄町境界 豊栄飛行場への入口
豊栄乗馬クラブ 豊栄池 一の渡り橋 太田川沼田川分水界
江の川沼田川分水界 三次市境界 上山分岐 三和支所
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