2013年8月28日
しぇるぱ単独
山域:島根県奥出雲町

島根県三井野原小峠から牛曳山へ

 

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牛曳山への道今年の7月、自転車で比婆山の周囲を一周したんですよ。
比婆山の北側、奥出雲町の小峠で牛曳山への看板を見た。大きな看板で、古そうな感じがしないので、これならたぶん行けるだろう。
検索で探してみると、小峠からの記事が唯一ヒットしました。
比婆の山々を行く(比婆山登山道ガイド)」がブログ名でブログ主は不明、名前を名乗っていないのでどこのどなたか判りません。
その中の、三井野原(小峠)から蛇の目山を経て牛曳山へ その1「蛇の目山への2ルート紹介」
今年の6月10日の記事なので状況は今もほぼ同じだろう。5年前の記事ならだいぶ様子が変わっているからね。
林道終点それを頼りに記事の地図だけプリントして持って行く。
庄原から西城を抜け、島根県境を越えて、三井野原に入る。ここで左折、三井野原スキー場が見えたらすぐに曲がる。踏切を越えてスキー場の前を通り抜ける。
この道は、小峠大峠への林道なんですよ。林道と看板はあるが、実態は生活道路だね。
小峠の手前で牛曳山の看板を見る。ここは道がちょっと膨らんでいるから、そこに止める。
自動車が入れそうな道ではあるんですよ。軽トラなどの乱暴に扱ってもええ車ならOKだが、ちょっとええ車なら、乗り入れは避けたほうが賢明でしょうね。
どんどん林道を歩いて、谷の頭で反転して降りて行く。谷の頭が字になっているのだ。の右の谷を詰めて、反転して、左の谷に向かうのだ。
稜線に出るここで林道は終点になっている。
さて、歩きだなぁ。道は広々としていて、こんなに余裕を持って歩けるのはなかなかあることではないよ。
杉の幹に朱色のリボンがあるんだが、山主のリボンか登山者のリボンか判断できない。どっちなんだろうね。
広島も含めて中国地方の登山者は森林組合のリボンを使用する傾向があります。関西では登山者はビニルテープを使う。業界によって使い分けようよ。
稜線に乗って、この尾根が広島県と島根県の県境なんだね。
やたら真っ直ぐな鉄砲登りで、高度を稼いでガシガシ登って行く。ピラミッドの一辺を登っているような気がする。
蛇の目山登り詰めたところに三角点があって、ここは蛇の目山と言うのだそうな。蛇の目山とは「比婆の山々を行く」のブログ主が教えてくれた。
山頂には朽ちた道標があって、三井野原と彫ってある。○間と読める。時間だろうなぁ。1時間か2時間かは潰れて読み取れない。
蛇の目山からはほとんど水平に近い下りで、たわみがあるが、そのまま通過する。
ブナの樹林帯になった。地面にはブナの大枝が散乱している。脆いんだね。風の日にはブナの下を通るのは要注意だね。直撃されるかもしれない。
こぶの上から牛曳山が見えるようになった。こぶのちょっと先まで行くと、牛曳山の全貌が見えるようになる。
近いね。すぐそこに見える。ゆるそうな傾斜だし、楽々で行ける道のように見えるね。
ブナ左の谷は六の原川の谷、六の原の県民の森管理事務所への谷の入口なんだよ。
牛曳山の道標のところまで来た。
牛曳山の頂上には行けないのだよ。灌木があまりに密林過ぎて頂上まで進むことができない。
下から大勢のひとが登ってきた。10人を越えるグループと、しばらくしてから単独のひと。伊良谷山、毛無山へと周回するコースはメジャーだよねぇ。
交差点から道を引き返そう。
牛曳山のビューポイントは頂上すぐ下の道にあるのだ。
牛曳山が見える梢越しに立烏帽子山が見えている。比婆山御陵が見えるが、梢に邪魔されて写真に撮ってもカタチにはならない。
今日は遠景がやたら霞んでいるのですよ。うすぼんやりと道後山が見えている。
空が曇っている。陽射しが無いので温度が上がらない。風が出ると肌寒いくらいなのだ。言い過ぎました、肌寒くはない、汗が冷えてシャツが肌に貼り付くのだ。
さてと、降りるかね。
道の手入れを観察するに、草刈り機が入ったのは今年のことだね。笹も刈った、低灌木の枝も払ったのだよね。
木が横倒しに倒れている。枝葉の芽生えはよくしたもんだね。水平になった木の上面から芽が生えてくる。なんぼ刈り払っても次々に生えてくるのは生命力だねぇ。
六の原川の谷蛇の目山まで帰って来た。
「比婆の山々を行く」のブログ主はここから別の道を推薦しているが、なんだか荒れたような道だね。この先でいずれ良くなるとしても気が進まないね。
やめた、来た道をそのまま引き返そう。
蛇の目山の尾根道をだだ下りに降りる。踏み込みが深くて傾斜が急なのだよ。登るときはきつかったんだよな、と身をもって納得する。
くるりと大曲りになるが、どうやら県境はこのあたりまでのようだね。
谷の頭の稜線の部分に帰ったが、ちょっと県境とは外れているみたい。50メートル程度外れてると言っているのだ、大雑把に言うと県境に違いないのだ。
牛曳山分岐杉の植林の中を林道終点まで戻って行く。
ここからは林道歩き。谷を透かせて向こうを見ると林道が見えている。
大きく迂回させたほうがええのか、谷を埋めてショートカットしたほうがええのか、工費を比較検討してこの格好になったのだろうね。
林道を歩いて駐車場所まで戻る。
そうそう、林道は意外に水溜りが多いのだよ。水溜りの泥は深いので要注意だよ。固い地面だと踏んだら、大違い、ずぶっと踏み抜くから気を付けてね。

参考 2004年_5月18日 比婆山群、牛曳・伊良谷・毛無山
    2005年11月_3日 比婆山群、毛無・伊良谷・牛曳2
    2008年_8月31日 比婆山群、牛曳・伊良谷・毛無山4
    2013年_7月_8日 比婆山山群、山麓を一周(自転車)

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