2008年11月12日
しぇるぱ単独
山域:台湾、台北市郊外

タイペイ、陽明山国家公園、七星山

 

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バス停陽明山毎年、年に一回は外国の山に登っています。去年までに6年連続、今年もどこかに行きたいな。
漢字と英語が通用する国がええな。台湾にはまだ行っていない、そうだ、台湾に行こう。
台湾には三千米級の山がなんぼでもあるが、抽選なんですよね。くじが当たると決め込んで日程を組むわけにもいかない。
いつかは3000M超の山を目指すとしても、まずは台湾の低山から始めなきゃならないな。
ネットで探して、タイペイの郊外に、陽明山国家公園というのがあるのだそうな。そこの最高峰が七星山というのだそうな。そこを登ろう。
去年、一昨年と香港の山に登っています。
広島から香港ヘは直通便がないんですよ。タイペイの桃園エアポートで乗り換えて香港へ向かわなきゃなりません。
だから、桃園エアポートも、馴染みがあるような、始めてのような、去年まではトランジットの方向へ曲がっていたが、正面のイミグレーションの窓口に向かうのは始めてのことです。
この空港は鉄道がないので、バスでタイペイ市内まで向かわなきゃならない。
陽明山旅客中心えーと、バスは、バスは、案内に従って、こっちの方向かい。その前に、コインが要るから両替しとかなきゃね。
ここから先は、ガイドブックにも書いてない応用問題です。
ここで降りればええだろうと見当を付けたバス停で降りる。
こっちのほうだろうと付けた見当はぴたりと当たって、第一大飯店、ファーストホテルに到着しました。
安い値段で予約したので、窓のない部屋、しゃぁないなぁ、これも値段相応だと諦めなきゃしょうがないね。
翌日は雨、どうにもならんな、今日は市内観光に充当するか、明日、晴れるとええね。
その明日、降ったり止んだりの不安定な天気だが、昨日よりはましだね。麓まで行って判断しよう。
ここタイペイでは地下鉄のことをMRTと呼ぶんですよ。同じ地下鉄を香港ではMTRと呼ぶ。
台湾では Mass Rapid Transit 、香港では Mass Transit Railway 、省略せずに呼べばこういうことだそうです。
北投駅まで行く、ここでは駅とは呼ばない、北投
たん、同じ漢字でも用い方が違うんだねぇ。
バスに乗るんだが、料金は知らない、解らない、コインをいっぱい握り締めて、運転手に適当に取ってもらうのですよ。
苗圃登山口バスは坂道をどんどん登って、眼下に湯煙の出る地獄谷が広がっている。バスの中にも硫黄の臭いが流れてくる。
北投は温泉の保養地で、スパーやホテルがたくさんあるが、温泉の源泉はここなんだろうか。
陽明山のバス停に到着、登山口だろう、寂しいところだろうと思い込んでいたのだが、なんのなんの、バス停の前に郵便局もある、住宅地でした。
バスの車庫があって、名前が陽明山
たん、陽明山のバスターミナルといった意味なんだろうね。
車道と歩道を分けてある、遊旅客は車道を歩いちゃいけない、歩道を歩くように、ということだな。
その歩道を歩くと、陽明山旅客中心、センターがあって、陽明山の自然の展示があったり、イラスト地図があったり、そんな施設なんだね。
なんてったって、国家公園、ナショナルパーク、日本でいう国立公園と同じことなんだろうね。
居合わせたジジババ軍団に、七星山の地図を見せて、山の方向を指差して、あっち?こっち?と聞いたのだがーーー
立派な石の階段手招きして一緒に行こう、こっちこっち、と案内してくれる。
言葉は解らなくても、しぐさは解る、こっちだよと道標の矢印を示してくれて、別の方向へ歩いていった。
ほんとは、困ったな、と戸惑っていたのですよ。
ほんまにジジババなんですよ、ずっとこのまま一緒に歩くには体力が違う、別のコースへ別れてくれて助かったな。
道には、道標が繰り返し出てくるが、ありゃぁ、どういうことだろ、なんぼ歩いても示す距離が縮まらない。
こういうことなんだよ。
さっきの分岐が苗圃登山口、目標の七星山主峰まで2.27KM、目前位置you are here この数字がスライドする。
数字が動いて出発地からなんぼ歩いたが示される、頂上までどれだけか、それは引き算して答えを出すことになるのだよ。
いくつもの道標をながめて、やっと標示の意味を理解したもんです。へぇぇ、そういうことだったの。
立派過ぎる石段だね。出発地からどこまでも木の階段、石の階段が続く。
七星山主峰頂上まで途切れることなく続いていて、ほとんど地面を踏むことはなかった、のだよ。
冷水坑、七星公園への分岐があるが、七星山主峰目指して歩いて行くのだよ。
七星山の現地読みにMt.Cising とある。
