2006年11月29日
しぇるぱ単独
山域:島根県飯南町

草峠くさんだわ、どこにあるのか見定めたい

 

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県民の森研修センターまくら
島根県民の森から、琴引山、草ノ城山へ向かいます。小田川の谷が流れて、谷の頭は三角の山で閉ざされています。
県民の森の案内看板を見ていて、
草峠くさんだわの位置がどうにも読み取れません。
琴引山、草ノ城山への稜線で、いつも、三角の山を眺めて、凸の位置が
草峠くさんだわなのか、凹の位置が草峠くさんだわなのか、判定しかねて、いつも消化不良の気持ちです。
ずぅっと心に引っかかっておりました。わからなければ、現地へ行くべし、行って、
草峠くさんだわの位置を確認しようじゃないか。
ほんぺん
小田川の渓流島根県民の森研修センターの駐車場に車をとめる。ここからは舗装路の歩きなんですよ。
すぐ小田川の橋を渡るが、通行止めの看板がまだ出ている。道の崩れを直すつもりがないのかね。ずっと通行止めにしておくつもりなのだろうか。
渓谷に沿って道は続きます。穏やかな渓流に見えるけど、この下の集落では、民家へ渡る個人の橋が流されていた。
代わりにビル建設の鉄骨が渡されていたが、これは応急修理ということだろうね。洪水のちからは凄いねぇ。
最初の林道分岐、横への道を行くと、琴引山への道と合流します。そっちへ行かずに真っ直ぐ進むね。
トラックが止まって、これ、あんたのじゃないかねぇ、地図を渡してくれた。あ、どうもすみません、ありがとぉ。
地図を落としたのだ。ストックの長さを調節するのに気を取られた、落としたのはその時だろうね。地図を落としたことに全然気が付かなかったぞ。
林道が分岐、左を選択伐採作業や砂防ダム工事の車はかなり通ってる、資材搬入の車も。レジャーの客、無関係者は通っちゃいけない、われわれには通行止めなんだ。
ここが草ノ城山への分岐点、ここも真っ直ぐ進むけどね。
ほどなく、次の分岐。指谷山、指谷奥へ進む道はここから分かれて入るのだよ。
目指すは
草峠くさんだわ、横の道へはほっといて真っ直ぐに進むのだよ。
さっきの分岐までは渓流と並んで歩いていた、ここからは渓流から離れて、崖下を深く見下ろすようになる。
位置が高くなると、指谷奥への稜線が並んで見えるようになる。裸木になったので、稜線がすっかり透けて見えるよ。
歩くにつれて、こぶとこぶが、あっちが高く見えたり、こっちが高く見えたり、見上げてる状態だから、指谷奥の山頂がどれかは見分けが付きにくいね。
和恵展望台正面に山がそびえてきた、だんだんと、
草峠くさんだわの核心部分に近づきつつあるのだよ。
反転して、反転して、さらに屈曲して、山腹の谷のひだひだを忠実に辿りながら進んで行くのだね。
さて、ここで道はふたつに別れる、右は明眼寺谷ルートと看板がある、踏み込んでみると、落ち葉の下はガラガラの石ころ道だぞ。
たしか、絵看板に、急傾斜に注意、と書いてあったよなぁ、こっちから行くのは止めようか、左の舗装路をそのまま辿るとしよう。
今まで、二度三度、山抜けがあって、道幅が狭まって軽トラ程度しか通れない。道の真ん中を歩いても車が来る気遣いはないぞ。
いやぁ、こっちの道も谷に沿って迂回しながら大曲りに進む道だなぁ。
谷向こうに草ノ城山が見えるのだが、梢が邪魔して、写真が撮れる視界が得られないぞ。
草峠の山山と山の狭間、峠に出てきたぞ。ここが草峠くさんだわなのではないだろうか。アズマヤがある。和恵展望台と看板がある。
琴引山別れ、草ノ城山への稜線のコースを和恵コースと名づけてあるが、和恵の名前はここにあるのかい。
ということで、ここは
草峠くさんだわではない。
ここに絵看板がある。
草峠くさんだわはこの先にあるのだとさ。舗装路のコース、山道のコース、両方あるけど、もちろん山道を選ぶよねぇ。
大万木山と案内のある道を登って行く。ブナ林と植林を分ける道なのだが、そんなに頑張らずとも頂上は近い。
