府中市上下町から神石高原町役場まで、往復

2019年_6月24日

上下から、神石高原町小畠まで、往復

 

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府中市の上下、神石高原町、それぞれ、そこを中心に自転車で走り回っています。ただし、上下と神石とを結んだコースは走ったことがない。
その間に激しい峠があるのを知っているから、どうしても、その気が起きない。
馬鹿言ってんじゃないよ、峠のひとつふたつを避けてどうする。行こうじゃないの。ふたつの地点を結んでみようじゃないの。
上下の市街地の西側のグラウンドに駐車する。ここなら駐車場はガラガラで、誰にも迷惑をかけることがない。
前に駐車したときは、セメント舗装の枡目に駐車したのだが、駐車禁止の札があるので、砂地の駐車場にとめることにする。
グラウンド内にヘリポートがあるんですよ。セメント舗装の駐車場所はヘリポートに差し障りがあるのかしらね。
鉄道線路沿いの道と、昔ながらの商家が並ぶ道との分岐なんですよ。自動車で通り抜けるのは遠慮してしまうが、自転車ならはばかることなく通り抜けることが出来る。
白壁の街として名高くて、辻行燈風の外灯が置いてある。上下が天領なのが自慢なんですよ。
天領について考えることがあります。
今後、人口が減少して、市町村を維持できなくなることが予想される。そんな破綻した自治体は天領として政府が直轄する。市町村長は置かずに政府が代官を派遣する。政府ではなく県庁が仕切ってもよろしい。
いや、冗談じゃなく、自治体の長に立候補する人材はいなくなる。議員も同様。役場の職員を維持することも難しくなる。
近い将来、ほんとに天領、代官にせざるを得なくなるだろうと思うよ。小学校、中学校に通う子供がいなくなるのは、もう間近に迫っているのだよ。
国道は南に向かうが、そっちには行かない、東に進む。上下川の橋を渡ったところで県道は分岐している。ここからは峠に向かう道を登る。
坂道を登り切ったぞ。峠の頂上に分水嶺の石碑がある。上下川に向かえば、最終、江の川から日本海に流れる。矢多田川に向かえば、最終、芦田川から瀬戸内海に流れる。
ここの地名が二森なので、二森峠とでも呼ばれているのかしら。
いっぺんドンと坂道を下りて、矢多田川に沿って進むようになる。川沿いの道を行くゆるゆるとした登りなんだよ。
階見しなみの市街地の手前に八幡神社がある。目を引くポイントはそれぐらいかな。
階見郵便局があるが、簡易郵便局というか、三等郵便局というか、土地の名士が受託している郵便局なんだね。民家の一部分が郵便局になっている。
神石高原町の境界が現れる。たんぼが尽きて、両方から森に閉ざされるあたりなのだよ。そこだけ森に塞がれて、再び、谷が開けてくる。
そこは高蓋の地域、高蓋郵便局があるが、簡易郵便局や三等郵便局ではなくて、日本郵政株式会社の直営局なんだね。
集落の外れに県道の分岐がある。直進は県道26号線、左折して登って行く道は県道27号線、左折して登り坂の道を選ぶ。
この峠はそんなに苦しくはない。大して抵抗しないので楽に登って行ける。
峠を越えると平地が広がる。倉敷で瀬戸内海に流れ込む高梁川、その支流の小田川の源流地帯なのだ。
実は、小田川を高梁川まで追いかけて行ったが、肝心の源流はどこの谷から発しているのかは突き止められなかった。上流で溝川・用水路になっていると、どれが本流か判断が付かなくなるんですよ。
世羅高原町の町役場のある小畠の旧街道は道が狭いので、バイパスが脇に出来ている。バイパスを行かずに旧街道に進んで行く。
バイパスと旧街道の間に保育所があって、新しい町役場はその近所に出来る、という噂を聞いています。
信号のある交差点、小畠、ここを左折して山の方向へ進んで行く。軽トラは擦れ違いできるが、バスならすれ違いはムリ、これじゃぁ町役場は引っ越ししなきゃならないよね。
ここが神石高原町町役場、役場や支所に出会うと、必ずトイレを拝借しております。用事もないのに役場には入るのは気が咎めるが、トイレを貸して、と言えば問題なくオフィスを観察できます。
神石高原町が発足するのに、普通なら油木に町役場を置くと思うじゃないですか。三和町が横槍を入れたのだそうです。福山市に合併したい。
なだめるのに、町役場を三和町の小畠に置くと譲歩して、合併が完成したのだそうです。これが三和町の旧役場で神石高原町の町役場。
で、町役場を置いたけど、道が狭い。新しい庁舎を建てて移転しなきゃならない、ということなんですよ。
役場から小畠交差点まで戻る。横山百貨店とあるが、雑貨店だよねぇ。ビルを建てた時の心意気は、目指せ、百貨店、だったんだろうね。
上の地域と高蓋の地域を分ける峠を越える。小田川(高梁川)と矢多田川(芦田川)を隔てる峠なんだよ。どっちも瀬戸内海に流れる川なんだが、この場合も分水嶺と言ってええのかね。
高蓋を過ぎて階見に入る、府中市の境界看板を見る。絵柄があやめだから、上下を象徴しているのだよね。
矢多田川から別れると、一転、峠の坂道を登って行く。やっと登り切った。この先にはもう急な坂道などはない。
上下の東の外れまで戻って来た。信号のある交差点の名前が辰の口、何やら由緒ありそう名前だよねぇ。辰の方向は南東方向だから方向は違っているんだよね。
街道から離れて山沿いの道を進むと、翁座の前に出る。大正時代に建てられた芝居小屋なんですよ。芝居も映画もやったそうです。
今は閉ざしている。消防設備とか現代の規制にはとても対応できないことでしょうよ。
上下川沿いに進んで、府中北市民病院の前の昭和橋、たぶんこの橋が最後の橋だと思うよ。この先を下っても、もう橋がない、道がないだろうと思うよ。
グラウンドまで戻って来たぞ。やれやれだね。上下から神石高原町役場までの往復、もっと距離があると思っていたが、そうでもなかった。
上下町郊外のグラウンド 上下は白壁の街 分水嶺石碑 ここから神石高原町
高蓋の県道分岐 高蓋と上との間の峠 バイパスと旧街道 小畠交差点
神石高原町役場 ここから府中市上下町 辰の口交差点 翁座
参考、関連のコース
2009年_9月13日 広島中部の甲山・上下を往復
2012年_9月13日 福塩線、上下駅から府中駅、八田原ダムも
2013年_5月_6日 神石高原町、宿題に残した西の半分
2013年11月_8日 小田川、上流部、神石高原町、その1
2017年_6月12日 上下駅から府中駅、往復、今度は完走
2019年_1月30日 福塩線、塩町駅から上下駅、往復
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