2002年5月25日
しぇるぱぁに、しぇるぱ
山域:福井岐阜県境

快晴、夜叉ケ池三周ケ岳

 

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駐車場、鳥居をくぐって橋を渡って行く夕飯が済んだね。父と母はこれから山に行ってくるよ。明日の夜には帰ってくるからね。
高速北陸道、杉津PA、このへんで車を止めて寝ることにするか。
さぁ、朝だ、出発しようか。今庄インターから夜叉ケ池を目指すとしよう。広野ダムから岩谷川をさかのぼるんやね。
舗装が尽きたよ、地道になってきた。車が止めてある、こんなに朝早く、川には釣り師が入っているのね。ここが終点なの。
二度ほど丸太橋を渡るもう五六台駐車している、先に山に入ってる先行者がいるようだよ。ナンバーを見ると、なにわ、神戸、静岡もある、全国的に人気の山なんやな。
立派なトイレがある、すませておこうか、おや、水洗だよ、こんな山中なのにたいしたもんだ。
トイレの前にカツラの大木がある、子生え孫生えを従えて、でかい樹になったもんだね。
夜叉龍神社の鳥居をくぐって谷沿いに行くのね。ここから急登、谷底から離れるが、ずっと谷に沿って行くのね。
丸太橋を渡って、また渡って、大きく滝を迂回しながら進んで行くんだな。あれが夜叉滝なんだろうな。
大きなトチの樹谷川と道が重なるところに出てきたよ、標識があって、へぇ、トチの大木と案内してある、なるほど大きいなぁ。
ここからは谷を離れて尾根道を行くことになるのね。なかなかきついね。
尾根に出てGPSの受信がやっと順調になってきた。谷底では人工衛星の捕捉が出来なかったが、帰ってから軌跡を補綴しよう、生データはズタズタだったんだよ、どうにか軌跡を再生させました。
道は広々と整備してあるなぁ、道にクワで均した補修の跡がある、草刈りの跡がある、作業はこの一週間のうちだろうね。
夜叉ケ池斜面の木がみんな倒伏してまた上に伸びてる、雪で押しつぶされてそうなるんだろうな。中腹のブナの樹はみんな大きいね。
地面に米粒のような花びらがびっしりと覆っているよ、頭上の樹から散ったのね。
なんの鳥だろ、チョッキンチョッキンチョッキン。そうぉ、わたしにはシャッキンシャッキンシャッキンと聞こえる。あはは、そうかい。
さっきから、夜叉ケ池まで2500M、2000M、と500M毎に標識が出てくるね、あと500Mのところまで来た。
夜叉ケ池全景どう行くんだろ、稜線の頭までこのまま登り続けるのかな、あと200M、ここで横に曲がる、頭を迂回していくんだ、やれやれ。
視界が広がってきた、谷間の向こうに連山が見える、あれが目指す三周ケ岳なんだろうな。だいぶ、奥にあるように見えるよ。
潅木の茂みを越えると、ほぉぅ、これがそうなの、夜叉ケ池、きれいな澄み切った水ねぇ。
水の流出口が福井県側にも岐阜県側にもないよ、池の周囲の水際を見ると、増えもせず減りもせず、水面が一定みたいだぜ。
三周ケ岳狭い稜線の窪みに、こんな池がよく出来たものよねぇ、不思議を愛でて夜叉龍神社の祠が祭ってあるのねぇ。
池のこっち側に来てみ、岐阜県側から登ってくるひとが見える。
そうか、両方から来るのか、どっちから来るほうが人数が多いのかしら。
三周ケ岳へはこっちへ行くのか、反対の夜叉ケ池山へ登るにしても、両方の登山路の稜線は激しい岩の山ね。
ここからは突然に道が悪くなるのね、笹を分けて足元を確かめながら歩かなきゃならない。ここはウルシの木が多いんやね。
三周ケ岳頂上それはウルシじゃないよ、ナナカマド、低山といえども、ここはれっきとした中部山岳なんだよ。ほら、それがダケカンバ。
岩場に出た、最初の岩場は下側を迂回するのね、次はどうしよう、正面突破で乗り越えなきゃしょうがないのか。
やっと2番目の頭の上に出たね、広場があるから休憩、見渡すと、この先、いくつも頭を越えなきゃならないのね。
さぁ、その頭を越えていくか。ええと、幾つ越えたんだろ、笹との格闘に気をとられて、勘定できなかった。
白山と冠山やっと頂上だ、三周ケ岳、広場になっている。笹が邪魔で、三角点の柱石の上に乗って伸び上がって見るしかないね。ゴメン。
こんにちはぁ、今日は天気が良くてよかったですね、見渡すかぎりどこまでも見えますね。
あの雪山は白山じゃないかな、そうですよね、能郷白山はどれですか、離れたあの丸い山がそうですか。すると、白山手前の黒い塊りは冠山なんだろうな、そうですよね。(そうそう、と同意の反応あり)
能郷白山荒島岳経ケ岳はどれがどれやら見当もつかないね。(あれがそう、と教えてもらっても区別がつかないよ)
後ろに台形の塊りが見えるでしょう、あれは伊吹山です。右の斜面が削られているのが見えるでしょう。
なんだろうな、えらく特徴的だ、と眺めていたんですよ、そうですか、伊吹山なんですか。
さすが地元のかたですね、他の山は教えていただいても、登っていないので、聞いてもわかりません、どうもありがとうございます。
さぁ、もとの道を戻って行くか。

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詳細地図、地図上でどこで撮った写真なのか解ります




カシミール展望図をつけました。立体的に地形が浮き出て一目でイメージを把握できます。


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