頂上は、琴引山、大万木山、指谷山と、道は三方に分岐している。ここは名前が無いのだよねぇ。
草峠くさんだわの山とでも言うしかないね。
ここには三角点があって、標高1005メートル、今日のコースの最高地点だった。
草峠
草峠くさんだわの案内があるから、そっちのほうへ向かおうよ。
おう、大万木山が見える、今まではこの三角の山が邪魔して見えていなかったのだ、反対斜面を進むから見えるようになったのだよ。
ひゃぁ、ものすごい切り通しだ。稜線の鞍部を切り抜いてある。崖下に転落したら痛いじゃすまないよ、痛いが遺体になってしまうよ。
降りて来た、この頂上から切り通しまでは県境だったのだ。東へ降りていく道は庄原市高野町へ向かう道なのだ。
切り通しを抜けて飯南町へ向かおう。切り通しの真ん中の壁にお地蔵さんが刳り嵌めてある、明治二十五年と彫り込んである、なるほど、古くからの道なのだな。
切り通しを西へ抜ければ、標石がある。荒鹿坂(草峠)、出雲国風土記登場地、とある。「備後の恵宗郡の境なる荒鹿坂に通うは、三十九里二百歩なり。径、常に刈あり。」
ははぁ、
草峠くさんだわとは、ここだったのか。草峠くさんだわが出雲、備後の交通のかなめだとは勉強になった。
草ノ城山三角点県民の森の稜線から、あの三角の頂上なのかしら、左右の狭間なのだろうか、思い巡らしたのは全部間違い、あの三角の山の裏側だった。
ここからは舗装路を歩いて、和恵のポイントまで戻る。北に、沖の郷山がよく見える。脊梁山脈から離れての独立峰だもの、立派に見えるよねぇ。
和恵まで帰ったら山道を歩こうな。和恵からは草ノ城山を経て帰ろうよ。案内がある、琴引山まで200分、なるほどな、ええ括りの単位だね。
草ノ城山への道、和恵コースを歩いているのだが、道の状態はめちゃめちゃええよ。県民の森だから常に手入れしているのだねぇ。
草ノ城山はあんがいに近い、近づいて、最後はぐんと坂道を踏ん張って登らなきゃならない。
頂上に着いたぁ。あれ、だれかいる、こんにちわぁ。
三角点にポールを立てて、測量の体勢に入っている。航空測量なんですかぁ。
草峠の方向を見るいいえ、GPSで測ります。え、GPS、これですか。わたしのGPSを見せる。見せたけれど、測量のGPSは見せてくれなかった、残念。
携帯電話で話し込んでいるので、割り込んでいくタイミングが掴めなかった。どんな方法で測量するのか聞き出したかったんだがな。
山頂からは、転げるように降りて行く、山腹に分岐点、右が琴引山への道なんだが、当然、ここは左への道、林道小田線への道を選択するよ。
どんどん降りて、傾斜が緩むあたりで、小田川の谷の頭、
草峠くさんだわの山が見えるようになってきた。
今は、あの山を見てももどかしい思いをすることはない、
草峠くさんだわはどこにある、これを解明してスッキリしたのだからね。
振り返れば、草ノ城山の頂上が見える。ここから見ると、台形の頂上に見えるなぁ。その台形が城を連想させたのかしらね。
もちろん、
草峠くさんだわから続く峰、それで、草ノ城山と名づけたのだろうと、命名の由来が想像できるね。
林道と合流真正面に指谷山を見て歩くようになった。あの稜線が広島島根の県境なんですよ。
尾根道が反転して谷底の道に変わってきた。もう林道に出るのは近いよ。ほら、ここだ。
あとは林道を辿るだけ、今日は舗装路歩きが多かったのが難点だが、疑問が解消して、ほくほく満足の一日だったよ。
島根県民の森からのコース
中国、雲南、琴引山2、(南から) 2005年6月9日
島根県民の森、指谷山から指谷奥 2005年8月31日
島根県民の森、草ノ城山 2005年11月21日
中国、雲南、琴引山3、(県民の森) 2006年4月27日

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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