台湾、基隆キールン、東海岸を行く

2017年7月20日

基隆から三貂角を目指したが、暑くて断念、鼻頭角も諦めて、鼻頭角の手前で引き返す

 

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今回は、台湾の一番東の岬を目指すことにします。出発地は基隆キールン、北東海岸を進んで、台湾の一番東の岬、三貂角を目指すことにします。
基隆とは、台湾・台北の東側の港湾都市で、東京においては横浜、大坂なら神戸、そんな感じの港です。
いくら調べても、基隆の貸自転車事情がわからない。自分で自転車を持ち込まなきゃしょうがないだろう。折り畳みで、小径の自転車を持ち込むことにしました。
泊まったホテルはハーバービューホテル=華帥海景飯店、目の前には基隆港が広がって見える。路上に自転車を持ちだして、ここから走ることにする。
横浜港、神戸港、大阪港、日本では港の埠頭に立ち入り制限などないが、ここは一般人は立入禁止になっている。立入禁止のほうが世界標準なのかな、日本が自由過ぎるのかしら。
2号線の標識に従って進む。コンテナヤードが支線にあるが、そっちは金網で仕切られていて進入できない。
基隆自行車路線の案内があるが、この方向に独立した自転車道があるのだろうか、この白線で区切られたコースが自行車路線なのだろうか。
どうやら、自行車路線とは、自転車とバイクが自動車から保護されているレーン、だという意味のようだ。
国立台湾海洋大学の前を駆け抜ける。日本では、東京商船大学、東京水産大学、神戸商船大学は、統合して東京海洋大学になり、神戸大学に吸収された。国柄の事情が違うからだろうねぇ。
海岸線を行くようになり、海岸の水際は山の崖になる。道路は山と海岸との狭い範囲に敷設されている
地図事情はグーグルマップを頼るしかデータがないのですよ。瑞浜のあたりで高速道路が繋がっている。出口付近の危険度は?グーグルマップを拡大しても、ストリートビューを見ても判断が付かない。
予想されることは、インターチェンジ付近では自転車で横断できない、早めに下の道を横断しておく必要がある。
幸い、そんなに交通事情は頻繁ではない。自動車の切れ目を狙って道を横断する。
海浜隧道を突き抜ける。海の浜という美辞麗句ではなく、海浜という地名があるみたい。
走っているうち、なんだか凄い工場廃墟が見えている。金鉱の精錬所跡のようだ。この山の上に、九份と金瓜石の二つの金鉱山があって、掘り出した鉱石をここで金に精錬していたのだそうな。
さらに進もう。山側に、交通部観光局東北角海岸国家風景区というモニュメントがある。洞門がある。山側と地面と天井の三面をコンクリートで覆って、海側に格子状の窓が開いているトンネルのこと。
ちょっともう、さっきからフラフラしてきているのだよ。熱中症になりそう。片目それぞれつぶると、視野が微妙に違っている。
このあたりは南雅奇石という地名のようで、海岸は岩浜で、釣り人が何人も釣竿を垂らしている
もう少し進めば鼻頭角の岬なのだが、熱中症の惧れもあるし、時計と相談すると、帰るまでに日が暮れてしまうかもしれない。えい、ここで引き返そう。
断念した方向、やって来た方向、それぞれを記念写真に収める。実のところ、ここで打ち切って正解でした。体力的、時間的に、これ以上進むのは無理だったみたい。
海岸の岩場を眺めながら、洗濯板をを眺めながら、引き返して行く。
金瓜石への道、九份への道、分岐をそれぞれ過ぎて、振り返るとと、屹立した山が見える。あれが基隆山なんだろうな。明日はあの山に登る予定なのだ。
海岸と山裾が競い合う道を通り抜けて、平地が普通になるところまで引き返して来る。
国立海洋科技博物館の前を走り抜ける。近くに国立台湾海洋大学があるから、海洋関係ならこのあたりが本場なのだろうな。
ごちゃごちゃした下町に入って来て、路面にオートバイと自転車のマークがペンキで塗られている。オートバイ単独の場合もあるし、自転車単独の場合もある。要するに、自行車路線を示しているんだろうな。
ここまで何度も休憩を重ねて戻って来た。いったん立ち止まると、なかなか自転車のサドルに登れない。横になると意識が遠のいて棕櫚の樹の木陰で昼寝もした。
脚が攣ってしまった。いたたたた、両手の親指も攣ってしまった。とにかく水だ。がぶがぶ水を飲もう。
自転車を止めて、道端でうなだれております。眉毛の白いじいさんが心底くたびれれている。これは心配だ。自転車乗りが声掛けしてくれる。自動車を停めて具合を聞いてくれる。
顔で笑って手を振るぐらいしかできない。ありがとう、ごめんねぇ、わたしには中国語は理解できないのだよ。ダイジョウブ、ダイジョウブ、と安心感を返すしかない。
あともうちょっとだもの、がんばるさ。
しゃがみこんだ植え込みの向こうは埠頭で、豪華客船のサファイアプリンセス号が接岸している。船籍はロンドン。
立ち上がると脚が攣って痛い。自転車に乗ってサドルにまたがると、ペダルを漕いでも痛くない。よしよし、これならOKだ、ダイジョウブだ。
埠頭には入れないが、歩道を走って、ホテルまで帰って来たぞ。
あのねぇ、サイクリングには季節を選ばなきゃね。今のような暑い季節はダメ、台湾最北端の富貴角へ自転車を漕いだことがあるが、時期は11月、日暮れが早かった。陽が沈むのと競争したもの。

参考 この時の交換レート ¥10,000=NT$2,730

参考 台湾での自転車コース
2010年_7月14日 台湾、日月潭、湖畔を一周
2012年11月20日 台湾、台北の大河、淡水の河岸を往復
2014年10月22日 台湾、台北の大河、淡水の河岸を往復2
2015年11月19日 台湾最北端の富貴角Fuguei Capeへ行く

 

参考 今回の関連
2017年_7月21日 台湾、観光地九份ジュウフェン基隆キールン山(登山篇)
2017年_7月19-22日 '17年台湾、基隆から海岸を自転車で、九份・基隆山登山(アルバム)
持ってきた折り畳み小径自転車 基隆自行車路線 国立台湾海洋大学 海が見えてきた
高速道路のインターチェンジ 海浜隧道 金鉱の金瓜石、精錬所跡 北東角海岸国家風景区
南雅奇石、ここで進むのを断念 九份と基隆山 国立海洋科技博物館 基隆市街

 

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