瀬戸内観音霊場

第25番 金亀山蓮華院神宮寺

広島県尾道市 平成21年7月28日巡拝

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神宮寺、門前 神宮寺、参道 神宮寺、山門 神宮寺、本堂
尾道の向島に渡るのに、橋が2本ある。一本はしまなみ海道、その隣りにもう一本ある。
渡ってみると、広島県道路公社、へぇぇ、国道だから国の管轄かと思ったが、広島県の橋だったの。
さんざん迷ったよ。留守の交番を訪ねて、詳細な地図でやっと見当が付いた。
判りやすいのは、しまなみ海道沿いで、ガード下の近所にある、これを覚えておくとええと思うよ。
神宮寺を案内する看板を発見、そうか、この道なのか。
車一台しか幅の無い道で、対向車が来るとえらいことになる道だよ。
さいわい、神宮寺の駐車場は広い。多数集まるイベントがあって、こんなに広い駐車場が必要なんだろうね。
駐車場から見ると、しまなみ海道の高速道路が目の前にそびえているのだよ。
門柱が立っているが、何を刻んであるのか、要するに、吉祥文言なんでしょうね。ここから参道が始まるのだ。
神宮寺と石が立っていて、池の橋を渡ればここから清浄域なんだよね。
山門を潜って、本堂には直面しない。軸線がずらしてあって、横にずれて本堂と対面することになる。
境内には、地蔵堂、大師堂があって、庫裏が隣りにある。
庫裏が豪勢なので、この寺の勢いは相当なものと知れる。
あのね、神宮寺という名前は、八幡神社の別当を勤めていたので、それが由来になっているのだそうな。
亀森八幡神社、海沿いの国道に面していて、島の要所に立地している神社なんですよ。
神社の別当といっても、なにも隣接している必要はない。離れていても役目は果たせるのだよ。
神社の事務方を取り扱うので、神社の収入を横取りすることができる、もちろん、神社側も警戒して手出しさせない場合もある。
島根県の日御碕神社の別当寺が神宮寺、すこし離れたところにある。ここでは別当寺は何も手出しできなかった。
日御碕神社は繁盛していて、神宮寺は見る影もなく衰微している。
宮島の厳島神社の別当寺が大聖院、ここの場合は、大聖院が主導権を取って厳島神社は骨抜きにされた時代があったのだよ。
さて、ここのケース、神宮寺が異様に繁盛しているので、八幡神社を支配していた歴史があったのかもしれないね。
寺に参ったあとは、山登りしております。今回は山に登らず自転車遊び、「尾道の向島を一周
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