竹原、忠海、瀬戸内海岸を往復

2012年2月20日

竹原から出発、忠海へ、来たコースを引き返す
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
雪の時期には瀬戸内海の海岸がええね。雪解けの道を自転車漕ぐなんて想像したくもない。竹原の海岸に行こう。
三原から呉の安浦まで自転車を漕いでいるが、竹原、忠海の間が抜けているんですよ。そこだけ自転車で走ってないのだ。今日はそこを行こう。
いつもいつも毎度のことで、ごめんなさいね、市街地の北の郊外のパルティフジの駐車場に止めさせてもらう。
道の駅に止めればええのだが、そこは駐車できる余地が少ないのですよ。ここのショッピングセンターなら充分な余力があるので、お願いいたします。
背後には朝日山がそびえている。頂上から竹原の市街地を眺めるのもええもんです。
自転車で走りだす。市役所の前まで進んで、次の交差点を東の方向に曲がって行く。
新港橋の交差点から海沿いに走って、跨線橋があるが、そこは登らないほうがええ。JR呉線を跨ぐ橋で、自転車なら踏切を渡ればええだけの話しだからね。
帰りに跨線橋をシャーっと登って行くサイクルレーサーを見たが、真似ができない。あの人たちはその道でがんばってちょうだい、わたしはわたしに似合った道で行きます。
海を眺めながらの道で、竹原・忠海の間の道はずっと海沿いの道で気持ちがよろしい。
三原・忠海の忠海寄りの1/3、竹原・安芸津の間の大部分は、かなりの部分が山の間を走るので、展望は閉ざされるは、ヒルクライミングで自転車にはしんどいは、けっこう減点ものなんですよ。
竹原から海岸沿いを走って、高崎洞門がある。
山が迫って、禿山、疎林の山なので、落石がある。落石を防ぐためにコンクリートの掩体で覆っているんですよ。
雪崩防止の洞門は普通にあるよね、落石防止の洞門だから、危険度はこっちのほうが大きいかな。
だんだんと火力発電所が近づいてくる。竹原火力発電所、電源開発(株)の施設なんですよ。中国電力のものではない。
ここから送り出している送電線は、大久野島から四国へ、三原へ、東広島へ、呉へ、山の上に鉄塔が林立しているのだよ。
その背後の山を眺めると、尖った山が烏帽子形山、その隣のずんぐりとした山が平家山です。どちらも登ったことがある。
標高は低いが、灌木矮木の山なので、登り下り、どこからでも展望がよろしい。送電線の管理道が整備されているので歩きやすい、そこがよろしい。もちろん、デメリットも、夏には木陰が少なく照り付けられる。
海岸に沿って進めば、忠海はもうすぐ近く。
忠海の市街地の背後に黒滝山の姿があります。2003年12月17日2005年1月7日、それぞれ登っています。
もっと何度も登っているような気がするが、忠海を何度も通過している、通過するのを登ったと勘違いしてカウントしているのだろうね。
忠海港からアヲハタの工場を一周して国道に戻る。さぁて、引き返そうか。
忠海高校の背後の山が歓喜山、そんなに見晴らしのある山ではないが、送電線鉄塔下から大久野島、大三島へと、展望が広がる。
エデンの海と案内があるので寄ってみる。
すぐそこの忠海女学校(現在は忠海高校)、そこの教師と教え子の恋愛のお話しなんだそうな、戦後すぐの小説で、何度も映画化されている、ということなんだそうな。
現在では、淫行条例に触れそうなケースだよねぇ、発表当時は物議を醸さなかったのかしら。
教師と教え子の恋愛を美化していかんだろう。戦後の解放期で、従来の道徳がひっくり返ったから生まれたあだ花じゃないかね。
どんどん引き返して竹原港に寄ってみる。
目の前の大崎上島などへフェリーが渡っている。行く先の港で、魚へんに休という文字がある、なんと読むんですか、めばると読むんですよ、へぇぇ、めばる。
道の駅から町並み保存地区へ向かう。
重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)というのがあって、全国に93か所指定されている。広島県では2ヶ所、ここ竹原と大崎下島の御手洗だけが指定されているのだよ。
ここはしっとりとした町並みで、なかなかええところだよ。
前を、短パンで脚丸出しのおねぇちゃんが二人歩いている、この季節にミスマッチな恰好だな、と見ていると、広島ホームテレビのカメラマン御一行が一緒だった。へぇぇ、観光レポートの撮影なんだ。 
さぁて、パルティフジまで帰ってきたぞ。今日は天気が良くて満足満足の一日だったな。

 

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パルティフジの駐車場 高崎洞門 竹原火力発電所 烏帽子形山、平家山
黒滝山 忠海港 歓喜山 エデンの海
竹原港 重要伝統的建造物群保存地区 短く言うと、町並み保存地区 重伝建地区ともいう
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