2003年6月21日
しぇるぱ単独
山域:奈良宇陀

カラト峠から、三郎ケ岳、高城山

 

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仏隆寺前の駐車場何度も高城山三郎ケ岳に行ったけど、この山域はまだまだ気になるところが残っている。
三郎ケ岳で、北へ行く道が開けているようなんですよ。近いうちに大阪から田舎へ引っ越します、このまま、解明せずに関西を去るのはいやなので、これは、行ってみなければなるまいね。
西名阪から榛原を抜けて、仏隆寺前、ここに駐車場があるから止めるとしよう。
普通は駐車場の裏手から行くんですよ。帰りにそっちから戻ることになるね。
谷に沿ってたどると、それは室生寺に行く道なんだがね、今日はこの道から取り掛かることにしよう。
たらたら登って行く林道なんですよ、舗装が無くなって地道に変わるとカラト峠も近いね。
カラト峠、役の行者仏隆寺の裏手に大平山高峰山があるんですよ、’01年の2月に登って、この道を下りて来たことがある。
着いたよ、ここがカラト峠、役の行者堂があって、中に石像が祭ってある。大平山高峰山からは、このお堂の裏から道に出たんだった。
道を挟んで休憩舎があるが、棟札を見ると、礼拝堂と書いてある。これは失礼しました、休憩にしばらく拝借しますね。
カラト峠をそのまま進むと、室生の里に出るんだが、里に出る前に、室生ダム竜鎮渓谷からの道と合流するんですよ。
礼拝堂さて、その礼拝堂から山道に入ろうかい。
いかにも通せんぼのように木が横たわっているが、これは自然に倒れたもので、通行禁止としたんじゃないだろう。
入ったあたりの道はしっかりと年月を経た道のように見える、このまま確かな道でいてくれたまえよ。
入ってすぐに、踏み跡の十字路、標識もテープも何もないね。ここは自分で判断しなきゃね、ま、稜線沿いに行けばなんとかなるやろ、左へ登る道を選択しよう。
カラト山頂上いきなり倒木のジャングルジムだね。よく見ると、迂回しながら踏んで行った足跡が透けて見えるよ。
はっきりとした稜線に取り付いたぞ。これなら安心して前に進める。道は昔からの仕事道なんだな。もっと荒れた道なき道を覚悟していたが、嬉しい予想違いだね。
倒木が凄いなぁ。室生寺五重塔が痛んだ台風があったが、その時の被害のものなんだね。
カラト山に到着、山頂から名張の市街が見える。
この辺の山頂から名張市街を探しても、なかなか見えないもんなんだよ。意外なところに名張を見渡すスポットがあったんだね。
三郎ケ岳頂上カラト山からは木につかまりながらの逆さ落としの道、やっと麓が見渡せるところまで来たよ。
ここから見えるのは赤埴の集落だろうな、よしよし、麓から逆に眺めるのを楽しみにしような。
ええと、ここらあたりが迷い峰というところなのかな。道は真っ直ぐかな、おっと、反転して左に誘導するテープをみつけた。
この山域ではテープはほとんど無い、あってもメモ的な控えめなシルシなんだよね。
ここでは、大きくハデにテープが巻いてある、重要ポイントなんだね、危ないところだったな、見逃さなくて幸いだったよ。
笹原で道は埋もれて、爪先で確かめながら歩くのだが、探りながらでも、道の気配は解るもんだね。
三郎ケ岳、カラトへの道ずぅっと下りていくと、あれれ、林道に出たよ。そのまま突っ切って向こうの山へ乗るとするか。
この林道はどっちから来ているのかしらね。高城山と三郎ケ岳の間で透けて見えた林道はこの続きだったんだろうな。
これから登る山は平岩山という名前らしい。
山頂には山名板は無いのか。ええと、道はどっち、両方を見据えて、テープのある方を選んだよ。
下りて登れば三郎ケ岳なんだな、最後のひと頑張り、話し声が聞こえてくるぞ。3人連れなんだ。
こんにちはぁ、役の行者から来たんですかぁ。  こんちわ、そうです、カラト峠から来ました。
高城山頂上どこまで行かはりますの。   仏隆寺まで一周します。   同じコースを反対からやね。
さっきのひと、道の様子を聞かなかったな、ということは、前にも歩いて、どんな程度か、道が解っているからかな。
ネットで、ここのコースを検索しても出てこないが、ネットに未発表ということなんだ、ネットとは関わりのない大勢のひとが歩いているんだねぇ。
森をぽんと抜けて山頂に出た、三郎ケ岳までやってきました。
西に、高城山、東に、住塚山、国見山、東西の展望はよいのだが、南北の展望は無いのだね。
林道との出合い前回、この山頂で、北への道を眺めて、行けそうやな、と思ったものだが、推測がぴしゃりと当たったよ。
ここへは、これで5回か6回来ているのだが、最初の頃は、北への道など草に埋もれていたよなぁ。そっちへ向かうなど思いもしなかったものだがね。
あとは、通い慣れた高城山から麓への道をたどるだけだね。
高城山で、三郎ケ岳への道を聞かれたよ。
サーフィンですね。下って登ってまた下って大登りです。   うへぇ、サーフィンですか、かなわんな、真っ直ぐに尾根続きじゃないんやね。
赤埴集落からカラト山をどんどん下りて墓地のそばを通る、新しい卒塔婆は見当たらない、ほっとしたよ、新しい卒塔婆を見ると、どきどきと心乱れるんですよ。
死者の静謐を乱さないように、足早に通りすぎよう。
林道に出た。あとはもとの駐車場まで戻るだけだね。
赤埴の集落で、山を眺める、そうか、あれがカラト山、あの稜線を歩いたんだねぇ。

参考 高城山、三郎ケ岳、雨のおっちゃん達
    高城山、三郎ケ岳を一巡り

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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