品の滝、吉舎・甲奴・世羅、周辺を巡る

2019年_4月17日

品の滝を中心に、吉舎・甲奴・世羅を一周する

 

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このところ、尾道道の甲奴インターを出てウロウロすることが多いのですよ。
その度に、品の滝の看板が目に入る。これは品の滝に行ってみなきゃならないな。行ってみよう。
吉舎インターを出て、国道184号線を南下する。吉舎の市街地を抜けて、品の滝の案内標識があるが、通過して、雲通うずいトンネルの北に道が膨らんだところまで進む。
そこではトラックが休憩しているのを何度も見ている。そこに車を停めよう。
自転車で走り出して、品の滝の案内看板のところまで戻る。ここから入って行くと、観光客用のトイレがあって、そこには駐車場が整備されている。ここに駐車してもよかったのだ。
川沿いに道がある。自転車で入るには狭いかな。少し入ったあたりで自転車は置き去りにして歩き始める。ここが品の滝、一の滝。
なるほどなぁ、幅広の滝だね。落差は短いが水量はなかなかのものだ。
さらに奥に、二の滝、三の滝があるのだが、靴が自転車用のビンディングシューズなのだ。ペダルに金具で嚙合わせる靴なので、山歩きには向いていない。ここで引き返そう。
これから谷の奥に入るのだが、勘違いして進む方向を間違えた。砂利道なので、変だ、変だとは感じてはいたが、これはもう行き止まりだな。
道を間違える時には、思い込んでしまう。希望的観測で間違い材料を打ち消してしまう。とことん行き詰って、やっと間違いに気が付く、そういうもんだよ。
トイレのある分岐まで引き返す。舗装路の広い道が谷を登っている。その道を行けばええのだ。
谷はたんぼ沿いに登って行く。
おばあさんがいた。この道は水呑集落に行きますかぁ。
あんたぁ、どっから来たんね。水呑集落に行きますかぁ。どっから来たんね。こりゃぁダメだ、さよぅならぁ。
おっさんがいた。この道は水呑集落に行きますか。行くよう。ここが水呑集落の入り口じゃけぇ。この上がずっと水呑集落じゃ。どうもありがとう。
坂道が急過ぎる。自転車を下りて押して歩かなきゃもたない。
集落に入った。おっさんに聞いてみよう。あの斜めの急坂が正しい道ですか。そうよ、あの坂を登りゃぁ峠になるけぇの。そうか、もう一息なんだな。
斜めの坂道から登って来た道を振り返る。谷の入口からしばらくはペダルを漕いだが、ここから見える範囲では自転車から下りて押して歩いて来たなぁ。
ここが地蔵堂の峠雲通うずいから登ってくる道と水呑山の麓の道が合わさる道なのだよ。品の滝への標識がある
先日、水呑山には登ったばかりだ。2019年4月11日「近郷近在、甲奴と吉舎の境界の山、水呑山
峠には地蔵堂が鎮座している。水呑山に登った時も、道を聞いたら、お地蔵さんの峠と呼んで道を教えてくれたことがある。この辺では、お地蔵さんの峠と名付けられているのだろうね。
ここからは下り坂、下り切ったところに観光看板がある。ここにも品の滝への矢印がある。
県道428号線に合流する。このまま県道を走って行く。
ところどころ、品の滝の二の滝三の滝への案内矢印があるが、これは信用できないのだそうな。品の集落で住民から聞いた話だが、草が繁って通れないと言っていた。
二の滝、三の滝に行くなら、麓の一の滝から向かうのが間違いのない道なのだそうな。
県道424号線に合流する。ここから県道424号線が始まるので、県道428号線のまま進んで行くのだ。
品の集落の峠の上に到着する。峠の東側斜面にも西側斜面にも民家があり、峠の上にも民家がある。どんづまりに集落がある例なんですよ。
ここからは頭士山の山裾を巡る水平道で、世羅町との境界を越える。
頭士山には二回登っている。2019年2月24日「近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山」2019年3月14日「近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山全部踏破
今日のコースの最高点がどこだか曖昧なまま進んで、自然に下りの道になる。
この前の2019年3月20日「三次市甲奴町から世羅町、宇賀、品、山田川ダム、小童」では、品山集落から赤根集落へ左折したが、今日は直進する。県道428号線をそのまま進んで行くのだ。
分岐点に記念碑がある。記念碑の表面は岩が剥落して文字が消えてしまっている。何の記念碑かは知らないが、ここで弁当を食べることにする。もう少しで12時になろうかという食事時なんですよ。
直進すると、サンワファームがある。観光農園なのか、観光農園ではないのか、よくわからない。売店が見当たらないので観光客の呼び込みはしていないのだろうな。
ここを過ぎると、一挙に下り坂になる。ブレーキを引きながら進むのだが、いっぱい引いても効きが悪いので怖いじゃないか。
途中で遠くに民家が見えていても、何という集落かは不明なのだよ。道の脇に民家が密集する集落を通り抜ける。集会所の看板には宮地谷集会所、宮地谷集落なのだ
谷が開けて、安田の中心に出てきた。この路地の奥に大見自治センター、地図を見ても大見という地名はない。昔々、大見村があったのだ。その大見村の区域を大見自治センターがカバーしているのだ。
もともとはここに大見小学校があったのだ。閉校後、大見自治センターとして引き継いでいるのだ。
国道184号線に合流する。高速道路の尾道道が出来て、交通量は一挙に減った。減ったけれども、車道を走る気は起こらないね。歩道を走ることにする。交通違反なのは知ってますよ、でも、車道を走ると、怖いものは怖い。
戸張トンネルがある。トンネルは通りたくない。昔ながらの迂回路を進む。雲通うずいトンネルがある。やっぱり、トンネルは通りたくない。ここも、昔ながらの迂回路を進む。
トンネルを出たところに三次市との境界看板がある。トンネルの真ん中が境界なんだが、看板を建てるにはトンネルの外に建てなきゃね。ただ今工事中の看板なのだよ。
ここから出発地、国道の道の膨れたところは近い。道の膨れたところでトラックの運転手は休憩している。あちこちで邪険にして道の膨れを狭めているのは、意地悪なことだと思うよ。
立ションベンしたり、タバコの吸い殻やごみを捨てたりで、嫌われるからだろうね。それでも、ここでは道は膨れたままで、駐車を許している。
さぁ、帰って来たぞ。一周して来た。逆回りしても、登り坂は降りて押さなきゃならないだろうね。いいや、漕いで登れる、頑張れば出来る。それは凄い、あんたは神だよ。坂バカの山の神。
雲通トンネル北の駐車場所 品の滝 まちがえた 水呑集落の急坂
県道428号線に合流 県道424号線 品の集落
世羅町との境界 県道428号線を直進 国道184号線に合流 三次市との境界
参考、関連のコース
2017年_5月23日 三良坂から世羅町、往復
2017年10月_9日 世羅郡世羅町、目谷ダムから京丸ダム
2019年_3月20日 三次市甲奴町から世羅町、宇賀、品、山田川ダム、小童
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