石見銀山街道、三次・銀の道1、三次~布野

2014年8月18日

三次から北へ赤名峠まで、なるべく忠実に銀の道を行く、帰りは現代の道を戻る

 

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市役所なのか、観光協会なのか、そこは詳らかではないが、新しいパンフレットができたのでもらってきました。
石見銀山街道なんですが、三次市の部分を銀の道と名付けて、そこを歩こうという広報活動です。
まず、北の道を自転車で走ろうか。出雲の国境赤名峠を目指すことにしよう。
出かけるのは久しぶりだね。今月は月初から雨続きで、雨が降らない日は本当に少なかった。貴重な雨の降らない日だよ。
まず、三次市馬洗川の河川敷の親水公園に駐車して、そこから自転車を走らせ始める。
人と自転車しか通れない水道橋で馬洗川を渡って、次の旭橋で西城川を渡る。そこからは堤防沿いに三次市街地を避けて進む。
ここが山家口、県道から分岐して山家に進んで行く。ビハーラ花の里病院・慈照園などの老人介護施設への分岐を過ぎ、一里塚の跡が残っている。なるほど、重要な街道だったのだ。
山家の最高地点を乗り越えて神之瀬川へ下って行く。
ここの地名、集落名が神之瀬なんですよ。だから、ここの橋が神之瀬橋なのは納得できる。はるか上流に神之瀬峡がある。双方の関係はどうなっているのか、知りたいもんだね。
橋を渡るとき、上流を見ると壊れた吊り橋が見える。昔々の街道はその橋を通ったそうなんだが、通れない橋ではどうにもならない。眺めただけで通り過ぎる。
峠を越えると布野なんですよ。
布野の中心部を進むには、江戸時代の街道は現在の街道とは違ったはずだが、そこのところはよくわからない。適当に、ええ加減に道を選んで進んで行く。
作木への分岐の信号がある。そこから次の分岐が街道の分岐なんですよ。バス停の名前が常盤橋という。
これから進む谷は野谷というのだそうだが、これが昔ながらの出雲街道、銀山街道、銀の道なんだよね。
最後の民家を過ぎると、道幅がうんと狭まってくる。両側から草が垂れて、草刈などの手入れは全然施してない。自転車で草を押し分けて進んで行く。
とうとう舗装が切れて地道になってきた。地道になれば、道の真ん中からも草が生えてくる。道の底から、道の両脇から、草に埋もれて自転車を進ませなきゃならない。
山歩きでヤブ漕ぎはよくあることです。山でヤブ漕ぎは承知の上だが、自転車でヤブ漕ぎはしたくはないよね。当然、自転車を下りて押しながら歩かなきゃならない。
舗装が出てきたので惑わされてそっちへ進んでみた。すぐに舗装は切れて、その先の道は消えてしまった。ただの作業道なんだよ。引き返さなきゃしょうがない。
谷沿いの道を真っ直ぐ進む。お、大変化。の字形に道が折れ曲がって谷から離れる。稜線目指して近づいて行く。
ここは仏が峠なのだ。怪しげな草まみれの道からちゃんとした道を進むのだ。この道なら自転車に乗れる。
道は国道に合流する。今は廃校になっているが、見慣れた横谷小学校が見えている。横谷郵便局のところに出てくるのだ。
ここからは国道54号線に沿って安全な道。パンフレットには、室、あるいは室宿に至る銀の道があるように書かれているが、もう廃道になって久しいみたい、道は見当たらなかった。
ここが赤名トンネルの手前、トンネル手前の分岐を入って行くのだ。舗装路は草の地道と分岐する。草の道のほうへ進んで行くのだそうな。
パイプで門が組んであって、通行止めになっている。道の脇から無理に入ってみる。倉庫があってここが終点だよ
パイプの門に入るのは不可だったのだ。引き返して、よぅく道を探すと、さらに草深い道があった。おいおい、この道を進むのかい。
歩きなら入ってみてもええ。自転車を押して入って行くのはどうにも気が進まない。さっきの仏が峠の道でこりごりだものね。
ここまでとしよう。引き返そう。
来た道をたどるのはやめにするね。現代の街道を戻ることにする。国道にはトンネルが三つある。トンネルを抜けるのは嫌だ。生活道路が別に並行してある。トンネルを通らずに迂回して戻る。
布野の道の駅、ゆめランド布野でアイスを食べよう。
三次はどうしても巴橋を渡らないと気が済まないのだよ。西城川と馬洗川の合流点を過ぎて、もとの駐車場所まで帰ってきました。
今日の教訓、自転車ではヤブ漕ぎをしないこと
参考 一部分でも重なっているコース
2008年_7月22日 君田のひまわり畑から布野へ(自転車篇)
2008年10月_2日 三次市、北の半分(自転車篇)
2012年_3月20日 布野、作木、主要部ほとんど全部を周回(自転車篇)
2013年_3月21日 神野瀬川、山あいを蛇行する下流域(自転車篇)

 

馬洗川河川敷の親水公園駐車場 水道橋の上から河川合流点を 仏が峠への分岐 野谷、最後の民家
ほとんど廃道状態 仏が峠 旧横谷小学校 赤名トンネルの手前
出雲街道は草の道 通せんぼ 道の駅 馬洗川西城川合流点

 

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