出雲国神仏霊場
第18番
出雲市佐田町 平成23年6月21日訪問
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出雲の国でも、このあたりにはまだ入ったことがない地域です。
国道54号線を雲南市に入り、道の駅掛合の里があって、ローソンがある、これが目印・ポイントなんですよ。
次の分岐を県道39号線に入る。あとはそのまま進んで行けばよろしい。
菅原トンネルを越えると、出雲市佐田町なんですよ。
佐田町とは、戦後10年経って、簸川郡窪田村と飯石郡須佐村が合併して簸川郡佐田町となる。
その佐田町も、2005年に出雲市も含んだ2市4町が対等合併して、新しく出雲市になったんですよ。
トンネルを越えてからは下り坂、どんどん下って、須佐神社への案内石標がある。この交差点を入ればええのだ。
宮橋という橋を渡る。渡る川の名前は須佐川、川は深く渓谷を穿っていて、岩盤を掘り込んでやっと浸食を止めていおります。
宮橋の上からは、川の岩盤、川岸のあじさい、鎮守の森が一望出来て、神気が増しております。
鳥居、神門が連なって、神門の両脇をみれば、随神が座っている。ここに限らずにね、どこの随神を見ても同じ顔に見えるのだよ。
製造業者は一社しかないのだろうか。
拝殿の前から中をのぞくと、突き抜けてしまっている。開いた扉の向こうには青空が見えている。拝殿の先に本殿が見えているのではないのだ。
賽銭箱に神紋がある、須佐神社のサイトの説明によると、蔓柏 なのだそうな。柏はカシワの葉、蔓 は松葉を文様化したものだそうな。
さっきの随神の紋は亀甲の中に大の字だった。随神ならば神紋と同じにしないといけないんじゃないの。
写真には撮ったけど、これでは使えないね。
横に回って本殿を拝見、ははぁ、出雲大社様式だ。本殿に昇殿しても、螺旋を描いて進むのだ。
理解しづらい?なら、須佐神社のサイトを見てみてね。出雲大社の参拝様式は世間と違うから、とても説明しづらい。
須佐之男命がこの地で永眠したのだそうな。なるほど、それで須佐神社という名前なのか。
八重垣神社、須我神社で、スサノオ、クシナダヒメの新婚ぶりを寿いだあと、この地で永眠を悼んでいるのだね。
ここでは、クシナダではなく、稲田比売命という名前で祀ってあるのだそうな。
このあと、自転車で佐田町一帯を走りました。
今日は自転車で行動しております。 自転車篇、出雲市、旧佐田町、南へ北へ
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