板鍋山、山麓を自転車で、頂上も

2017年3月28日

板鍋山の山麓を行き、縦断して頂上も

 

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自転車のコースというと、ロングコース、それも縦長のロングコースが多いですよね。いや、縦長に限らない、横長のロングコースも多いです。
ひとつのところを中心に、縦から横から、いろいろと攻めてみるのも面白いのじゃないかな。今日はそこへ行ってきます。
広島県のほぼ真ん中近くに板鍋山があります。完全な独立峰で、周囲をぐるっと道が取り巻いています。これは自転車向きじゃないか。
スタートを東広島市豊栄支所にする。合併前の豊栄町の町役場ですね。建物は大きいが、駐車場はガラガラだよ。
東に向かうと、グラウンドがあって、これは箱もの行政と言うのだろうか、イベント行政と言うのだろうか、住民がひんぱんに利用していれば問題なしなんだよね。
山裾に沿って進んで行くと、県道347号線に合流する。県道と名前が付いているが、交通量はたいしたことがないので、自転車にはストレスなく進んで行ける。
じわじわと坂道を登って行く。峠の東側は安宿地区、西側は能良地区、昔はどっちにも小学校があって、あっちとこっちは明らかに別々だったんですよ。
県道60号線に進んで行く。番号が若いから、明らかにこっちの県道の方が格上です。交通量もこっちのほうが激しい。
その能良の集落から板鍋山を見上げる。今日は黄砂が激しくて、周囲がぼんやりとしか見えていない。ここからは板鍋山が近いのではっきり見えている。
葬儀社がある。凄い看板があるよ。病院より亡者の自宅までお帰り、霊柩車。亡者とはなんちゅう言い草だろう、そこはご遺体でしょう。敬語はお帰りだけしか使っていない、他は敬語なしの普通文で、気配りが大事の葬儀社の看板とは思えない。
もともとは能良小学校があったところが公民館、コミュニティセンターに変わっている。ふくろう館能良と名前が付いている
ふくろうは日本や西洋では智慧のある鳥として身近だが、中国では縁起の悪い鳥なんだそうな。
山際を抜けてたんぼの中を走る。ありゃりゃ、福富町の境界を越えた。豊栄町から福富町に入ったとしても、似たようなイメージで、全然ピンとこない。地域の代表的な名前を使えなかったのかね。
あれ、虚空蔵山の看板がある。先日、この山に登ったんですよ。2017年3月7日 「全部舗装路、東広島福富町の虚空蔵山」、そうか、ここを通るわけか。
国道375号線に合流する。豊栄町の境界看板があって、再び豊栄町へ帰ってくる。
乃美交差点を過ぎて、板鍋山が見えているのだが、黄砂に包まれてぼんやりとしか見えない。国道から豊栄支所が見えている。地価の安い山裾に町役場を建てたのだね。
清武交差点を過ぎる。ここから国道486号線を南下する。すぐ能良へ曲がる道を右折する。県道347号線なんだがね。能良はのらと読むのだよ。交通標識に Nora とローマ字で書いてある。
再び安宿と能良の間の峠を越えて、能良の集落を走って行く。
ふくろう館能良を過ぎて、大山大権現、板鍋山頂の看板が見えている。ここから板鍋山林道が始まるのだよ。
林道の入口に、この先通り抜け出来ません、と看板がある。通行止めだ。自動車は通行止めでも、自転車には関係ないね、行けるところまで行ってみよう。
林道の坂道は、そりゃぁ堪えます。ちょっと走って自転車を下りて、また走り出して下りて休む。この繰り返しだが、登れない坂道じゃない、じわじわ攻めればどんどん登って行ける。
最初の大曲り、二番目の大曲り、三番目の大曲り、四番目の大曲り、大山大権現入口の看板がある
2009年2月28日「360度、ぐるっと見える板鍋山」ここから案内板に従って大山大権現のほうに向かった。大山大権現の様子はそっちを見てね。
崖崩れ、土砂崩落の現場に差し掛かった。なるほど、これでは自動車は通れない。自転車・バイクなら通れる幅はある。
五番目の大曲り、六番目の大曲り、ここで板鍋山山頂に直面する。電波銀座だよ。花魁の簪というやつで、通信塔アンテナが何本も刺さっている。独立峰だからこうなるんだよね。
肩の鞍部で、林道が三叉路になっている。南から登った林道、北から登る林道、さらに板鍋山の山頂に向かう林道、南への道は通行止めの標識で塞がれている。
続いて、頂上への林道を行こうか。ぐっと傾斜が急になる。踏み込んでも踏み切れない。クランク・ペダルが上死点でぴたっと止まってしまった。ドタン、バッタリ。横に倒れるしかない。
立ちごけ、っちゅうやつです。あ、あ、あぁー、コケるしか対処することができません。痛かった。転ぶと痛いのだよ。
これは漕いでは登れない。自転車を押して歩こう。
ここまでがトラックが登れる領域、ここから先はキャタピラ車の世界、自転車乗りとしてはここまででええ。この先の様子は「360度、ぐるっと見える板鍋山」を見てね。
さて、山を降りるか。
さっきの三叉路まで下りて、今度は北への林道を進む。こっちのほうが傾斜がきついように思うよ。自転車で登ったら漕いでは登れないのではなかろうかね。
ブレーキに熱が籠るかっちゅうほど連続したブレーキで、やっと下まで下りて来た。
山麓外周道路があって、それに沿って進めば、東広島市役所福富支所には簡単に誘導してくれる。
さぁ、帰って来た。
山麓の外周部は簡単なことなんだが、山頂も登るとなると、なかなかホネなことだよね。

 

東広島市豊栄支所 県道347号線に合流 県道60号線に合流 福富町との境界
国道375号線 乃美交差点 清武交差点 能良へ向かう
板鍋山林道 林道の分岐 板鍋山頂上へ 板鍋山麓外周道路

 

参考 重なっているコース
2011年_9月_9日 東広島、北の半分を一周
2016年12月11日 福富ダムから、鷹ノ巣山を中心に大回り
2017年_1月_4日 鷹ノ巣山一周、その3、最小半径で、山越えで

 

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