2018年_5月11日
しぇるぱ単独
山域:台湾 日月潭国家風景区

台湾、日月潭国家風景区、水社大山、再び

 

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台湾の山で、未踏のまま引き返した山があります。2010年7月15日「台湾、日月潭国家風景区、水社大山」このままでは、登り残した感があるので、なんとか登り切ってしまいたい。
実のところ、頂上まであとどの位登ればええのか、よく分かっていなかった。ネットを探して
愛迪生的山林筆記」中国文で読めない、翻訳したものが「エジソンのフォレストノート」、末尾に地図と断面図が載っている。これはよく判る。大きく参考にさせてもらいました。
前回に泊まったホテルは、日月潭晶園休間渡暇村(Cristal Resort)、日月潭の湖畔から内陸に入り過ぎていて登山口まで遠かったのだ。
そこを反省して、水社大山の登山口にホテルを取ろう。カパムムB&B、(嘎巴暮暮會館)、ベッド・アンド・ブレックファーストの形態なんですよ。民宿とうたっているが、じゅうぶんホテルと言ってよろしい。
ここの地名は伊達邵(イタタオ)、タオ族のイタ集落、どうやらそういう字義解釈らしい。部の文字だろうと早合点したが、よく見れば違った、邵という文字だった。
伊達邵(イタタオ)の門を潜って、水社大山の登山口に向かう。登山口には、水社大山登山歩道の石碑がある。ここから石段を登って行くのだ。
近所に青年活動中心(センター)がある。そこへの分岐に差し掛かる。このあたりにビニールのリボンがへんぽんと翻っている。
各地の山岳会の、来たぞ、来たぞ、の旗指物なんですよ。活動の威勢を世間に示しているんですよ。一方で、これはゴミじゃないかと眉を顰める人もいるけどね。
片っ端から写真に撮ってコラージュしてみました。このビニールリボンの習性、次世代、次々世代に受け継がれていくかしらね。民族性だもの、この感覚は引き継がれて行くと思うよ。
同じ物が韓国山岳会にもあります。広島のローカルな山で、阿賀城山、そこでハングルのビニールリボンを見たことがあります。台湾と同じ使い方でした。外国にまで遠征して撒き散らすとはねぇ。
ところどころ、休憩所と言うべきか、バルコニーがある。展望がないから展望所ではないよね。
道に倒木がごろごろ転がっている。跨げば通れるから、倒木を片付けることなく転がしてある。合理的と言えば合理的、ずぼらと言えばづぼらでもある。
青年活動センターへの上の分岐に差し掛かる。前回、雨に降られて、こっちが近いかとセンターへ駆け込んだことがある。
標識を見定めてさらに奥に入って行く
ロープが道に沿ってあるが、これは、ロープで体を支えるためだけじゃない。道はここにあるよとロープで教えてくれているのだよ。
間もなく竹やぶに入って行く。道は竹の葉に覆われている。こんな場所ではロープがガイドになるんですよ。無暗に竹やぶの中を自由に歩くと、道を見失ってしまう。
竹やぶが広いねぇ、でも、感心なことに竹やぶを間伐してある。放置しておくと竹の密林になって、日光もささず、風も通らない竹やぶになってしまうからね。
展望台がある。ここが唯一の展望所なのだよ。伊達邵の市街地が見えている。水蒸気を含んでいるので、見通しが悪いが、ここでしか展望がないので存分に楽しむのだよ。
この先は、残念なことになります。下り坂なのだよ。せっかく登った高度を吐き出さなきゃならない。どんどん下って、鞍部に差し掛かる。
鞍部では竹林を切り開いて、台湾欅を植林している。老化竹林更新造林事業と看板が出ている。前に来た時はこういうのは無かったな。8年も経過すると風景も変わるものなんだね。
ここからは登り坂、板の土留めが踏み込みが高くなって、膝を高く上げなきゃ届かなくなる。粘土帯を越えるのに、靴跡の窪みが深くて、これほど足場を抉るとは、ずいぶんの登山者が登ったものなんだなぁ。
京都嵐山の竹林で、落書きの刻み込みがあるとニュースで見たが、ここでは別の禁止事項が書いてある。
竹の肌に「盗筍法辨」とある。たけのこを盗むと法で処罰するよ、ということなんでしょうね。ここでは落書きで困るのではなく、たけのこの盗掘が悩みの種になっている。
上の展望所まで到着した。残念なことに水蒸気が濃くてほとんど展望が効かない。
前に来た時にはロープウェイがよく見えた。九族文化村と日月潭の水際を結ぶロープウェイがあるのだ。そのロープウェイ越しに九族文化村を見る展望台なのだよ。
実はね、今日の競争相手は2010年のわたしでした。なんとしてでも、8年前に登ったところまでは頑張って競争するぞ。出来れば、さらにその先に進むぞ。
ところがね、2010年のわたしはここまで4時間以内で到着している。2018年のわたしはここまで5時間半も要している。明らかに体力が落ちたなぁ。ちからが落ちたなぁ。
もうここで引き返さないと、日が暮れてから山の中を歩くことになる。ここで引き返そう。2010年のわたしに挑んでも、とても勝てないとわかった。
へとへとになりながら、鞍部まで降りて、坂道を登り返して、最初の展望台まで帰って来た。伊達邵から出発する観光船の航跡が見えている
ここからは下りばっかりだが、いくら下りでも、スタスタと歩くわけにはいかない。やっぱり一歩一歩踏みしめながら歩かなきゃならない。
2010年には6時間半で往復していた。この2018年では9時間要している。ちょっとがっかりですね。しかし、これが現実なのだ。思い知らなきゃならないことだね。
明日は日月潭の湖畔を自転車で一周します。自転車のHPを作成する作業にこれから取り掛かるので、もうちょっと待ってね。

参考 この時の交換レート ¥10,000=NT$2,583

参考 台湾の山
2008年11月12日 タイペイ、陽明山国家公園、七星山
2010年_7月15日 台湾、日月潭国家風景区、水社大山
2012年11月19日 台北、陽明山の前山、紗帽山サオマシャン
2014年10月21日 台湾の天上山、手前の偽ピークで果てた
2015年11月20日 台湾の象山・拇指山、麓から頂上まで石段の山
2017年_7月21日 台湾、観光地九份ジュウフェン基隆キールン
カパムムB&B 伊達邵(イタタオ) 水社大山登山口 最初は石段の道
木の階段に変わる 青年活動中心への分岐 ロープが続く 竹やぶの中
展望台 谷へ降りる 谷底の鞍部 ここの展望台までで、引き返す

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

参考 今回の関連
2018年_5月23日 台湾、日月潭、湖畔を一周、アゲイン(自転車篇)
2018年_5月21~24日 編修中(アルバム)