国道54号線、雲南市役所から宍道まで往復

2018年6月9日

雲南市役所から宍道、往復、加茂岩倉遺跡にも

 

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国道54号線シリーズ、あと残りわずか。雲南市役所の駐車場は、土曜日なのにけっこう自動車が駐車している。出入口から人が出入りしているので、わたしもトイレを拝借する。
さて、出発しようかね。
最初から坂道なんですよ。長い工事で、ここ数年、ずっとここは工事中じゃないかね。北に行く道はまだしも、南行の道は自転車には狭いスペースしか与えられていない。
坂道を登り詰めれば、道の駅がある。道の駅さくらの里きすき。
道の駅までが木次町の区域で、その先からは加茂町の区域内、坂道を下って、加茂文化ホールラメールの異様な姿が見えてくる。偉容な、ではない、異様な、としか言いようがない。
川を渡る。赤川に架かる加茂柳橋。赤川を、斐伊川への合流点から源流まで自転車でたどったが、こんなところに目を付けるやつは他にいないだろうね。
また坂道を登り始める。登り詰めたあたりが中山工業団地で、日本コルマーという大きな工場がある。そこが坂道の頂上になる。化粧品の工場なのだそうな。
ちょっと坂道を下ったあたりに松江市との境界がある。宍道町との境界なんだね。宍道町が松江市に合併したので、松江市との境界になるわけだ。
坂道を下って、地図によると、木次線と並行に走っているはずなのだが、自転車で走っている目では鉄道の線路は確認できない。
高速道路の松江道の下を潜り、ただいま工事中のややこしいところを走ることになる。
54号線はここまで?
もうちょっと先で終点。
交通整理の旗振りのおっちゃんと言葉を交わし、山陰線の跨線橋の上を行き、ここが国道54号線の末端なのだ。
その先には国道9号線が走り宍道湖が見えている。道を渡って湖岸まで行きたいが、交通頻繁で車の流れが途切れることがない。
JR宍道駅に向かおう。無人駅なら勝手にプラットホームに入って行くのだが、ここは有人駅だから、そんな自由自在は通用しない。
駅から引き返し、旧街道を進む。八雲本陣がある。昔々は本陣で、わたしの若いころには旅館、料理屋だった、今は廃業して、個人の住宅になっている。重要文化財、木幡こわた家住宅。
旧街道を進んでいるうち、交差点、宍道西口まで進んでしまった。これは行き過ぎだ、間違いだ。引き返す。ここだろう、ここが国道54号線の旧街道だろう。
旧街道には木次線が並行して走っている。宍道南口という交差点で、旧街道は国道54号線に合流する
宍道東口という交差点もあるんですよ。当然のことだが、宍道北口という交差点はない。
坂道を登って、松江市と雲南市の境界を越え、日本コルマーの坂のてっぺんから下りになる。
来るときに、加茂岩倉遺跡の看板を見ていたんですよ。帰りにはそっちへ寄り道するつもりでいたんですよ。よし、行ってみよう。
坂道をキコキコ登って、加茂岩倉遺跡の案内まで来た。判りにくい案内図で、近くの人に聞いてみると、判りにくいじゃろ、赤い道を行けばええ。
ははぁ、これか、一般車両侵入禁止で、赤く染めた舗装路がある。自転車は一般車両なのかどうか、自転車は入ってもええだろ。
看板によると、銅鐸の加茂岩倉遺跡、鉄剣の荒神谷遺跡、古墳の西谷墳墓群、東からこのように連なっているいるのだそうな。端から端までざっと10キロはあるよ。
そうか、そうか、これなら自転車でぐるっと巡るコースを別の日に考えてもええな。
木の階段がある。この上に遺跡がある、ということだろうな。
階段を登ると、土に埋もれて銅鐸が置いてある。まだ半分埋まった状態、さっき掘り出したままの姿で置いてある。
当然、レプリカだろう。出土品をそのままホッタラカシとは信じがたい。たとえレプリカにしてもええ演出だよ。なるほど、出土した時はこんな状態なのかと想像できるものね。
荒神谷遺跡は前に来たことはあるのですよ。その時には、加茂岩倉遺跡のことなど知りもしなかった。
なるほどねぇ、ここから出雲平野を見下ろして、統治していたのだろうなぁ。
さぁ、帰ろうぜ。国道54号線まで戻り、道の駅で食事して、雲南市役所まで帰って来ました。今日は距離が短いもの、まだまだ元気、ホラ
雲南市役所、ここから出発 道の駅さくらの里きすき 加茂文化ホールラメール 加茂柳橋
坂のてっぺん 松江市境界 国道54号線終点 JR宍道駅
旧街道と木次線 加茂岩倉遺跡へ 銅鐸のレプリカ 雲南市役所に帰った
参考
2011年10月11日 島根の斐伊川、下流域、中流域
2011年10月17日 島根の斐伊川、中流域
2015年_3月20日 木次線その1、木次駅~宍道駅
2015年_5月10日 斐伊川水系赤川その1
2017年_9月13日 宍道湖の南岸、出雲縁結び空港から松江往復
2018年_5月14日 国道54号線、晴雲トンネルから雲南市役所まで
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