道標を指差して、道端のひとに、シーシン?チーシン?と問いかけると、チーシンと帰ってくる。そうか、チーシンシャンと発音するのか。
七星公園への分岐を過ぎると、道は尋常ではない傾斜で、反り返っている。
こんな場合、石段があるのは有難いよなぁ。
石段が無かったら、雨水の流路でえぐれて溝になって、道は崩壊して崖地になっていたことだろう。
登るにつれて、背の高い喬木は背丈が低い潅木に姿を変え、ススキなどの草原に植生を譲っていく。
海抜高度1000公尺と標示がある、1000Mなんですよ。
実は、この山は1000Mを越える山と認識していなかった。
七星山東峰神戸の六甲山、大阪の生駒山、その程度の都市郊外の山だと思い込んでいたのですよ。
ここで始めて値打ちがわかったぞ、大都市近郊で1000Mの山に登れることはそんなにあるもんじゃないのだぞ。
ネットで調べたのだが、印刷物と違って、標高などの基本がスルーしてしまう、ネットでは見ても頭に残らないものだねぇ。
乗っ越しをまたいで頂上部分に入る。七星山の主峰と東峰との分岐があって、主峰へ向かう。
岩の間をすり抜けて、ここが七星山の主峰なのかい。
標高1120Mとある。へぇぇ、おみそれしました、そんなに高いとは思っていなかった。
風に乗って、硫黄の臭いがここまで届いている。反対斜面には温泉が湧いて硫黄も析出する湯畑があるのだねぇ。
一等三角点がある。帝国陸軍参謀本部の様式そのままに残っているよ。
韓国では、風水でいう都市の龍脈に杭を打ち込んで流れを止めた、ということで、三角点を掘り出して廃棄しているのだそうな。
そのまま大日本帝国の遺産を流用する台湾と、日帝の残滓があるのが我慢できない韓国、これほど違うのだよ。
七星山を振り返る雨はあがったのだが、ガスの中でなんにも見えない。
このまま居てもしょうがないから、東峰へ向かおうか。
七星山、東峰、海抜高度1106公尺、公尺とはメートル法でメートルのこと。
三等三角点がある、ここのも帝国陸軍参謀本部の様式そのままの姿で存在する。
山頂は平らなんだが、平らなのはここだけ、下りの道はただごとじゃない傾斜で落ち込んでいる。
その下りの道がことごとく石段で
しつらえられているのには驚くね。
こんな作業がしづらい急傾斜で、よくまぁ石を運び上げて、並べて、垂直水平を守って、石段に仕立てたことだと感心するよ。
ほぼ麓近くまで降りてきたのかな、目の前のアズマヤは七星公園の一部なんだろうね。
そっちへ歩けば、もと来た道と合流するのだろうが、このまま進み続けるコースを選びたい。
通信の鉄塔があって、その先に別のアズマヤがお出でお出でと手招きしている。冷水坑へ進む道を行きたいよね。
冷水坑尾根は曲がりくねって、段々と冷水坑の駐車場のほうへ誘導されている。
駐車場の管理事務所でバスの便を聞いたが、おおむね2コースあるということだった。
管理事務所から出れば、バスが近づいてくるのが見えている。バスの番号を見ると、MRT北投
たんへ進む番号だった。
ラッキーと飛び乗ったが、そうはうまくはいかない、陽明山
たん、陽明山のバスターミナルまでで、ここで別のバスに乗り換えなきゃならなかったのだ。
ここでは、MRT北投
たんへのバスより、台北たんへのバスのほうがダイヤが多いのだそうな。
乗り込んで、今度は後払い、途中の中国文化大学で学生たちを乗せて満員で、終点は剣潭
たんで降ろされてしまった。
ま、ええさ、ぜひとも台北駅まで行きたいわけじゃない、MRTの駅まで運んでくれれば文句はない。
例によって、コインを手のひらにいっぱい並べて、運転手に適当にピックアップしてもらう。
翌日のこと、台湾で一番高いビル、タイペイ101に登って陽明山を見る。ビルの展望台に登る目的はこういうことなのだよ。
展望台の説明板七星山、あそこに登ったのだよぉ。山の姿、それを確認したいじゃないか。
その日はまだ降ったり止んだりで、陽明山の方向はガスに包まれている。肝心のところが見えない。
山の稜線はぼんやりと霞んで絵姿にならないので、代わりの手段、展望台の説明板の写真をパシャリ、本来なら、こんな姿の山なのだよ。
アルバムに、「08年台湾タイペイ街歩き」を収納しています

 

参考 台湾での登山コース
2010年_7月15日 台湾、日月潭国家風景区、水社大山
2012年11月19日 台北、陽明山の前山、紗帽山サオマシャン
2014年10月21日 台湾の天上山、手前の偽ピークで果てた
2015年11月20日 台湾の象山・拇指山、麓から頂上まで石段の山
2017年_71月21日 台湾、観光地九份ジュウフェン基隆キールン

 

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