大文字山 99年1月9日
しぇるぱ単独
山域:京都東山

蹴上から大文字山へ

琵琶湖疎水インクライン
稜線に石の門があった
火床、大師堂の前
さぁ、京都市地下鉄蹴上到着、ここが地下鉄になってから始めて乗車するなぁ。以前の京阪チンチン電車の味は消えちまったな。
ファイアーマンさんから京都一周トレイル東山の地図をもらったんですよ。
ながめていると、大体は歩いているが、蹴上から大文字のコースが見つかりました、ここは知らないなぁ。

さて、出発、疎水インクラインを越えて日向大神宮へまっすぐか、案内をみると「ひむかい」なんだね、ひゅうがとは読まないんだと。
鳥居をこえて鳥居をこえて、本殿前までまっすぐにたどるのか、うむ、ここで始めて京都一周トレイルの標柱を発見、このポスト、要所要所にあるので地図無しでも安心してとりかかれるね。
ここでお断り、こうは書いてるが、これは話の修飾、ほんとに地図無しで出かけてもわたしは責任は取らないよ。怪我とべんとは自分持ち、山は自己責任なんだからね、ひとのお話は割り引きしたり、ふくらませたりして、情報化してちょうだいね。

このコース、よく踏まれてますね。
岩道はすれて汚れているし、道はどこまでも広いね、だれもが知ってるのに、わたしだけが知らなかった様だね。
木々の切れ目から醍醐音羽の山並みが見える、ふむふむ、ああいってこういった道なんだよね。
七福思案の峠に出たぞ、なるほどね、道が七本ある、それで七福思案の峠という名前なのかね。
なんと優雅、なんちゅう上品、拍手拍手、読み人知らずの命名だけどなかなかのセンスの持ち主ですね。
愛宕山が見えてきた、京都市街を見据えて悠然としてますねぇ。
桟敷ケ岳などの北山は雪景色だね。
今日は風が強いが奥はさぞかし寒いことだろうね。今日は雪雲もなく北山全部がよく見える。
似たような山並みだから、あれがこれ、これがあれ、と識別できないのが残念だね。
山科毘沙門からのコースと合流したよ、山科からは来たことがある。
粘土つるつるの坂
標識は左を誘導するが直進で山頂
もすこし行くと粘土つるつるの坂にでるはずだ、ここだここだ。
京都一周トレイルの線引きは大文字を通らずに鹿ケ谷へ降りていくようになっているが、ここからは自由行動、トレイルには従わない。
さて、粘土のつるつるの坂だけど、鍬で掘ってステップをつけてあるよ、以前、この坂で滑って滑ってやたら苦労して登ったのを思い出すよ。

今は昔、ついつい昔話が出てきて恐縮ですね。わたしも若い頃、昔話を聞くのが大嫌いだった、それなのに、自分で昔話を繰り出すのはどうにかしなきゃね、年寄りじみて嫌だね、反省。

大文字山三角点、よく見えるぜ。
こんなに三角点からよく見えたかなぁ、刈り払いしたんだろうね、まっすぐに稲荷山から清水寺の裏山までよく見える、東山コース全部がみえるなぁ。
あともう少しで大文字火床だ、ちょいちょいちょいと道を降ると、でたでた、京都丸見え。
大の字のてっぺんから見ると京都市街、北山全部、ずらっとよく見える。
風が強い、長居はできません、今日はここまで、さぁ帰ろう。
京都一周トレール特集
北白川から比叡山 俄かパーティ桟敷ケ岳 初詣で、愛宕山


カシミール展望図をつけました。
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