鳥取、島根の県境を縫って、船通山山麓一周

2013年9月9日

南の多里から時計回り、鳥取県→島根県→鳥取県

 

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県境の山を自転車で巡るのが恒例になってきました。比婆山山麓一周道後山山麓一周、近くに目をやると、船通山が浮かんできた。
船通山は、島根県からも鳥取県からも登れる山で、山麓を目で追うと、自転車のコースが取れそうだね。
鳥取県日南町多里の駐車場に車を置こう。
ホームランド多里という店があるのですよ。そこの駐車場に置いてはまずいだろう。隣接して、公共スペースの駐車場があるからそこに置こう。
しばらくは国道183号線をたどる。橋を渡ったところを左折、島根県の奥出雲町横田へ向かうのだよ。
今日は自転車のペダルが軽い。
先月も先々月も、いやもっと前から、ペダルが重いなぁと感じていました。
思い立って、チェーンを掃除する道具を買った。アマゾンで買ったのだが、輸入品だった。しまったなぁ、円高の時代に買っておけばよかった。
今まではKURE556とか、液体グリスとか、ま、適当に手当していたわけです。
この Park Tool社 の Chain Gang Cleaning System・CG-2.2 使ってみると、液体が真っ黒になって、汚れが激落ちです。
それだけ、ちり・ほこり、錆・鉄粉をチェーンに付けていたのだなぁ。歯車がガリガリ噛んでいたわけだ。摩擦を起こしていたわけだ。
で、使ってみると、ペダルが軽いわけですよ。今までは、常に遅速=1速でしか漕げなかったのが、2速3速でも可能になった。
ここが船通山への登山路の分岐、鳥取県側からはここから入って行くのだよ。こっちから入ったほうが距離は短い。
どんどん坂道を登って、ここが鳥取県と島根県の県境。峠の名前がねぇ。地図には竜駒とある。島根県側の斜面に龍駒石の案内があるので、それが由来かもしれない。
実は、奥出雲町の横田庁舎で聞いてみたんですよ。役場にはだれも峠の名前を知っている人がいなかった。
無名の峠かもしれないし、地図にあるように竜駒という名前なのかもしれない。
峠からは一挙に降りて行く道なんですよ。登りはずっと漕いで登った。島根県側から逆に登るなら、漕いではよぅ登らん。押して歩くだろうねぇ。
横田の市街に入って、ここがJR木次線の出雲横田駅、風格がある駅舎だよねぇ。
駅員の居る駅のようだよ。出雲横田駅終点の列車が多くて、備後落合に行く列車の本数は極端に少なくなるのだよ。中間の終着駅なんだね。
横田の市街を抜けて、斐伊川に沿って進んで行く。
常に船通山が見えている。島根県からは船通山はよく見える。鳥取県からは登山口まで近づかないと見えてこない。親しい疎いの差は歴然でしょうね。
ここが島根県側の船通山登山路の分岐、この先に斐乃上温泉があって、そこからコースは始まるのだよ。
登山路のほうに向かわず、県道を行くのだが、工事中なんですよ。
砂利道を進まなきゃならない。デコボコにタイヤが取られて、これは漕いでは進めない。降りて押すしかない。
ほんとはね、降りなきゃならないほどの傾斜じゃないのですよ。ただね、ずっと自転車に乗ってきたのでくたびれた。
工事箇所を通過したので再び乗車、あれ、峠の雰囲気だよ。
ここが県境でした。島根県鳥取県の県境、
万才峠ばんじょうだお、読める読み方ではないよね。万上峠だったのが書き間違えて万才峠となった、のかしら。
ここからは鳥取県、県境近くまで民家があるよ。集落名が
阿毘縁あびれ、これも読める読み方ではないよね。
対馬には阿比留という姓が多いのだが、阿比留+縁=
阿毘縁あびれ、これなら説得力があるのだが、対馬は遠いよなぁ。
阿毘縁あびれの境界に峠がある。名前がないようだが、阿毘縁あびれ峠とでも命名しとこうか。
次の集落を越えて、再び峠がある。
大入峠だいにゅうとうげ、ここは[だわ]じゃないの、[とうげ]と読むのかい。中国地方ではだわが多いのに珍しいこと。
この先は七曲り八曲り、ヘヤピンカーブの連続で凄いことになっている。ここは下りで良かったなぁ。逆コースにしていたら押して登るしか仕方がない道なのだ。
鬼林山が正面に見えていて、その鬼林山の麓目指して一挙に下って行く。
国道183号線に合流する。信号があって、矢戸という名前、そう言えば、今日のコースで交通信号に出会ったのはここだけだ。
ここからは国道を多里まで登って行くだけなのだよ。
国道にはトラックがブンブン通っている。自転車は車道を走るべきだ、と主張する人がいるが、きみは原理主義者か、命と相談してものを言って欲しいもんだね。
都会で歩道に歩行者がいるならともかくも、ここはどこにも歩行者などいないのだよ。
ここの歩道は車が通れるほどのじゅうぶん過ぎる幅があるのだよ。縁石で区切られた安全なほうを通らなくてどうする。
朝に曲がった横田への分岐まで戻ってきた。ここから多里の駐車した場所まではほんのすぐそこだ。
帰って来ました。
今日はチェーンの掃除のテストとなりました。効果あり、効果抜群、ということを報告しておきます。
参考 自転車篇で、このコースとどこかが重なっているページはこれだけあります
2008年_9月17日 県境、広島、島根、鳥取、岡山、ひとまわり
2011年10月26日 島根の斐伊川、上流域
2013年_8月19日 道後山山麓一周(広島県鳥取県)
登山篇 船通山
2003年11月18日 島根鳥取県境、船通山
2006年_9月29日 船通山、鳥取県からは短時間

 

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ホームランド多里 橋を渡って左折、横田へ 船通山登山口へ、鳥取県側 鳥取島根県境、竜駒
出雲横田駅 船通山 船通山登山口へ、島根県側 島根鳥取県境、万才峠
大入峠 九十九折り、ヘヤピンカーブ 国道183号線と合流 横田への分岐まで帰った

 

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